Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

玉川近代美術館

2008-03-25 20:49:33 | お絵かき
今治市玉川町の,スーパーの裏にある,知る人ぞ知る美術館.パンフレットによれば
---この美術館は、玉川町出身の故徳生忠常氏が、全資金を提供して、「心温まる名画の美術館」として創立。ふるさと玉川町に寄贈されたものです。展示作品は明治以降の日本近代洋画家、黒田清輝、藤島武二などの大家から、近代美術史を塗り変えつつある中村彝、松本竣介、野田英夫等の異色画家を軸として、郷土出身画家及びピカソ、ルオー、ユトリロあたりの海外作品も揃えて、小品主体ながら近代洋画史の一環と幅広くわかりやすい展望をもっております。---

展示内容は雑多だし,教科書に出ているような大作はない.しかし,個人が好きな絵だけを集めた! という感じで一本すじが通っている.見ていくうちになぜか感動!?してしまった.展示されていたなかで,ぼくが好きなのは

熊谷 守一「秋色ウラバンダイ」
坂本繁二郎「馬」
須田国太郎「裸婦」
長谷川利行「タンクのある風景」
藤田嗣治「ヤングガール」
松本竣介「B婦人像」
サルバドール・ダリ「ポモナ・秋」

等.藤田嗣治の絵は好みではないのだが,この絵なら部屋に欲しい.松本俊介の(カット,パンフレットの表紙にもなっている)はモノトーンで見慣れない感じだが,やっぱり松本俊介! 彫刻も何点かある.
ちなみに美術館の建物の設計は松本俊介のご子息によるものとのこと.
コメント (4)
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