Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

町家のかかし巡り & 五百羅漢

2016-10-19 | 奈良県北部

奈良県高市郡高取町で 「 かかし巡り 」 をやっている。

駅前から土佐街道にかけて約200体のかかしがお出迎え、街道筋のほぼ全家が飾っていたひな祭りほどの盛況さはないが、それでもかなりの町家が参加している。 そして平日にしてはかなりの観光客が来ている。





▽ メイン会場にて




 ホントに本物の人間のようだ!

  
 こんなものまで作られている、 入室体験できるのだ!


▽ 街道の町家等にて




 さすが薬の町です、売薬の商人さん



かかし巡りの後は五百羅漢へ
五百羅漢とはインドの仏典に出て来るお釈迦様の500人の弟子のことらしい

土佐街道から山城である高取城址へ続く道路から、登山道へ少し入った岩山の斜面のあちこちに羅漢さんが彫られている

バイクを停めて200mほど山道を歩く、少しの距離でも汗タラタラだ、ほどなく目の前に大きな岩が現れる





 背丈以上の大きな岩に羅漢さんがいっぱい
 左の岩は、大きな岩が割れて転んだもの


 これも割れて羅漢さんが転んでいる

五百羅漢周遊歩道を登って行く ~ あちこちの岩に羅漢さんが彫られている、五百羅漢か?千羅漢か? ものすごい数の羅漢さんだッ









 
永年の風雪にさらされ、またコケに覆われ、ハッキリときれいに残っているものはほとんど無い、
数十年?数百年?の後に、岩は割れて、砂に土に還って行くのでしょうか、自然の理でしょうか、 色即是空 空即是色 諸行無常 ・・・・



 帰り道、大津皇子が眠る二上山が霞んで見えていた


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深い山、苔生す岩の渓流、林道水太和佐又線

2016-10-18 | 奈良県南部

ちょっと気分がすぐれずバイクに乗ってなかった。
今日は雨の心配もなく、気分も少し回復してきたので愛車のセローで山の中へ向かう

場所は奈良県吉野郡上北山村の山の中、林道は大峰山系を源とする天ヶ瀬川沿いに走る、私の大好きな渓流と滝である。

緑いっぱいの山の中、苔生す岩の間を流れる清流、人っこ一人もいない静寂の中に渓流の流れだけが聞こえる!



▽ 川上村 蜻蛉の滝へ
 苔生した石段がいい雰囲気を醸し出す


 上から見下ろす  黒光りする岩の中を豪快に落ちる
 高さは約50mあるが全景は撮れない



 大迫ダム



 谷沿いの道へ降りる
 見上げれば国道169号の高架



 谷の斜面に国道169号のループ橋が見える



▽ 途中から旧国道へ入る
 この谷の下流は大迫ダム




 旧国道から出て少し走れば新伯母峯トンネルの北口

トンネルを抜けて坂を下って行くと天ヶ瀬橋、
橋を渡り国道309号(行者還林道)へ入って1K弱走れば林道水太和佐又線の入口である

▽ 以降林道沿いの景色











天ヶ瀬川は透き通った水が苔生した緑の岩にぶつかり白い流れとなる、また淵はエメラルドグリーンに輝く

しかし、林道はどんどん悪くなる、ほとんど濡れて落ち葉に小石が転がる、奥へ進むと路面は苔が増えてくる、ビビリながら進むが 4.5Kmほどで引き返す
ずっと奥へ行けば 滑らかに滑り落ちる「水簾の滝」 があるらしいが、滑ってコケそう、なのと熊に出逢ったら怖いので諦めた




国道169号へ戻り、天ヶ瀬橋より撮影

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葛城の道

2016-10-13 | 奈良県北部

葛城の道から御所市楢原の九品寺あたりをバイクで散歩してきました。
田んぼの稲はかなり色づいている、すでに刈り取りの終わった田んぼもある、そして、もみ殻で作る燻炭の煙がゆるく流れている、長閑な風景です。








 燻炭つくりの煙がゆる~く流れている



 葛城の道を少し離れて山へ入った、城址かな? と思ったら石積みの砂防ダムでした


▽ 九品寺にて







 コスモスが満開でした

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飯盛山へ

2016-10-11 | 大阪府

大阪府大東市・阪奈道路沿いの 用品店で セローの後タイヤを交換した

終わったのが13時過ぎだったので慣らしを兼ねてうろうろ走ってきた


 
いつも オフロード車のオンロード使用専用のタイヤを履いている
今のタイヤは すでに18000Km程 走ってかなりくたびれている、まだもう少し使えそうだが思い切って交換した



