Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

続 安芸津をスケッチ

2017-11-09 10:00:15 | お絵かき
昨日の記事について,Facebook  上で広島大学マスターズさんから,「参加者の立場からレポートいただきありがとうございます」というコメントをいただいてしまった.昨日のはレポートになっていないので,少しく追記したい.

参加は30人.初回は安芸津文化福祉センターで説明をうけたあと,現地に移動.センターは国道32沿で,写生地はこのセンター裏の高台の道路.片側は崖で見通しが良く,片側は民家.その裏には山が迫っている.昨日の絵は民家と民家の間の山道を描いたもの.

講師の画伯は写生地の選定,警察の了承,駐車場とトイレの心配など,すごく大変だったと思う.おまけにうっかり受講生のために.イーゼル数本,水彩用のペットボトル水なども車に用意してくださっていた.時間中にはひとりひとりを回って的確に助言し,場合によっては筆を加えてくださった.頭が下ります.これにひきかえ,自分の「市民講座」は室内でパワポに合わせてマイクに適当なことを喋っただけであった.

第1回では,門の中に遠慮なくお入りなさいというお宅があった.そこで描いたのが左のスケッチ.第2回にはこれをアクリル画化するつもりで臨んだが,今度はお宅の門は,豈図らんや,固く閉ざされていた.そこで門前の階段に陣取ったが,目線が低くシュロの木以外の景色はガードレールで見えない.立ったり座ったり,かなりの部分を想像力で補ってごまかした結果が右の縦位置の絵である.

よくデパートの画廊などで似た構図の絵にお目にかかることがある.「売り絵」と思っていたが,こういう絵を描く絵描きさんのご苦労がほんの少し分かった気がした.
コメント
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