沖縄県宜野湾市内外の有志らが31日午後3時、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止や名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票の実施を求め、辺野古の土砂投入に抗議する72時間のハンガーストライキを市役所前で始めた。来年1月3日まで約10人で交代しながら24時間体制で座り込む。

(資料写真)普天間飛行場

 「2・18使用停止を実現させるゲート前有志の会」など四つの市民団体が呼び掛けた。わんから市民の会共同代表の赤嶺和伸さん(64)は「県民の自己決定権がないがしろにされている。権利を勝ち取っていくために声を挙げて行動していくとともに、全国に沖縄の状況を発信していきたい」と決意を込めた。うるま市から参加した小橋川共行さん(76)は「普天間飛行場の運用停止は宜野湾だけでなく、沖縄全体の願い。子どもたちを基地被害に遭わせたくない」と強調した。(引用ここまで)

時事通信 野党系屋良氏が出馬表明=辺野古移設反対-沖縄3区補選 2018年12月29日16時22分

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122900291&g=pol

衆院沖縄3区補選への出馬を決め、記者会見する屋良朝博氏(左)。右は自由党の小沢一郎代表=29日午後、沖縄県沖縄市

フリージャーナリストの屋良朝博氏(56)は29日、沖縄県沖縄市で記者会見し、衆院沖縄3区補欠選挙(来年4月21日投開票)に立候補すると表明した。沖縄県知事に転じた玉城デニー前衆院議員の後継で、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力が支援する見通しだ。
屋良氏は会見で「辺野古の是非を問う。(移設には)反対だ」と強調。会見に同席した自由党の代表は「政局に大変大きな影響を及ぼす選挙だ。必勝を期して頑張りたい」と語った。自民党県連は島尻安伊子元沖縄担当相(53)の擁立を決めており、辺野古移設の是非を争点に与野党一騎打ちの構図となる公算だ。(2018/12/29-16:22)