

日曜日の夕方、新発田市月岡温泉地内の調整池へ訪れて、遊歩道を散歩しました。
この日は、左回りで遊歩道を歩きましたが、急な階段を登っていったら、暗い林の中で、何かが飛翔していました。
飛んでいるのは、たくさんの黒い飛翔体です。
何かなと思ったら、ハグロトンボでした。
飛び方が、チョウのように飛ぶので、本当に優雅に感じます。
黒いトンボなのですが、よく見ると体は金属光沢がある、綺麗な緑色です。
本来の意味とは違いますが、極楽に飛んでいるとしたら、こんなトンボではないかと思っちゃいましたよ。
さっそく、被写体になってもらったんですが、気難しい被写体です。
まず、私が動くだけで、気配を察するのか、直ぐに飛び立ってしまいます。
それで、地面にしゃがんで、近くに飛翔して来るのを待ち伏せして撮影しました。
撮影地は、林の中なので暗いです、だからシャッタースピードが上がらずに、被写体ブレを起こしてしまいます。
ISO感度をアップすれば良いのですが、あいにくカメラはDMC-GF1なので、感度をアップすると凄く画象が荒れてしまいます。
仕方ないので、たまたま持参していた外付けストロボをセットして、撮影しました。
虫を撮影するときは、目にフォーカスを合わせるのがセオリーです。
しかし、GF1のオートフォーカスは、コントラストが低い被写体は苦手です。
やむを得なく、足へフォーカスを合わせて撮影したら、やはり目に合焦していないのが、分かりますね。
かなりの枚数を撮影しましたが、なんとか見られるのか、アップした4枚だけです。
しかし、調整池は自然が豊かなんですね。
こんなに数多いハグロトンボが飛び回っているのは見たのは、生まれて初めてです。
この環境が、続くことを祈りたい気分でした。
長時間しゃがんで撮影していたら、足腰が痛くなりましたが、でも極楽とんぼの舞いを見せてもらったので、よかったです。
一番下の画象は、ついでに撮影した、イトトンボです。


