FNNは朝鮮半島の非核化ではなく北朝鮮の非核化を叫ぶ側を優先している!
「北朝鮮の度量の大きい決断をした北朝鮮を理解してほしい」
「対話に支障を来す」
と韓国国防相に批判され、たしなめられるほど
外交音痴ぶりを発揮している安倍政権を応援している!
金正恩氏の側近、NYを出発 トランプ氏とのやりとり報告へ(12:17)
米朝首脳会談実現のため、トランプ大統領に金正恩(キム・ジョンウン)委員長の親書を手渡した側近が、ニューヨークを出発し、帰路に就いた。金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長は2日、ニューヨークにある北朝鮮国連代表部を訪問したあと、滞在していたホテルから空港に向かった。滞在中、金部長は、記者団の問いかけには一切答えなかった。ただ、トランプ大統領とおよそ1時間半、面会して、金委員長の親書を手渡し、米朝首脳会談の開催に道筋をつけたことから、余裕ともとれる表情を見せた。金部長は、トランプ大統領とのやりとりなどについて、金委員長に報告するとみられる。
北朝鮮めぐり温度差も 日米韓防衛相会談(12:13)
シンガポールで開催されているアジア安全保障会議は、3日午前、日米韓3カ国が防衛相会談を行ったが、北朝鮮への対応をめぐっては温度差がにじんでいる。会談の冒頭、アメリカのマティス国防長官は、「北朝鮮が、検証可能かつ不可逆的な非核化に向け、行動をとるまで、見返りを得ることはない」と強調し、小野寺防衛相も「弾道ミサイルの廃棄や、拉致問題解決を求めていくことが重要だ」と述べた。
一方、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相は、北朝鮮への警戒感を示しながらも、最近の北朝鮮の姿勢を指して、「前向きになれる」と述べた。北朝鮮に対して、一致した対応が求められる日米韓3カ国だが、会談冒頭のやりとりだけからも、温度差がにじむ形となっている。
「対話に支障」韓国国防相が批判 小野寺防衛相“北”発言に対し...(01:29)
米朝首脳会談をめぐって、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相は、2日、小野寺防衛相が北朝鮮への不信感を示したことを受け、「対話に支障を来す」と批判した。宋永武国防相は、アジア安全保障会議で「(北朝鮮を)疑い続けると、会談や発展に支障を来すと思う」と述べ、「度量の大きい決断をした北朝鮮を理解してほしい」と求めた。北朝鮮が、融和ムードを演出しながら、核とミサイルを開発し続けてきたと指摘した小野寺防衛相を批判した形。3日は、日米韓防衛相会談があり、北朝鮮に対して、どこまで方針をすり合わせられるのか注目される。
“朝鮮半島の完全非核化”を強調 アジア安保会議でマティス長官(2018/06/03 01:25)
米朝首脳会談の舞台となるシンガポールで開かれている「アジア安全保障会議」で、アメリカのマティス国防長官は、あくまでも朝鮮半島の完全な非核化を目指す考えを強調した。マティス国防長官は、「われわれの目標は、あくまでも完全で検証可能かつ不可逆的な朝鮮半島の非核化だ」と述べた。マティス長官は、さらに在韓アメリカ軍の削減について、「北朝鮮との協議では議題にならない」と明言した。
小野寺防衛相も演説し、北朝鮮に対し「対話に応じることのみをもって、見返りを与えるべきではない」と強調したうえで、「最大限の圧力」を維持するよう訴えた。
一方、マティス長官が、中国による南シナ海の軍事拠点化をあらためて批判したのに対し、中国が強く反発した。中国の何雷軍事科学院副院長は、「南シナ海の島と岩礁への駐屯や兵器の配備は、中国の主権の範囲内のことだ」と述べ、アメリカによる南シナ海での活動を批判した。
腹心 VS 腹心 米朝が神経戦(18:05)
トランプ大統領に手渡された金正恩(キム・ジョンウン)委員長の親書だが、その中身以上に、金英哲(キム・ヨンチョル)氏がトランプ大統領に直接会うのが、真の目的だったという見方もある。
正恩氏の腹心である金英哲氏と、トランプ大統領の腹心であるポンペオ国務長官。2人の腹心が繰り広げる神経戦に、焦点を当てる。
北朝鮮の高官としては、18年ぶりにホワイトハウスに入り、トランプ大統領と面会した金英哲統一戦線部長。そこで手渡されたのは、首脳会談開催の鍵を握るともいわれた金正恩委員長の親書。
