


この三日間は、時々雪がチラつくことはありましたが、比較的穏やかな空模様で推移してくれました。
こんな時に限って、せっかくの空模様を有効利用していないんですね。
今日も何となく時間が過ぎてしまったので、せめてウォーキングでもと思って、午後から散歩に出かけました。
北方向をみたら、巨大なキノコ雲がたなびいているのが見えました。
どこから沸き上がっているのかと思ったら、新潟東港にある東北電力火力発電所の煙突から出ているキノコ雲でした。
発電所の近くに行って、煙突を見上げると首が痛くなるくらいな巨大さです、そこからモクモクと休みなく煙を吐いています。
ただし、通常はこんなに巨大なキノコ雲は見えません、上空の風と気温の条件がなせる技です。
見ている分には綺麗なんですが、この発電所はLNGを燃焼させて発電していますので、最終的に相当量の二酸化炭素を排出してるはずです。
しかも、大震災の後、原子力発電所が次々と停止していますので、火力発電所はフル操業状態です。
巨大なキノコ雲を見て、いささか複雑な心境になりました。


