路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【HUNTER2021.10.19】:竹田恒泰氏が役員の会社に脱税関与疑惑

2021-10-19 07:30:50 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【HUNTER2021.10.19】:竹田恒泰氏が役員の会社に脱税関与疑惑

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.10.19】:竹田恒泰氏が役員の会社に脱税関与疑惑 

 竹田恒泰氏といえば、元皇族・竹田宮の血筋をひく作家で、口の悪いテレビコメンテーターとして知られる。その竹田氏が役員を務めている会社に、脱税に関与した疑いが浮上している。

◆  ◆  ◆

 10月11日、産経新聞が電子版で【<独自>国税OB側が所得隠し「提案」と不服審判所認定、本人は関与否定】というオリジナルのニュースを配信した。記事の内容は、《大阪国税局OBの男性税理士が代表を務める税理士法人が、顧問先の課税を不正に免れるため、所得隠しを提案していたと大阪国税不服審判所の裁決で認定されたことが11日、関係者への取材で分かった。所得隠し額は約1億3千万円で、同国税局の税務調査で発覚した》というもの。つまり、大阪国税局OBの男性税理士が顧問先の指南役として、所得隠しを指導したことが大阪国税不服審判所で認定されたというのだ。

 さらに産経の記事を読み進めると、
 《税務調査の対象は、大阪府内の太陽光発電会社側が平成28年、神奈川県内で実施した太陽光発電パネル設置工事をめぐる会計処理》とした上で、《発電会社がグループ会社から発注を受ける形で工事が実施され、28年6月までにグループ会社から工事代金として約4億6千万円が支払われた。うち約1億3千万円が神奈川県の補助対象で、28年8月に県から補助金を受け取った発電会社は、補助金と同額を発注元のグループ会社に送金。しかしグループ会社は、送金額は工事代金の値引き分だとして、28年12月期の収益に計上しなかった。これに対し国税局は、2社間で値引きの事前合意は確認できず、補助金の収益計上を免れるために値引きを偽装した悪質な所得隠しと判断。グループ会社に31年4月、重加算税を含む約4千万円を追徴課税(更正処分)した。同社は処分を不服として国税不服審判所に審査請求したが、昨年6月の裁決で棄却された》

 要するに、税金から支出されている神奈川県の補助金1億3千万円を計上せずに、税金を逃れようとしたことが悪質だとされているのだ。

 調べたところ、問題に関わった発電会社は大阪府豊中市に本社を置き、東京都港区虎ノ門に支店を設けているE社であることがわかった。

 そこで法人登記を確認したところ、役員欄には「竹田恒泰」の名前。同社のホームページにも「2009年1月 竹田恒泰取締役就任」、「役員構成 取締役 竹田恒泰(作家 憲法学者)」などと記載がある。さらに、国税局が問題とした神奈川の太陽光発電事業についても紹介されていた。

 竹田氏は憲法学者ということになっている。また税金についてもツイッターに『消費増税は中止すべし。米中貿易戦争の勃発は、すでにリーマンショックを超えている。増税中止の十分な理由がある。消費減税をして欲しい』などと投稿していたほか、2018年には消費税など間接税を納付している事業者の団体「小倉間税会」で講演も行っていたことが分かつている。その竹田氏が役員を務める会社が、「脱税」への関与を疑われたのだ。

 憲法学者だという竹田氏は、皇室と関係の深い保守の論客として認知度も高い。テレビで政治や経済、社会問題について論評する人間が役員の会社に脱税関与の疑いがあるというのであれば、竹田氏に説明責任が生じるのは当然だろう。

 竹田氏を巡っては2016年、同氏が主宰する「竹田研究会」が設立した一般財団法人「竹田研究財団」(代表:竹田恒泰)の常務理事だった人物が、東京地検特捜部に詐欺容疑で逮捕されるという事件が起きている。今度は脱税に関する疑惑。周辺で不祥事が続く竹田氏が、テレビに出演し続けていることに疑問に感じるのは記者だけではなかろう。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2021年10月19日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER2021.10.18】:「保守分裂」で注目される九州・沖縄の選挙区