▽ 店の前から阪奈道路を横切って山の上へ上って行く、眼下には大阪平野が広がる
 大阪市中心部のビル街

 あべのハルカスはすぐわかります
 

阪奈道路へ戻って奈良方面へ、 頂上手前で左折して民家の間を通り山の中へ進む、舗装路は砂利道に変わる、もう少し走ったら楠公寺というのがあった

 楠公寺にて  肥満の蛙さんでしょうか? 何か謂れがあるのでしょうね


 寺の裏から踏み跡のような道をのぼってゆくとこんな案内板があった
そうか! ここは飯盛山なのか! 5分で登れるのなら行ってみよう


 ヘビのような不気味な木








 楠木正行の銅像

頂上には 「 飯盛城址 」 と刻まれた石柱と大きな銅像、 城址を偲ばせるような遺構はない


▽ 飯盛山展望台より
 眼下には大東市の街並み
 遠く南にアベノハルカス、北には神戸市街から六甲山地が望める
 ボヤーと霞んでたが南港大橋らしきのも見えていた、・・・・ 素晴らしい景色です

 白い丸いのがなみはやドームです


今日は78Km走っただけだったけど、目的もなくウロウロするのも面白いものですね。

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熊野古道 藤白坂を歩く

2016-10-10 | 和歌山県

和歌山県海南市、阪和自動車道海南IC近くである。


香芝 ~京奈和道 ~紀ノ川IC ~国道424号 で海南市へ入る ~海南IC入り口横に 藤白神社 の案内板が見えた、愛車セローでトコトコ走る、ノンストップで家から2時間十数分、早いもんだ!



 藤白神社 神社前が熊野古道である

熊野古道は、文字どおり熊野三山へ通ずる信仰の道として大きな意義をもっていました。
今から約900年前の院政時代から、とみに上皇・法皇をはじめ貴族の人々の信仰が高まり、中世になると、それが武士や庶民の階層にまで広まってゆきました。           
     ・・・・ 現地説明文より抜粋


また、神社の境内には こんな立て札が
『 熊野古道を歩く方へ  
 当社 ( 藤白王子 ) で途中の安全を祈願し、気を引きしめて藤白の急坂をお登り下さい 』 と書かれている


 ・・・・ が、祈願もしないで、気を緩めて適当に急坂の農作業道らしき道を上っていったら行き止まり、 でも景色は良かった

 行き止まりより
 眼下に海南ICが見えている

 海南の街
 JR海南駅が見える、右下には阪和道への進入路も見える

藤白神社へ戻り、気を引き締めて、安全祈願は省略して 熊野古道へ入る ~民家の間を抜けて山道へ入る



 古道 四丁の丁石前  ここからはバイクでは無理 バイクを停めて歩く



 お地蔵さんにはきれいな花





 七丁の丁石地蔵さん
ここだけちょっ大きめの地蔵さん、トタン囲いに波板の屋根の中で、花と飾りの中に鎮座しておられる



八丁の地蔵さん 
お地蔵さんは1丁ごとにおられる、七丁以外は30Cm 弱の小さい体である


 視界が開けてマリーナシティや関電の海南発電所などが見える


 九丁にて
 右に小さい傾いたお地蔵さん  左には歌が刻まれた石


 十丁にもお地蔵さんと歌碑  いかにも ( 古道 ) の感じがします


 また右に視界が広がる


 十一丁にて

まだまだ古道は続くが、これ以上は体力も足もパワー不足だ、引き返して帰路につく


本日の走行距離は199Km
 なかなかの雰囲気で、去りがたい感じの熊野古道でした。


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奈良モーターフェア

2016-10-09 | その他

主催 奈良県自動車販売店協会・奈良テレビ放送
場所は大和郡山市、西名阪自動車道沿いの 近畿運輸局 奈良運輸支局構内である。

雨もほぼあがってきて来場者もまあまあ来てる、チャリティーオークションや金魚すくい、衝突しない装置付き車の体験試乗も時間待ちだ、 東京・大阪でやっているモーターショウに比べたら規模は小さいが、屋台も出てなかなかの賑わいだ。



構内は広いですねえ、かなりの台数が展示されてました




 MT車は稀少絶滅種になってきたようですが、こういうタイプの車には残ってました






 ニッサンのハイエース??
販売店の方も よく似てますね って言ってました


 55歳のクラウン、ピッカピッカ

 クラウンの隣には最新型の地球環境に優しい車、価格は7百数十万円


 こちらは人気の軽スポーツカー、納車2年待ちとのこと


 「 帝塚山大学 With 奈良ダイハツ 」


 こういうのにも乗ってみたいけど乗り降りしにくいようだ


 大きくて長い、車体に 20t超 と書かれてる
運転席に座ったら 2階から見てるような感じだッ!

