《斜面・12.08》:54年前の証文
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:《斜面・12.08》:54年前の証文
有田勉三郎弁護士が八幡製鉄(現日本製鉄)の社長らを提訴したのは1961年3月。同社が自民党に350万円を献金したのは違法とし、株主代表訴訟で賠償を求めた。問うたのは「政治の腐敗をもたらしている政治献金の是正」だ
◆日本の敗戦まで台湾の銀行で副総裁を務めた有田弁護士。「カネのかかる政治のあり方」に疑問を持ち、訴訟では「政治献金は同社の定款の目的範囲外」などと訴え、東京地裁で勝訴する。しかし、東京高裁で逆転敗訴し、70年に最高裁でも棄却された
◆最高裁は、(残り373文字/全文598文字)
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元稿:信濃毎日新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【斜面】 2024年12月08日 06:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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