■ひとさし指のワイパー / 我妻佳代 (CBSソニー)
何だか今日も、雨がジトジトと降りましたですねぇ……。
そんな中、サイケおやじは、ど~にか仕事の大一番を乗り切って、まあ、それは現在のコロナ禍が逆説的に作用しての言い訳が通用したという、あんまり芳しくはない手段の結果と告白すれば、後は皆様のご推察どおり、もうしばらくは現在の職場から逃げ出す事は出来そうもありません。
うむ、これこそが自業自得、自縄自縛と納得する他は無く、そこで本日は、こんな雨の日にも何故か心地好いデジタル歌謡!?
それが掲載したシングル盤A面曲、我妻佳代が昭和63(1988)年に出した「ひとさし指のワイパー」でして、ここんとこ述べて来たとおりの事情により、サイケおやじはリアルタイムでは聴いていなかったんですが、これもまた後追い猟盤活動による中古屋巡りでジャケ買いしてしまったブツのひとつです。
で、肝心の「ひとさし指のワイパー」は作詞:谷穂ちろる&作曲:和泉一弥が提供したアップテンポの聊か平凡なアイドル歌謡ポップスという印象ですし、我妻佳代の歌唱力も平均点なんで、ここまでじゃ~、それほどの面白みは感じませんが、中村哲のアレンジはデジタルビートにしては特有のしなやかさを潜ませている様に思えますし、キーボード類の中でも目立つギターがイカシているんですねぇ~~♪
そして、「だからこそ」なんでしょうか、そ~ゆ~ポイントから聴いてみれば、彼女の子供っぽい口調の節回しから、雨の中の別れという歌詞の世界が不思議と伝わって来ますし、楽曲そのもののノリが既に述べたとおり、心地好いものに思えるんですよっ!
ちなみに後にネット等々で接した我妻佳代って、本当に子供っぽいアイドルで、ここに掲載したジャケ写ポートレートのイメージとは別人って感じと思えば、失礼かもしれませんが、そんなこんなも、結局はリアルタイムを知らないサイケおやじの思い込みとご理解願いたいところです。
そして、これが車の中で聴くと、殊更今の雨の季節にはジャストミート♪♪~♪
というよりも、実は所謂「雨の歌」ばっかり集めたカセット、今ではデジタルファイルですが、そこにも必ずチョイスしている事を追記しておきます。
ということで、今日の気分は、あきらめの涙雨ではありますが、帰宅する車中は、前述の「雨の歌ファイル」に心を寄せて、安全運転の所存です。
ワイパーも快調、明日は晴れるかなぁ~~~。