【新型コロナ】:都内時短要請、感染状況改善で解除へ調整 入店人数制限は継続方向
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【新型コロナ】:都内時短要請、感染状況改善で解除へ調整 入店人数制限は継続方向
東京都が新型コロナウイルス対策の認証を受けた飲食店を対象とした午後8時までの酒類提供や午後9時閉店の営業時間短縮要請について、今月24日の期限で解除する方向で調整していることが19日、関係者への取材で分かった。再拡大防止の観点から、複数人で入店した場合に同じテーブルに座れる人数の制限は継続を軸に検討している。
21日に開かれる都のモニタリング会議で専門家の意見などを聴き、最終決定する見通し。都はリバウンドが抑えられている中での経済活動再開の必要性や、既に飲食店へ支払った協力金が多額に上っている財政状況などを考慮し、制限の段階的な緩和をさらに進める方向となった。
認証を受けていない店についても、現在要請している酒類の提供自粛と午後8時までの時短営業を一部緩和する方向で調整している。
都は緊急事態宣言が9月末で解除された後も今月24日までの期間を「リバウンド防止措置期間」と位置付け、飲食店への制限を認証店に限って緩和した。
感染状況はその後も改善し続け、新規感染者数は18日に今年最少の29人を記録。直近7日間を平均した1日当たりでは19日時点で51・7人にまで減少し、入院患者数や重症者数も大幅に減って医療提供体制の負担が解消しつつある。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・東京都・医療・新型コロナウイルスの感染】 2021年10月20日 00:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。