冬になったらこのお酒
そんなに量は飲みませんが、このお酒が大好きです
お酒といえば若山牧水を思い出します。
有名な歌人で大酒のみだったらしい
春夏秋冬 朝昼晩と一日中飲んでいたようです
“ 白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒はしづかに飲むべかりけり ”
なぜかこの歌はずっと前から覚えています
なぜ秋の夜なのか? 冬の夜だったらダメなのか? そんなことを想う凡人のワタシですが・・・
そのほかに酒の歌はたくさん詠んでいるらしい
人の世に楽しみ多し然れども 酒なしにして何の楽しみ
それ程にうまきかと人の問たらば 何と答へむこの酒の味
酒の歌以外にも、こんな歌は覚えています
幾山河越えざりゆかば寂しさの はてなむ国ぞけふも旅ゆく
白鳥はかなしからずや 空の青海の青にも染まずただよふ
昭和3年9月17日、44歳で没
死因は酒の飲みすぎだったようだ
葬儀当日、残暑厳しい日であったが、最後の別れの折に棺の小窓を開けたところほとんど死臭はなかったとのこと。
体がアルコール漬けの状態になってたらしい。