2021-10-19 07:30:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【HUNTER2021.10.18】:「保守分裂」で注目される九州・沖縄の選挙区

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.10.18】:「保守分裂」で注目される九州・沖縄の選挙区 

 あす19日に公示される総選挙。就任したばかりの岸田文雄首相にとっては、いきなりの大舞台となる。

 ハンターのホームグラウンド九州では、安倍政権時代から大半の小選挙区で自民党の圧勝が続いてきた。だが、今回は様子が変わってきたことが、自民党や立憲民主党の情勢調査で判明している。

 ■福岡5区のおかしな裁定

 最後まで公認問題でもめたのが、原田義昭元環境相と栗原渉元県議会議長がぶつかった福岡5区だ。自民党本部は現職優先で、原田氏を公認とする裁定を下したが、地元の7支部中5支部が「栗原推薦」。農政連や医師会といった団体も、ほとんどが栗原支持で固まっていた。栗原氏が公認されず、比例区の候補からも漏れたことで反発が予想される。

 自民党本部は「勝てる候補を選んだ」「総合的な判断」とコメントしているが、自民党が行った調査結果は、それが偽りであるこちを証明している。下は、党本部が今年4月、8月、今月7日~10日に行ったとされる情勢調査の結果だ。

 

 直近の情勢調査では、原田氏27.3%に対して栗原氏が29.2%と2%リード。3番手につけている立憲民主党の堤かなめ氏も24.2%と僅差で追いかける。菅政権への批判が高まっていた8月の調査では、栗原氏は10%以上原田氏を上回っていた。「勝てる候補」は明らかに栗原氏だったということになる。

 党本部のおかしな裁定で栗原氏の支持者に厭戦ムードが広がっており、原田氏の票が積み増しされる可能性は低い。

 激化した公認争いは自民党の「内紛」とも受け取られかねず、閣僚経験者の原田氏は苦しい選挙戦となりそうだ。

 ■長崎4区もお先真っ暗

 大臣時代の「失言」で、地元県連からダメ出しを食らったのが長崎4区の北村誠吾元地方創生規制改革担当相。県連は県議会議長も務めた瀬川光之氏を公認するよう党本部に上申していたが、最終的には北村氏が公認となった。

 県連が瀬川氏の公認を党本部に求めたのは9月中旬。ぎりぎりのタイミングで現職の大臣経験者、当選7回の北村氏を引きずり降ろそうとしたのは、情勢調査の結果からだ。8月に自民党が調査したときは、北村氏が30.3%。対立候補となる予定の立憲民主党新人・末次精一氏は35.7%で北村氏は5%以上離されていた。直近の調査では瀬川氏が27.1%、末次氏が30.6%と接戦だが、北村氏は大きく水をあけられ18.2%にとどまっていた。ここでも地元の意向は無視され、「勝てる候補」を潰している。

 自民党の分裂が回避されたというのは表向きの話で、小選挙区の議席確保は厳しい見通しだ。

 ■鹿児島2区には“あの人”が出馬

 鹿児島2区は、ある意味、保守分裂選挙となりそうだ。現職の金子万寿夫氏が自民党公認とされたが、対抗馬として無所属での出馬を表明したのは、昨年の鹿児島県知事選挙で自民党から推薦をもらった三反園訓氏。知事選では公明党の支持も得て再選を狙うも、自らの失策で落選した人物だ。本サイトでも、平気で嘘をつき人を裏切る同氏を政治家の資格なしとして知事時代から厳しく追及してきた。

 落選直後から鹿児島2区をターゲットに辻立ちを繰り返し、「二階派に入る」などとして支持を広げるかにみえたが、圧勝するほどの人気はなく、金子氏と競り合う状況となっている。

 ■沖縄自民は全敗の可能性

 初の入閣を果たした西銘恒三郎復興相の地元は沖縄4区。対立候補は立憲民主党の金城徹氏で、オール沖縄がバックについて支援する。しかし、ここも自民党分裂を思わせるような選挙戦になりそうだ。