しかし、面会のあと、トランプ大統領は、「(親書は)とても興味深かった」と述べる一方で、「まだ読んでいない。封も開けていない」と述べた。この時点では、親書をまだ読んでいなかったことを明らかにした。
では、今回の面会の真の目的は、何だったのか。
フジテレビの風間 晋解説委員は「トランプ大統領の品定めを金委員長にフィードバックすることが、今回のホワイトハウス訪問の最大の目的だったと思う。何が何でも、この時点で、自分の信頼する側近が見たドナルド・トランプ、いったい、どういう人間なのか、それを絶対欲しかった。(親書の)中身が重要なのではなく、トランプ大統領に確実に会えるようにするため、親書を持たせたということが大事だった」と話した。
今回、トランプ大統領と面会した金英哲氏。金委員長の側近で、2010年に相次いで起きた韓国哨戒艇沈没事件や延坪(ヨンピョン)島砲撃事件などに関わったとされる人物。
一方、アメリカも、CIA(中央情報局)長官から国務長官になったトランプ大統領の腹心、ポンペオ氏が2度にわたって北朝鮮に入り、金委員長と面会している。ここでも、ポンペオ氏が金委員長を品定めした可能性がある。
今回、親書を手渡したいという北朝鮮側の要請を受け入れ面会した、トランプ大統領。面会時間は、およそ1時間20分にも及んだ。そこでも、もう1つの緊迫した攻防があったと、風間解説委員は指摘する。風間解説委員は、「金英哲副委員長から見れば、トランプ大統領の品定めをするために、ある程度の時間は絶対に欲しい。トランプ大統領は、そんなことは百も承知だと思う。だったら、自分について誤解させようと、英哲統氏を誤解させれば、間違った情報が金正恩委員長に伝わり、一世一代の取引をする際に、トランプ大統領にとって、とても有利になる。1時間20分をかけて、英哲統氏をごまかすことを試みた」と話した。
「歴史的な首脳会談に」安倍首相 成果に期待(17:38)
アメリカと北朝鮮による史上初の首脳会談が、当初の予定通り、6月12日にシンガポールで開催されることになった。安倍首相は、滋賀・大津市で行った講演で、「核問題、ミサイル問題、何よりも大切な拉致問題が前進する。歴史的な米朝首脳会談が、そのような会談となるように全力を尽くしてまいる決意です」と述べ、米朝首脳会談での成果に期待を示した。
完全非核化要求の構え崩さず 米・マティス国防長官(12:04)
米朝首脳会談の開催が固まる中、シンガポールで行われている「アジア安全保障会議」で、アメリカのマティス国防長官は、あくまで朝鮮半島の完全な非核化を目指す考えを強調した。アメリカのマティス国防長官は、「われわれの目標は、あくまでも完全で検証可能かつ不可逆的な朝鮮半島の非核化だ」と述べた。マティス長官は、在韓アメリカ軍のあり方について、「北朝鮮との協議では議題にならない」と明言したうえで、米朝協議とは切り離し、アメリカと韓国の間で議論されるべきだと指摘した。
また、中国による南シナ海の軍事拠点化をあらためて批判した。
一方、小野寺防衛相も演説し、北朝鮮に対し、「対話に応じることのみをもって、見返りを与えるべきではない」と強調したうえで、「最大限の圧力」を維持するよう訴えた。
予定通り開催も「これは始まり」米朝会談でトランプ大統領(12:01)
アメリカと北朝鮮による史上初の首脳会談が、当初の予定通り、6月12日にシンガポールで開催されることになった。アメリカのトランプ大統領は、「会談は1度きりではない」と述べ、非核化実現のため、複数回開催する可能性に言及した。トランプ大統領は、「われわれは、6月12日シンガポールにいるだろう。これが、始まりとなる。一度の会談で(非核化が)実現するとは言っていない。最後は、とてもいい結果になると思う。会談は、1度きりではないだろう」と述べた。トランプ大統領は、1日、米朝首脳会談について、当初の予定通り、12日にシンガポールで開催することを発表し、「会談は始まりにすぎない」と、首脳会談が複数回にわたる可能性に言及した。
これに先立ち、トランプ大統領は、ホワイトハウスでアメリカが制裁対象としていた金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長とおよそ1時間20分にわたり面会し、金正恩(キム・ジョンウン)委員長からの親書を受け取った。親書について、「興味深い手紙だ」と述べたものの、その内容は公開しなかった。
