Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

山に還って行く棚田

2022-09-12 | 奈良県北部
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昨日=9月11日 
奈良県桜井市狛・岩坂の棚田へ行ってきました。

国道165号線から南へ入り ~ 近鉄大阪線のガード下を潜り ~ 坂道を上って行くと桜井市狛の集落、狛から西の方に見えるのが岩坂の集落である。
狛集落の中の道を登って行くと右上の方に棚田が見える

国道165号線からの距離はそんなに遠くないけれど “ 人里離れた山間部の集落 ” 感はかなり濃い




棚田の周り=山林との間には狭い林道が通っている、農作業用の林道だろう。

濡れて所々に水溜まりのある林道を通って棚田の最上部へ向かう、滑って転倒しないようにゆっくりユツクリと走る




以降 4枚は棚田の最上部より撮影


眼下に狛の集落
家々近くの棚田は耕作されているが、手前の棚田はほとんど耕作されてなく草ボーボーの状態



撮る位置を少し変えて



1枚目とほとんど同じですが、手前の耕作されてない棚田が多少判りやすい




棚田の最上部のまだ上には畑が
“ 耕運機 ” で耕している、水を引けないのです稲作はできないようだ




棚田最上部から少し下る


宇陀市榛原方面への案内板がある道
 人もイノシシも誰も全く通ってる形跡は無い、緑の絨毯のようである




バイクの向こうは 上峠展望台 へ向かう道
数年前に行ってみたが、草木に覆われてほとんど朽ちたような展望台の残骸があった




近くの谷には清流が流れる




もう少し戻って上を見れば


以前 の棚田の面影は全くない、すっかり山に還ってる




もう少し下を見れば
中ほどに少し色づいた田んぼが見える、この辺りはまだ耕作されてる




ここも モト田んぼ、でも今は田んぼの面影はない





棚田の下の方へ戻る、集落最奥部の小高い場所から棚田を眺める







棚田の中ほどまでは耕作されている田んぼは多いけれど、上の方は耕作放棄されている田んぼが目立つ

1~4枚目までは、この棚田の最上部から撮ったものです






これは集落に近い田んぼ、うっすら色づいている




岩坂の集落
手前の棚田は全滅、草ボーボー状態になってないが全部耕作されてない




昭和の時代に “ 三ちゃん農業 ” と呼ばれた時代があった。
農家の働き手が都会へ出稼ぎに行って、農村に残った じいちゃん・ばあちゃん・かあちゃん =(さんちゃん)が農業をしていたのだ。

今はそんな時代じゃなくなって、山間部の農地は荒れるがまま ~ 山に還って行く・・・   寂しい光景です




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