 西銘氏は父親が沖縄県知事、兄が参院議員とまさに沖縄の名門出身。一方、金城氏は沖縄1区にあたる那覇市の元市議で議長経験もある。那覇市長、沖縄県知事と歩んだ翁長雄志氏に師事し、行動を共にしてきた。

 那覇市議時代は自民党として活動していたため、一定の保守票が見込めるという。自民党の最新情勢調査では、西銘氏が39.3%、金城氏が39.0%と拮抗している。

 少し前になるが、立憲民主党の情勢調査では西銘氏が35.0%で金城氏が40.1%。金城氏が5%リードという結果が出ていた。

 2017年の衆院選では、沖縄の4小選挙区中、自民党として議席を確保できたのは西銘氏だけ。残り3つはオール沖縄が支援する野党候補に敗れている。

 今回も野党共闘も進んだことで、野党系優勢の様相。保守最後の砦となっている沖縄4区の西銘氏が議席を守れるのか、それとも、現職大臣として屈辱的な小選挙区落選となるのか注目だ。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・行政 【政治ニュース】  2021年10月18日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER2021.10.18】:“暴行・賭博・選挙違反”永原大任町長の事件に警察庁が「圧力」との情報|背後に自民党議員の影

2021-10-19 07:30:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【HUNTER2021.10.18】:“暴行・賭博・選挙違反”永原大任町長の事件に警察庁が「圧力」との情報|背後に自民党議員の影

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER2021.10.18】:“暴行・賭博・選挙違反”永原大任町長の事件に警察庁が「圧力」との情報|背後に自民党議員の影 

 福岡県田川郡大任町の永原譲二町長が犯した町民襲撃事件の後、警察庁の幹部が、他の件も含めて事件化しないよう福岡県警に圧力をかけたとの情報が広がっている。

◆  ◆  ◆

 永原町長が警察沙汰を起こしたのは今月8日金曜日の夜。町政刷新を訴えようと印刷物を配布していた若者を集団で襲い、保持していた特殊警棒を振るって伸ばし、殴打する構えをみせて相手を恫喝していた。明かな暴行事件だった。

 不可解なことに、県警田川署は永原氏の行為を早い段階から「事件性なし」で処理しており、意図的に永原氏側がでっち上げた主張に沿って事件の構図を歪めた可能性がある。

 複数の関係者の話によれば、週が明けた11日~12日頃から警察庁最高幹部らが事態の掌握に動き、前任の県警幹部などを通じて、永原氏の暴走を事件化しないよう福岡県警に「圧力」がかけられたという。

 永原町長を巡っては、元暴力団幹部が保有していた長男名義の別荘で常習的に賭け麻雀を行っていることや、町長選挙の慰労会名目で熊本県内の温泉旅館に支持者やピンクコンパニオンなど約40名を集めてハレンチ宴会を開く、いわゆる「事後買収」を行っていたことも分かっている。

 警察庁からの圧力は、永原町長と関係の深い自民党関係者の依頼によるものとされ、一連の犯罪行為に蓋をする狙いがあるとみられている。

 圧力の話は県警内部に広がっており、現場の警察官から反発や疑問の声が出ているという。事情を知るある県警OBは、次のように話している。

 「警察庁から圧力がかかっているという話は、県警内部でもうずいぶん広まっている。警察庁幹部を動かせるのが、ごく少数の自民党関係者に限られることも周知の事実だ。福岡出身の警察庁幹部もいて、話がしやすかったはずだ。いずれにしても、犯罪行為が目の前にあるのに、それを見逃していたら警察の存在意義がなくなる。やるべきことはやらなければならない。一方的に権力者の話を鵜呑みにして、悪をのさばらせることがあっては絶対にならない」

