私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2020年2月19日(水)鳥の海 コミミズクその3

2020年03月28日 | 鳥の海

■2020年2月19日(水)15:14-16:59【天気】曇り晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】鳥の海
【種名】トビ,オオタカ若鳥1,ノスリ2,コミミズク♂黒褐色1・♂淡褐色1(2科4種)
【メモ】コミミズクが2羽来ているという情報をいただき,松川浦でカモメ類を見てから,3時過ぎに時間を合わせて戻った。しばらく,見ていたがちっとも出ないので,ちょっと焦ったが,いつも見ている方が,コンディションはいいというので,待つことにした。すると,用水路の方の茂み付近を飛んでいるのを見つけることができた。曇りで少し暗く,三脚を設置して最初はISO400でとりあえず撮り逃がさないよう撮影したが,日頃三脚を使っていないので,うまく捕捉できなかったが,何とか2,3枚ピントが合ったのがあった。最初は黒褐色タイプがよく飛んでいたが,途中から,黒は追われて,淡褐色タイプが縦横に飛び始めた。何しろ2羽いるので,ほとんど待つことなくずっと見ることができた。フィールドの各所に自分のような人間が望遠レンズを構えて陣取っているが,その近くをまるで平等に巡回してくれているように飛んでいるが,要するに,餌場に勝手に人がいるだけなので,コミミズクとしては迷惑な話だ。それでも,何度も目の前,目の上を通過してくれた。飛翔速度がゆっくりなのでよく見ることができた。2個体で羽の模様も違っていて,淡褐色の個体の初列風切裏面は,草書のような模様もあってきれいだ。後日,止まっているのやヤチネズミを咥えているのを撮影しようともう1回行ってみた。鳥友はいたが,肝心の主役は出なかった。
【写真】ISO250 F4  1/1250~1/2500

すぐ目の前を通過していった。

獲物を探し飛び回る

淡褐色♂

公園の近くで撮影していたら,飛んできた。何をするのかと思えば,植樹された木の先端に止まった。体がとても軽いのだろう。

最後に夕日をバックに撮影した。

 


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