トランプ大統領はまた、12日の首脳会談について、「何かに署名することはないだろう」と述べていて、北朝鮮の非核化に向けて、どれだけ道筋をつけられるかは、不透明な状況。
米朝首脳会談 6月12日に予定通り...米大統領表明(07:09)
アメリカのトランプ大統領は、いったん中止を発表した米朝首脳会談について、当初の予定通り6月12日にシンガポールで開催すると発表した。アメリカ政府が、ホワイトハウスに北朝鮮政府高官を迎え入れたのは、実に18年ぶりのことだった。
トランプ大統領は会談後、「関係は構築されてきている。とてもポジティブだ」と述べ、楽観的な考えを示した。トランプ大統領は「われわれは6月12日、シンガポールにいるだろう。これが、始まりとなる。会談が一度とは言っていない。最後は、とても良い結果になると思う。会談は、一度きりではないだろう」と述べた。
トランプ大統領は、当初の予定通り12日にシンガポールで開催することを発表した。ただ、「会談は始まりにすぎない」とも述べ、首脳会談が複数回にわたる可能性に言及した。
トランプ氏はホワイトハウスで、アメリカが制裁対象としていた金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長と、およそ1時間20分にわたり面会。金正恩(キム・ジョンウン)委員長からの親書を受け取ったあと、「興味深い手紙だ」と述べた。中身については明らかにしていない。米朝首脳会談が、複数回に及ぶ可能性が出てきた中、まずは12日の会談で、どこまで北朝鮮の非核化に道筋をつけられるか注目される。
米朝首脳会談 6月12日にシンガポール開催と再発表 トランプ米大統領(03:50)
正恩氏側近、親書持ちワシントンへ トランプ氏と面会へ(2018/06/02 00:22)
トランプ大統領は、5月24日、金委員長に宛てた書簡で、米朝首脳会談の中止を通告していて、「親書の内容を楽しみにしている」と述べている。アメリカが求める完全な非核化に対し、金委員長が親書でどのような姿勢を示すかが焦点で、トランプ大統領は親書の内容をふまえ、首脳会談を行うか最終判断するとみられる。
アメリカに同行「謎の女性」与正氏の“分身”か(2018/06/01 18:31)
非核化をめぐる協議のためにアメリカ入りしている北朝鮮の代表団の中に、謎の女性の姿が。 その正体に迫る。 サングラスをかけたボディーガードに守られながら、マンハッタンの街を歩く北朝鮮の要人。
金正恩(キム・ジョンウン)委員長の腹心とされる金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長。 アメリカのポンペオ国務長官と、北朝鮮の非核化やその手順をめぐって、2日間にわたって協議した。 ポンペオ国務長官は「(首脳)会談に向けて、われわれは今回、進展があった。正しい方向に向かっていると確信している」と、いったんは中止を発表した米朝首脳会談について、大きな進展があったことを明らかにした。
協議の合間に、ニューヨークの摩天楼を指さしながら金英哲氏らに話しかける、ポンペオ長官。
アメリカ政府高官によると、ポンペオ長官は、北朝鮮が核を放棄すれば、体制の保証だけではなく、経済面でも明るい将来が約束されていると、何度も説明したという。
米朝首脳会談実現の鍵を握る、この会談。
番組では、金英哲氏のそばに座る紫色のジャケットを着た女性に注目した。
韓国メディアは、この女性をキム・ソンヘ統一戦線策略室長と伝えている。 2018年2月に、金委員長の実の妹で、特使として韓国を訪れた金与正(キム・ヨジョン)氏の映像。 エスカレーターを降りる与正氏に寄り添う、キム・ソンヘ氏。 韓国メディアは、この時、キム・ソンヘ氏が与正氏の補佐役として随行したと伝えている。 与正氏が落としたバッグを、素早く拾うキム・ソンヘ氏。 コリア・レポートの辺 真一編集長は、「彼女が金与正氏の意を受けて、動いているのであれば、相当力がある。彼女の存在は無視できないと思う」と話した。