 別の事情通は、警察内部の動きについてこう語る。

 「有力政治家や警察組織の上層部といった権力上位者が『●●の件はどうなっているんだ』と聞いたとする。すると、周辺の事情を知る警察官は勝手に忖度して、事件の方向性を歪めることがある。事件の“もみ消し”もあるだろうし、被害者と加害者が逆になったりすることもある。今回の大任町の件は、分かりやすい一例だ。特殊警棒を振り回して相手を威嚇した時点で、立派な犯罪行為だろう。田川署は、町長は護身用に特殊警棒を所持していただけで、隠し持っていたわけではないから問題ない、などという理屈を並べているらしいが、役場の職員に会うのに警棒は必要ない。しかも、それを隠す場面まで撮影されている。隠したことと、違法性なしの主張に合理性がないということだ。ハンターが暴いた賭け麻雀も、選挙違反も事実なら犯罪。町長や町長と親しい政治家は、相当慌てているはずだ。おかしな圧力がかかっているという話は、極めて信憑性が高い」

 警察は、被害者や弱者の味方であるべきで、政治権力者の走狗ではないはずだ。警察庁最高幹部を使った横車に反発する警察官が大勢いるのは救いだが、毅然として悪の連鎖を断ち切る姿勢をみせなければ、警察が犯罪者の共犯ということになりかねない。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 政治・社会 【社会ニュース】  2021年10月18日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【シャープ】:22年春に向け米でテレビ事業再参入を検討

2021-10-19 00:28:30 | 【経済・産業・企業・関税・地球資源・IT・ベンチャー・起業・インバウンド】

【シャープ】:22年春に向け米でテレビ事業再参入を検討

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【シャープ】:22年春に向け米でテレビ事業再参入を検討

 シャープが2022年春に米国でのテレビ事業再参入を検討していることが18日、関係者への取材で分かった。経営危機で米国での一般消費者向けテレビから撤退していたが、親会社である台湾の鴻海精密工業の工場を活用することで競争力を高め、米国での事業拡大を目指す。

 動画配信プラットフォームを手掛ける米ロクと提携し、ロクのソフトウエアを標準搭載した4Kの大型液晶テレビを販売する。

 シャープは16年に中国の海信集団(ハイセンス)に「アクオス」ブランドの販売権を供与し、米国でのテレビ事業から撤退した。ただ鴻海の傘下に入ったことで方針を転換。19年に米国市場に再参入すると発表したが採算性の問題などから断念し、改めて参入機会を探っていた。(共同)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・企業・産業】  2021年10月19日  00:28:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【衆院選情勢分析1】:苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」

2021-10-19 00:05:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選情勢分析1】:苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選情勢分析1】:苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」 

 岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、明日19日、公示される。日刊スポーツでは全選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリスト角谷浩一氏(60)とジャーナリスト鈴木哲夫氏(63)に分析してもらった。いくつかの注目選挙区や候補者について、情勢をお伝えする。

 ◇  ◇  ◇

 今回の選挙戦を前に、岸田内閣で就任したばかりの現職大臣の中で、対立候補と「接戦」だと分析されたケースがある。東京5区の若宮健嗣万博相や、沖縄4区の西銘恒三郎復興相で、鈴木氏はともに「接戦」のマーク。角谷氏は、若宮氏について「やや不利」とした。

西銘恒三郎氏(2014年12月9日撮影)西銘恒三郎氏(2014年12月9日撮影)

 前&元大臣では、香川1区の平井卓也前デジタル相について、角谷氏は「接戦」と分析した。接戦の相手は、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか(なぜ君)」に登場する立憲民主党の小川淳也氏。鈴木氏は小川氏を「やや有利」、平井氏を「やや不利」とした。

 また、自民党内の激しい公認争いの末、公認された長崎4区の北村誠吾・元地方創生相について、立憲民主党の末次精一氏との間で、角谷氏、鈴木氏ともに「接戦」と指摘した。北村氏は岸田派所属。党長崎県連は、別の新人の公認を党本部に申請していた。

