
年末に、ビュー福島潟から封書が届きました。
中身は、正月早々から開催されるイベントの案内が入っていました。
これは、ビュー福島潟の年間パスを購入した場合の特典で送付されてきます。
今年最初のイベントは、恒例の竹内敏信氏撮影による新春写真展です。
今日行く予定いしていたんですが、朝から雪が降って、とても足下悪かったので、迷いましたが、結局出かけました。
写真展の題は「山河照抄」です。
パンフレットによると、近作を中心に20万点以上の作品の中から再構成した風景写真だそうです。
現在、竹内氏は右半身が不自由となって、車椅子と杖を使う生活をしておられます。
当然、撮影は自分一人で行うことはできませんので、奥様が助手として活躍おられるそうです。
竹内氏へ、体にハンディキャップをおってから、作風が変わりましたかと言う質問に、今は静的な落ち着いた写真が多くなったと答えていました。
そんな説明資料の内容を頭に入れてから、作品を鑑賞しました。
そうしたら、私の隣で鑑賞していた人が、突然話しかけてきました。
いわく、「この作品は誰でも撮影できますか」と聞かれました。
うーん、これは本当に難しい質問なのですが、よせばよいのに、素人講釈をしちゃったんです。
同じフレーミングで撮影すれば、似た写真は撮影できるかもしれないが、プロが計算ずくで撮影したのと同じ写真は、無理でしょうと答えました。
果たして、それが正解なのかは分かりませんが、その人は偉く納得したみたいで、こちらが恐縮しちゃいました。
でも、この質問、竹内氏へそのまま聞いてみたいと思いました。
今日は小正月。
やはり、寒い時期なので、朝から雪がちらついて、積雪が上積みされました。
下の写真は、ビュー福島潟周辺で撮影しました。
こんな天候なのですが、屋上のギャラリーが解放されていたので、上ってみました。
撮影しようとしたら、風がけっこう強くて、体を静止できないくらいでした。