 これなら普通免許で乗れる
これくらいの車をキャンピングカーにしてる人が多いようだ


 これは非売品、当然 撮影許可はいただいております


 奈良県も図柄ナンバー導入予定のようです


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美杉を走る~がんばれ名松線

2016-10-07 | 三重県

今日は雨の心配はなさそう、 三重県津市美杉町方面をうろうろ走ってきました。

相変わらず名阪国道です ~針ICで降りて国道369号を美杉方面へ ~弁財天・石楠花・栂坂トンルメを抜けて ~御杖から美杉へ入る ~美杉町石名原で県道15号へ入り ~JR東海の名松線 「伊勢鎌倉」 へ寄る ~美杉町竹原で県道29号へ入り君ケ野ダム ~道の駅美杉へ向かう



▽ 伊勢鎌倉駅とその周辺にて
 伊勢鎌倉駅にて

JR東海の名松線は、2009年の台風で被災し、家城~伊勢奥津間が不通となっていた、地元や関係者の熱い思いと費用負担で、被災から6年5か月を経て復旧工事が完了し 2016年3月26日に運行開始となった、 この日は北海道新幹線の開業日だったそうだ!
・・・・ こんなわけで、ぜひ名松線を見たくなったのである


 地元では名松線を守る会がつくられているようだ


 でも、駅前の家は朽ちてゆく途中、左の家も住む人が居ない模様


 そんなこととは関係がないように柿の木は実をつけ、 その傍では「 名松線全線復旧 」 のちぎれた幟が風になびいている、なんだか物哀しい雰囲気である


 2時間に1本ほどの列車がやってきた、でも伊勢鎌倉駅の乗降客はいない


 裏手(南側)から見た伊勢鎌倉駅




 君ケ野ダム



 山の中のくねくねみちを走る ~突き当りを左折



▽ 美杉町上多気の北畠神社


 あちこちに杉の巨木が ・・・ 歴史を感じさせます


 
北畠顕能公の銅像と歌碑

   “ いかにして 伊勢の浜荻ふく風の
           治まりにきと 四方に知らせむ ”





 道の駅美杉前の案内板  一志方面からここへ出てきました


帰りは国道を走り ~石楠花トンネルを抜けて県道へ入り室生の龍穴神社前からやまなみロード ~名阪国道の小倉IC ~針TRSへ戻る


 針TRSにて
 平日にしてはたくさんのバイクが停まっていた


   山郷の景色を見ながらのんびり、211Km走行のひと時でした。




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ホンダとヤマハが提携

2016-10-06 | その他
と言っても、50CC以下のバイクに限ってのことである


今日の新聞を読んでたら
ヤマハは50CC以下の原付バイクの生産をやめて、 ホンダに生産委託するとの記事が載っていた。
1980年代には 「 HY戦争 」 と呼ばれるほどシェア争いをしていたのに、世の中変わったもんだ!

日本国内の二輪車市場は縮小して、
1980年には 2輪車の総販売台数は約237万台だったのが、2015年には約37万台に、そのうち50CC以下の原付では 10分の1 になってるらしい。 隔世の感がありますねえ。






 奈良県の大和川  左が三郷町、右が王寺町
 今日はいい天気になったが走ってません



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10月5日の朝焼け

2016-10-05 | 夕景・朝景









5時半頃に東の空を見たら面白そうな雲が出ていたが、黒い雲は焼けずに、近くの雲がちょっとだけ焼けてそのまま終わってしまった。



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京都清滝の 「空也瀧」

2016-10-04 | 京都府

1日の土曜日に黒石谷へ行ったとき山ヒルに噛まれたところが赤く腫れてまだ痒い


今日は久しぶりに京都へ向かう、
目的地は 「 嵐山高尾パークウエイ 」

香芝から国道で ~大和郡山 ~奈良市 ~国道24号で京都へ ~~~ 市内をウロウロして ~国道162号へ入り高尾から ~パークウエイの高尾入口へ到着、ここまで3時間ほどかかった。
ゲートで 「 何CCですか? 」 と聞かれた
「 250です 」 と答えたら、 「 250は入れません、これより大きなバイクしか入れません 」 と言われた

しかたがないので、 「 保津峡の見える場所はありませんか? 」 って聞く、
教えてもらった方向へ向かう、 「 月輪寺・愛宕山 」 の案内板が見えた、 ここへ行こう! と行き先を変更

大覚寺の案内板を右に見て ~化野念仏寺前を通って ~暗くて狭い路面の濡れた清滝トンネルを抜けて清滝川沿いの林道へ入る。
濡れた悪路の林道を約2K走ったら 月輪寺参道の入口で、その左が空也瀧へむかう石段の入口だった。





 清滝川


 月輪寺参道入口の近く  左の川は堂承川

月輪寺の案内に 「 ようおまいりやす 月輪寺まであと約1時間 」 と書いてあったので、寺参りは諦めて 空也瀧へ向かう

 堂承川  かなり山奥です



 空也瀧への入口

 空也瀧は大杉谷川にかかる滝で →堂承川 →清滝川となる


   こんな渓流を左手に見て石段を登って行く



 暗い岩の祠の中にきれいな着物を着て佇んでらっしゃいます






 鬱蒼と茂った中の石段を上って行く  帰りに数えたら320段ありました


 この濡れて黒光りの石段を上ったら 空也瀧 が現れた


 空也瀧
高さ約15m  水量多く、涼しい瀑風に舞う飛沫がすごい、迫力満点の名瀑だッ!













いやぁ~ いい滝を見せてもらいました
嵐山高尾パークウエイに入れなくてラッキーだった、満足満足の空也瀧でした


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