 各選挙区の情勢は今後、変わる可能性がある。

 全289選挙区の詳細な情勢分析は、10月18日付の日刊スポーツに掲載しています。

【情勢分析2 激戦東京8区は?自民石原氏VS立民吉田氏が「接戦」】はこちら>>

【情勢分析3 菅前首相は優勢 小石河連合3氏、野田&高市氏も優勢】はこちら>> 

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・衆院選2021】  2021年10月18日  10:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【衆院選情勢分析2】:激戦東京8区は?自民石原氏VS立民吉田氏が「接戦」

2021-10-19 00:05:40 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選情勢分析2】:激戦東京8区は?自民石原氏VS立民吉田氏が「接戦」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選情勢分析2】:激戦東京8区は?自民石原氏VS立民吉田氏が「接戦」 

 岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、明日19日、公示される。日刊スポーツでは全選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリスト角谷浩一氏(60)とジャーナリスト鈴木哲夫氏(63)に分析してもらった。いくつかの注目選挙区や候補者について、情勢をお伝えする。

 ◇  ◇  ◇

 東京の25選挙区は、与野党激戦の選挙区が多い。中でも、れいわ新選組山本太郎代表の出馬表明→撤回で注目された東京8区について、自民党の石原伸晃元自民党幹事長と、野党統一候補となった立憲民主党の吉田晴美氏を、角谷氏、鈴木氏ともに「接戦」とした。当選10回の石原氏にとっては、政界の名門石原家の「ブランド」を守る戦いにもなりそうだ。

石原伸晃氏(2016年6月29日撮影)石原伸晃氏(2016年6月29日撮影)

吉田晴美氏(2017年10月2日撮影)吉田晴美氏(2017年10月2日撮影)

 

 一方、石原氏の弟で東京3区の自民党の石原宏高氏について、角谷氏、鈴木氏ともに「やや不利」とし、立憲民主党の松原仁氏を「やや有利」としている。

 また、立憲民主党の菅直人元首相と、民主党政権の防衛副大臣経験者ながら自民党に移り、選挙区を替えて参戦する長島昭久氏が「旧民主党対決」となる東京18区は、激戦となる見通し。角谷氏は長島氏を「やや不利」、菅氏を「やや有利」と分析。鈴木氏は2人の「接戦」としている。

 各選挙区の情勢は今後、変わる可能性がある。

 全289選挙区の詳細な情勢分析は、10月18日付の日刊スポーツに掲載しています。

【情勢分析1 苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」】はこちら>>

【情勢分析3 菅前首相は優勢 小石河連合3氏、野田&高市氏も優勢-】はこちら>>

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・衆院選2021】  2021年10月18日  10:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【衆院選情勢分析3】:菅前首相は優勢 小石河連合3氏、野田&高市氏も優勢

2021-10-19 00:05:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選情勢分析3】:菅前首相は優勢 小石河連合3氏、野田&高市氏も優勢

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選情勢分析3】:菅前首相は優勢 小石河連合3氏、野田&高市氏も優勢 

 岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、明日19日、公示される。日刊スポーツでは全選挙区の最新情勢を、政治ジャーナリスト角谷浩一氏(60)とジャーナリスト鈴木哲夫氏(63)に分析してもらった。いくつかの注目選挙区や候補者について、情勢をお伝えする。

◇  ◇  ◇

 自民党総裁選で岸田首相に敗れた神奈川15区の自民党・河野太郎広報本部長については、角谷氏、鈴木氏ともに「優勢」とした。神奈川2区の菅義偉前首相についても、同様だ。菅氏とともに河野氏を支援した神奈川11区の小泉進次郎前環境相、鳥取1区の石破茂元幹事長の「小石河連合」も、いずれも「優勢」の分析となった。

菅義偉氏(2020年9月14日撮影)菅義偉氏(2020年9月14日撮影)