一方、ポンペオ長官との会談を終えた金英哲氏は、1日にワシントンを訪問し、トランプ大統領に金委員長からの親書を手渡す見通し。トランプ大統領は「わたしは、そのことを楽しみにしている。うまくいけば、12日に会談があるだろう」と述べていた。北朝鮮指導部の要人と現職のアメリカ大統領の会談は、2000年10月に、当時のクリントン大統領と会談した趙明禄(チョ・ミョンロク)国防委員会第1副委員長以来となる。 その時は、互いに敵対的な意思を持たないことなどを盛り込んだ米朝共同コミュニケが採択されたが、米朝首脳会談の開催は実現しなかった。
その米朝首脳会談をめぐり、北朝鮮で新たな動きが。
5月31日、平壌(ピョンヤン)を訪れたロシアのラブロフ外相との会談で、金委員長は、「新たな方法を見いだして、段階的に非核化問題を解決していくことを希望する」と発言。 新たな方法については明らかになっていないが、短期間での非核化を求めるアメリカとの温度差は、解消されていないとみられる。 アメリカとの調整の一方で、韓国、中国、そしてロシアとも連携を強める北朝鮮。 米朝首脳会談に向けた、外交的かけ引きが続く。
金正恩氏「新方法で段階的を希望」ロシアとの会談で非核化について(2018/06/01 12:27)
北朝鮮のメディアは、1日朝、金正恩(キム・ジョンウン)委員長が「朝鮮半島非核化への意志は一貫しているが、新たな方法による段階的な解決を希望する」と発言したと報じた。北朝鮮メディアによると、金委員長は、5月31日、ロシアのラブロフ外相と会談した際、「朝鮮半島非核化に関する意志に変わりはなく、一貫している」と述べ、非核化への意欲をあらためて強調した。そのうえで、「お互い満足できる新たな方法を見い出して、段階的に非核化問題を解決していくことを希望する」と発言したという。「新たな方法」の詳細は明らかにされていないが、段階的に制裁緩和などの見返りを得ることを条件に非核化を進めていく「段階的非核化」の方針は崩しておらず、短期間での非核化を求めるアメリカとの温度差は残っているとみられる。
金正恩氏親書携えNY→ワシントン 側近トランプ氏に伝達へ(2018/06/01 12:22)
米朝事前協議終了 「完全な非核化を」(06:24)と同じ内容!
米朝事前協議終了 「完全な非核化を」(2018/06/01 06:24)
ニューヨークで2日間にわたって行われた米朝の事前協議が終了し、アメリカのポンペオ国務長官は、「実のある進展が得られた」と手ごたえを示した。ポンペオ国務長官は、会見で金正恩(キム・ジョンウン)委員長に対して「人生で一度のチャンスをつかむため」英断をしてほしいと迫った。
ポンペオ国務長官は、「世界を変える人生に一度のチャンスをつかむため、金正恩氏に勇気ある指導力を発揮してほしい」と述べ、「完全な非核化」に向けて、アメリカが求める具体的な条件を受け入れるよう、あらためて北朝鮮に迫った。
ポンペオ長官は、北朝鮮の金正恩委員長の側近、金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長とニューヨークで2日間にわたり協議した。
アメリカ政府高官によると、ポンペオ氏は、北朝鮮が核兵器を放棄すれば、体制保証だけでなく、経済面でも「明るい将来が約束されている」と何度も説明したという。
金氏は1日、トランプ大統領に金正恩委員長の親書を直接手渡すため、ワシントンを訪問する予定。トランプ大統領は31日、「親書の内容を楽しみにしている」と強調した一方、「会談そのものが行われないかもしれない」とも述べていて、親書の内容が、史上初の米朝首脳会談実現の大きな鍵となるとみられる。
正恩氏、またアメリカをけん制 ロ・ラブロフ外相と会談(2018/06/01 00:19)
金正恩委員長は、「(アメリカの)覇権主義に対抗する中で、(ロシア)指導部と綿密に意見交換していきたい」と述べた。金委員長は31日、9年ぶりに北朝鮮を訪れたロシアのラブロフ外相と会談し、共にアメリカへの対抗姿勢を持つプーチン大統領を高く評価したうえで、ロシアとさらなる関係強化を目指す考えを表明した。一方、ラブロフ外相も、金委員長にプーチン大統領からの親書を手渡し、ロシア訪問を呼びかけた。
正恩氏の親書、トランプ氏に手渡しへ 側近同士が詰めの協議(2018/06/01 00:04)
米朝の駆け引きは、まさに目まぐるしい展開を見せている。