■恋のダディ・オー / アンジュネッツ (ワーナーパイオニア)
いゃ~~、今日は暑かったですねぇ~~!?!
まだ6月だっていうのに、今からこれじゃ~~、マスク着用で熱中症も加速気味!?
ということで、本日は、ちょっぴり夏向きに、我が国でアンジュネッツと名乗っていたハーフの美女トリオが昭和56(1981)年初夏に出した「恋のダディ・オー」のご紹介です。
もちろん、当時を知っていらっしゃる皆様であれば、この「恋のダディ・オー」は西ドイツのポップスグループだったヴェロニカが前年からヒットさせていた「DADDY-O」のカバーバージョンである事は説明不要かと思いますが、所謂「ミュンヘンディスコ」の定番曲として、当時の原宿や渋谷あたりのローティーンが集う場所では絶対的なヒットになっていましたから、日本語を用いたカバーバージョンが幾つか制作されたのもムベなるかな、それにしてグラビアアイドルというよりも、セクシー&フェロモン満点のハーフ美女トリオがやってくれたところに、その頃の業界の勢いを感じるばかり ♪♪~♪
実際、彼女達はゴールデンタイムの歌番組よりは深夜帯の大人向けバラエティ番組がテレビでの主戦場であり、もちろん雑誌グラビアでも極小水着の大盤振る舞いだつたんですよ ♪♪~♪
で、気になるメンバープロフィールはジャケ写では左から日米ハーフのスージー・ウエハラ、センターのサンドラ・ビショップも日米ハーフなんですが、右側のローリー・ロドリゲスはポルトガル系の日米ハーフで、ハイスクールではチアリーダをやっていたそうですが、とにかく美味しそうでありました ♪♪~♪
そして肝心のカバーバージョン「恋のダディ・オー」の訳詞は三浦徳子、アレンジは後藤次利ですから、英語をメインにカタコトの日本語をアダプトした、如何にもの仕掛けが大正解だったんですが、それがハマリ過ぎた感があるもんですから、レコードからの音声だけでは面白みがイマイチと思えたりします。
つまり、最初っからビジュアル系セクシーグループとしての存在感を誇示するためには、何も凝った、マニアックな楽曲なんか必要ないんですよねぇ~~。
シンプル&セクシーも、芸能界の大定番でありましょう。
ということで、しかしながらアンジュネッツは大ブレイクには至りませんでした……。
でも、今となっては、一瞬の夢でも、ありがたやぁ~~♪
ってのが、美女グループの存在価値かもしれません。
サイケおやじは儚くも、せつない夢を思い出すのが、ひとつの楽しみになっているのでした。
う~ん、ますます暑く、いや……、熱くなってきました!