 総裁選を岸田氏と戦った岐阜1区の野田聖子少子化担当相、奈良2区の高市早苗・自民党政調会長についても、角谷氏、鈴木氏ともに「優勢」としている。

 各選挙区の情勢は今後、変わる可能性がある。

 全289選挙区の詳細な情勢分析は、10月18日付の日刊スポーツに掲載しています。

【情勢分析1 苦戦の現役大臣も 若宮万博相、西銘復興相は「接戦」】はこちら>>

【情勢分析2 激戦東京8区は?自民石原氏VS立民吉田氏が「接戦」】はこちら>>

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・衆院選2021】  2021年10月18日  10:56:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【衆院選2021】:自民30議席減「勝利」か、目標「与党過半数」上回るも…/角谷浩一氏の目

2021-10-19 00:05:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選2021】:自民30議席減「勝利」か、目標「与党過半数」上回るも…/角谷浩一氏の目

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選2021】:自民30議席減「勝利」か、目標「与党過半数」上回るも…/角谷浩一氏の目 

 岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、19日に公示される。日刊スポーツでは最新情勢を、政治ジャーナリスト角谷浩一氏(60)に分析してもらった。首相は与党で過半数の「233議席」という低めの勝敗ラインをあげたが、野党共闘も整い、拮抗(きっこう)する選挙区も多い。情勢次第で自民党が単独過半数を割り込むケースも想定されるという。今後、情勢は変化する可能性があるが、決戦の審判は有権者が下す。

衆院選 角谷氏の議席予想衆院選 角谷氏の議席予想

 ◇  ◇  ◇

 コロナ禍で従来の大規模集会、ミニ集会、商店街を練り歩く桃太郎や握手といった選挙戦術が通用しない中、与野党の各候補はどんな選挙戦を繰り広げるのか。岸田初陣の最大の目的は菅内閣にうんざりした国民の疲弊した気持ちを受け止めることができるかということだが、自民党内の公認争いは公示直前まで熾烈(しれつ)を極めた。だがそれは二階俊博前幹事長が強引に候補者を押し込んだり、選挙区の保守分裂を放置してきたことが原因だ。そんな背景があることを前提に選挙情勢を見ていくと衆院解散後も与野党で出馬辞退や選挙区の移動などが相次ぐ。短期決戦をどう戦うか各党の選対関係者や各陣営は知恵をめぐらすことだろうが、突然選挙区を変えても戦えるだけの状況は与野党ともになく、準備ができたはずの政権選択選挙とは言い難い。コロナ感染者が激減し、その理由も解明できないまま国民は新たな生活をスタートさせるが、コロナ対策は確立されていない。

 野党は4年間かけて野党共闘を推進してきた。ここまでたどり着いたことを成果とみるか、道半ばとみるかは有権者が審判することだが、最終的には自民党は30議席前後を減らすことになるだろうが与党で過半数を掲げる自民・公明両党の議席は過半数を上回る。一方、立憲民主党も現有戦力を大きく躍進させる。両党ともに勝利したように見えるが、本当の結果は来年夏の参院選で決着するといえよう。自民党は千葉、富山、石川、福井、岐阜、鳥取、島根、岡山、山口、徳島で圧倒的強さを見せるものの、東北から首都圏、新潟、加えて佐賀、鹿児島、沖縄などかつての保守王国と言われた九州地方で野党の善戦が目立つ。野党共闘の効果は出そうだ。激戦区は北海道、東京、広島、長崎などで、ことに河井夫妻1億5000万円買収事件で揺れた広島3区は公明党の斉藤鉄夫・国交相が選挙区で勝てるかどうかは注目だ。(政治ジャーナリスト)

角谷浩一氏角谷浩一氏

 ◆角谷浩一(かくたに・こういち)

 1961年(昭36)4月3日、神奈川県生まれ。日大卒。テレビ朝日報道局などを経て現職。永田町、霞ケ関に幅広い人脈を持つ。現在はTBS系「ゴゴスマ」などでコメンテーターを務める。映画評論家の顔も持ち、年間250本を鑑賞。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・衆院選2021】  2021年10月18日  08:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

 

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【衆院選2021】:短期決戦は何か起きたら一気に流れ、自民単独過半数が焦点/鈴木哲夫氏の目

