Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

我が家の 2019 年問題

2019-05-30 08:37:11 | エトセト等
いままで家庭用太陽光発電の余剰電力は売ることができた.しかしこの期間は10年とされ,我が家のように2009年以前に太陽光発電を導入した家庭では,来年から電気が売れなくなるかもしれない.これが,この話題における 2019 年問題である.

図は直近1年の我が家の買電金額と売電金額.金額で比較してあるが,買電価格は20円/kWh,売電価格は48円/kWhである.この売電価格は2009年の制度開始時の10年据え置き価格で,その後この据え置き価格は年々下がり,今年・2019年に家庭で太陽光発電開始した場合は24円である.
政府の都合でこのように売買価格が変動するのはやりきれない.オフグリッド志向もご理解いただけるだろう.

我が家の電気代は平均より多いが,これは風呂・炊事・暖房をすべて電化したためである.老人2人暮しでは,操作が楽で,危ないことをしてもそのうち AI が助けてくれるようになるだろうと,考えた末である.
ところが図によれば,暖房が必要な冬は特に買電量が多いことになった (風通しが良く,夏は冷房なしでも我慢できている.将来の猛暑でどうなるかはわからないが...).
オフグリッドにこだわって冬に合わせて設計すると,パネルも蓄電池もオーバースペックになるのだ.

今後10年の売電価格24円をあてにして,駆け込みで太陽光発電の手直しもありかな.うまくすれば夏は買電ゼロは可能かな.しかし採算は微妙だな.
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