私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2015年10月14日(水)石巻雲雀野埋め立て地

2015年10月22日 | 石巻雲雀地区
■2015/10/14(水)7:36-9:17【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,カワウ,アオサギ,ムナグロ幼羽3,コチドリ幼羽2,メダイチドリ幼羽3,キョウジョシギ幼羽1,トウネン幼羽8,ハマシギ幼羽26,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ2,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,キビタキ♂成鳥,ハクセキレイ,オオジュリン(14科27種)
【メモ】西側防波堤の以前タイドプールになっていたところからスタートしたところ,渡りの途中のキビタキ♂がいたのにはちょっと驚いた。あっという間に飛んで行ってしまい,パルプ置き場の方に飛んで行った。干潟へ行くと小群のトウネン幼羽,大幅に増えたハマシギ幼羽,それに以前からいる3羽のムナグロがいた。ムナグロはけっこう大きなゴカイを食べており,どれもまん丸だった。突然,採餌していたシギチが伏せたので上空を見上げるとノスリが2羽飛んでいた。池に行くと,トウネンが背眠していたそばで,ハマシギがしきりに採餌していた。1羽すぐ近くに止まったホオジロ科の小鳥がいたので,レンズを向けたが,すぐ飛ばれてしまい,小さくしか撮影できなかったが,たぶんオオジュリンだろう。秋もどんどん深まっていき,ヨロネンの幼羽は今シーズンついに見ることができなかったが,一通りのシギチは観察できた。
【写真】
  
■ピンぼけだがキビタキ♂/ムナグロ幼羽/トウネンとハマシギ
  
■メダイチドリ冬羽/トウネン幼羽とハマシギ。この時期になると,ますます冬羽になっていく
  
■上空に現れたノスリ/キョウジョシギ幼羽/トウネン幼羽。1羽はまだ灰色の冬羽が生えていない。
  
■ムナグロの採餌
  
■ハマシギ/オオジュリン冬羽


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2015年9月21日(月)石巻雲雀野埋め立て地

2015年10月22日 | 石巻雲雀地区
■2015/9/21(月)7:57-9:44【天気】晴れ
【場所】石巻雲雀野埋め立て地
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,アオサギ,ムナグロ幼羽3,コチドリ幼羽3,メダイチドリ幼羽3夏羽2,タカブシギ幼羽2,キアシシギ幼羽1,ソリハシシギ幼羽1,キョウジョシギ幼羽2,ミユビシギ幼羽2,コオバシギ幼羽1,トウネン幼羽12,アメリカウズラシギ幼羽1,ハマシギ幼羽3,キリアイ幼羽1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(11科24種)
【メモ】仕事があったために前週の休日に来ることができず,一週間おいての観察となった。アメリカウズラシギは池を探したがいなかったので,堤防前の干潟を双眼鏡で探したところ,1羽かなり遠いところに石に隠れて変なシギがいたので,よく見るとアメリカウズラシギの幼羽だった。こんな距離で見るのは初めてだったので,最初は戸惑ったが,けっこうきれいな典型的な幼羽だった。これが2,3m先なら肉眼で見て確かにそれという実感もわくが,ちょっと遠い感じだ。シギチも小鳥も,大きい鳥もそうだが,肉眼で近くで見ないと大きさが実感できない。そもそもフィールドで見る野鳥は実家で飼っている鶏くらいの大きさの鳥なんてそういるものではない。トウネンやハマシギ,キリアイなんかは本当に小さい。オジロトウネンに至っては地味だから余計小さく見える。その小さい生き物が大海を渡っていくのだから感動するのだ。
 閑話休題。その他,キリアイ,コオバシギ,ソリハシシギなどいたが,数は少なく,池の方もカモはたくさんいるがシギチは前回と比べると本当に少なかった。
【写真】
  
■キョウジョシギ幼羽。2羽で行動していた。/アメリカウズラシギ幼羽。はじめかなり遠くにいたが,待っているとこちらにやって来たが,遠かった。
  
■キリアイとトウネン/メダイチドリとコオバシギ/かなり灰色になってきているムナグロ幼羽
  
■タカブシギ幼羽/トウネン幼羽/キアシシギ幼羽
  


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