2021-10-19 00:05:10 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【衆院選2021】:短期決戦は何か起きたら一気に流れ、自民単独過半数が焦点/鈴木哲夫氏の目

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【衆院選2021】:短期決戦は何か起きたら一気に流れ、自民単独過半数が焦点/鈴木哲夫氏の目 

 岸田文雄首相就任から27日後の今月31日に投開票される第49回衆院選は、19日に公示される。日刊スポーツでは最新情勢を、ジャーナリスト鈴木哲夫氏(63)に分析してもらった。首相は与党で過半数の「233議席」という低めの勝敗ラインをあげたが、野党共闘も整い、拮抗(きっこう)する選挙区も多い。情勢次第で自民党が単独過半数を割り込むケースも想定されるという。今後、情勢は変化する可能性があるが、決戦の審判は有権者が下す。

衆院選 鈴木氏の議席予想衆院選 鈴木氏の議席予想

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 短期決戦は新人や統一候補を進めようと準備していた野党にとっては痛い。一方で、政権与党や現職に優位とされる。だから岸田新首相は早期解散を打った。しかし、逆もある。何か起きたら一気に流れができてしまい今度はそれを修復する時間がない。今回の総選挙はじつは後者の緊張感が出てきている。

 自民党が公示直前に行った情勢調査は思いのほか厳しかった。全体では約20議席減に加えて、小選挙区で拮抗(きっこう)しているところが約20、さらに誤差内でひっくり返される可能性のあるところが20。幹部らの失言やスキャンダル1つで流れが変わる下地がある。自民党選対幹部は「失点を防ぐ。保守分裂の選挙区などそのままやってたらまずい」と幹部のメディア露出を控えたり候補者調整に動きだしたほどだ。

 マスコミ各社の世論調査による内閣支持も「分からない」が30%もある。ドラスチックな結果も十分あり得る。勝敗ラインについて岸田首相は自公で過半数と言うが、私は自民党で単独過半数を取れるかだと思う。過半数なければ法案一つ通せない。ますます連立の公明党の影響力が強まる。

 そもそも岸田政権は発足時から安倍晋三元首相や麻生太郎副総裁の影響が色濃く、岸田氏が総裁選で胸を張った経済政策なども総選挙に入り後退発言が目立つ。岸田カラーに暗雲が垂れ込めてきたところへさらに公明党の影響力も加わるようなことになれば、政権の迷走や新たな権力闘争につながる。自民党の単独過半数は大きなポイントだ。(ジャーナリスト)

鈴木哲夫氏鈴木哲夫氏

 ◆鈴木哲夫(すずき・てつお)

 1958年(昭33)7月18日、福岡県生まれ。早大卒。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを歴任。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描き、多くの放送局でコメンテーターを務める。近著に「石破茂の頭の中」「くまモン知事」(いずれもブックマン社)。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・衆院選2021】  2021年10月18日  08:47:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2021年10月17日 今日は?】:作家川端康成が日本人初のノーベル文学賞

2021-10-19 00:00:20 | 【社説・解説・論説・コラム・連載】

【2021年10月17日 今日は?】:作家川端康成が日本人初のノーベル文学賞

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2021年10月17日 今日は?】:作家川端康成が日本人初のノーベル文学賞

 ◆10月17日=今日はどんな日

  靖国神社がA級戦犯28人のうち東条英機元首相ら14人を合祀(ごうし=1978)

f:id:socialsciencereview:20191209101319j:plain

 ◆出来事

  ▼作家川端康成が日本人初のノーベル文学賞(1968)▼米国留学中の服部剛丈君がハロウィーンで訪問先を間違え住民男性に射殺される(1992)

 ◆誕生日

  ▼もたいまさこ(52年=女優)▼賀来千香子(61年=女優)▼JIRO(72年=GLAY)▼黒沢かずこ(78年=森三中)▼臼田あさ美(84年=タレント)▼大島優子(88年=女優)▼松坂桃李(88年=俳優)▼桜庭ななみ(92年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2021年10月17日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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