「鴛鴦(オシドリ)夫婦」という例えがあります。
鴛鴦夫婦を広辞苑(第六版)で引くと、「(鴛鴦がいつも雌雄一緒に泳いでいることから)仲の良い夫婦」と書いてありました。
先日の朝、NHKラジオを聴いていたら、オシドリの話がでてきました。
実際のオシドリは「乱婚 」だそうです、まあ人間が勝手に作った例えですから、オシドリに責任はありません。
オシドリよりも、仲の良い夫婦は、カモの類だそうです。
日曜日、福島潟を散歩していたら、岸近くの湖面を一羽のカモが泳いでいました。
綺麗なエクリプス色をまとった雄のマガモでした。
写真のように、湖の中に首を突っ込んで、餌を食していました。
余談ですが、逆立ち姿で餌を探す姿は、ユーモラスに感じますね。
その様子を見ながら、足下を見たら、もう一羽カモがいました。
雌のマガモです、顔を自らの羽に突っ込んで、寒さを避けながら睡眠をとっているようでした。
当然、この二羽はペアだと思います、カモを観察していると、雄雌のペアはつかず離れずで、仲良く行動をともにています。
ラジオで言っていたことは、うなづけます。
しかし、このペアは、私が至近距離で撮影しても、逃げる様子が全くありませんでしたね。
福島潟では、いじめられる心配がないと知っているのか、私が余程人畜無害に見えたのかは分かりませんが、ありがたく撮影をしました。
本当に厳しい冷え込みと、降雪が続いています。
日中の気温は辛うじてプラスの1度ですが、地面が凍てついているせいか、そんな気温には感じません。
この寒波、あと数日は居座りそうですが、これが過ぎ去れば、春が見えてきそうです。