会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

下町散策 秀長寺

2014-01-21 16:52:35 | 地域情報
2014年1月21日(火)曇 3.7℃~-4.8℃

会津若松市の下町 西若松駅周辺は14世紀に鎌倉から葦名氏がやってきて以来、松平氏まで会津西街道(日光街道)や越後街道などに通じ賑わっていた。特に戊辰戦争(会津戦争)では、西軍に勝った唯一つの場所である。また、山川太蔵が小松の彼岸獅子を先頭にして鶴ヶ城へ帰城する際通った道である。昨日の健康ウオークのコースは下記古戦場などを中心にして散策した。




 秀長寺
永正二年(1505)十月下旬より塩川において合戦があり、芦名の臣富田志摩守秀長は戦死した。家嗣右馬允時長亡父の菩提を弔うべく小田山城在勤の下屋敷をもって天文六年(1537)に一宇の草庵を建立して水月庵と号した。蒲生氏の頃、猪苗代に隣松院という一宇があった。住僧の伝廊禅師は当時猪苗代城主であった蒲生の長臣町野左近とは心を開いた友であった。その後隣松院は度々の火災に見舞われて再建に行き詰まり、禅師は水月庵に来て仮住まいの身となった。町野左近はその頃白河の城主に遷っていたが、これを深く憂えて領主蒲生秀行に請い、慶長十年(1605)この水月庵に寺地を加えて一宇を創建し、禅師を住まわせて町野家の菩提寺として雲龍山秀長寺と号した。


秀長寺古戦場
 慶応四年(明治元年・1868)八月二十三日以来、籠城戦中の若松城下は東西両軍の攻防戦が激戦となってきた。九月五日城下にて奮戦する会津藩兵の野戦軍総督佐川官兵衛は、日光口(会津西街道)より侵入してきた西軍が大内宿から本郷を経て、大川を渡り、城下に攻め入ってくることを偵察した。官兵衛は、配下の軍勢を片原町柳原などに伏兵として置き、自身は200余名の藩兵を指揮し、会津藩砲兵隊と協力して秀長寺の西側に散在する民家に、また、林や草むらに伏せさせた。加えて、南口外郭門の守備兵と援軍の水戸藩兵に材木町の南部付近一帯を守備させた。早朝、薩摩・肥前・中津・大田原・館林・人吉・宇都宮・芸州・黒羽・大垣の十藩の兵が押し寄せ住吉川原一帯までに渡る激戦となった。しかし、西軍は周章狼狽し、退路を失って銃砲弾薬や金円糧食及び毛布類等を遺棄して敗退した。 佐川官兵衛直清歌碑がある。

※世が明治と変わる僅か3日前の慶応4年9月5日、この付近で大激戦がありました。世に言う「材木町の戦い」あるいは「秀長寺の戦い」「住吉河原の激戦」です。
 会津方の指揮官は佐川官兵衛で、長命寺の戦いで破れて以降苦戦続きであった会津軍は遂にこの戦いで大勝利をおさめたのでありました。結果、会津藩は城への補給路を確保し、これ以降の籠城戦を可能たらしめたのです。この勝利以降、城内の籠城兵が気軽に城外へ兵糧を確保に行くことが出来る様になったのであります


 
 


健康ウオークで下町散策

2014-01-20 17:18:07 | 地域情報
2014年1月20日(月)晴2.0℃~-3.5℃

 昨日は一時雪が降り荒れた。今日は暦の上では大寒。朝方は寒さは厳しく凍った路面の上に雪が少し降り積もった。ラッシュの散歩は転ばないように歩くのがやっとだった。午前9時頃になると陽射しが明るくなり青空も見えた。
ほっとした。健康ウオーク倶楽部の方より下町を散策したいので案内してほしいと頼まれていたからだ・・・・。
 長期天気予報では「土、日、月」は荒れて大雪だったのでコース選び、時間配分など資料を作りながら心配だった。
 
コースは会津若松市健康福祉部兼構増進課作成の「歩いてあいづウオーキングマップ」=保健員会作成コース15.食生活改善推進委員会紹介コース1.自主グループ紹介コース11.郷土史研究家紹介コース4。市民紹介マイコース19=計40コースの中から城西コース「古戦場ー田園湯川端を歩く 5.6km」を選んだ。
悪天候のことも考慮して下記のようなコース約3kmを設定してみた。特に原山織物工場(会津木綿)と林家(市歴史的景観建造物・国登録有形文化財)の見学を取り上げた。幸い好天で予定通り実施できてよかった。
 はじめて歩いた裏道。知っているようで知らないことがらわかった。など会員の声を聴き、案内人としての責務をはたせてほっとした。
見どころいっぱいの下町を明日から少し紹介します。興味が湧いたら散策してみてください。
 
 
 



糖尿病を防ぐ 食事療法

2014-01-19 09:40:13 | 健康
2014年1月19日(日)雪 0.4℃~-4.9℃

 高齢になると身体能力の衰えはあがらうことができない。『足腰が弱った。視力が落ちてきた。テレビの音量を高くし始めた。物忘れがひどくなった。・・・・・』ちょっと数えただけで若い頃との違いは歴然である。何も努力しないでいれば、各能力の衰えは進行が速く回復は難しくなってきている。
 
 進行を遅くするためには『腰痛に悩みながらも少し負荷をかけた筋トレをする。愛犬の散歩をする。旅に出る。家庭菜園を続ける。パソコンやタブレットを操作する。好奇心を失わず興味関心のあることには積極的にかかわりを持つ。野菜を食べる。・・・・・』などできることから実践するようにしている。

 今年は、脂肪を蓄えないように食事の順番を「サラダ⇒肉や魚⇒ご飯や麺」を実施。
 まずは植物繊維の多い野菜類、おひたしやサラダ、煮物などを食べる。次に肉や魚などのタンパク質類、それからごはんやパン、麺類などの炭水化物をよく噛んで食べる。最初に炭水化物をとると一気に血糖値が上がり、インスリンが出て脂肪を蓄えやすくなってしまう。まずは野菜などの繊維質をとることによって血糖値が緩やかに上がり、同じカロリーのメニューでもインスリンの出方が変わるといわれている。
 特に野菜サラダを毎食はじめに食べるようにしている。今はスーパーに行くといろいろな野菜サラダを売っているのでありがたい。我が家では主にオニオンサラダを買いトマトなどを加えている。まだ、実践して3週間なので効果のほどはよくわからない。もう少しこのような食事を続けてみようと思う。
  
 






糖尿病は危険な疾患 運動療法

2014-01-18 21:07:42 | 健康
2014年1月18日(土)曇 1.5℃~-5.5℃

 「糖尿病は放置すると様々な合併症を引き起こす危険な疾患だ。糖尿病とは、膵臓で作られるインスリンというホルモンの作用が低下することにより、血液中のブドウ糖度「血糖値」が高くなる状態。実は糖尿病は古るからある病気で、三千年前の中国やインドでも知られていた。また紀元前後の記録では、この病気は喉が渇き、渇き、水をたくさん飲むため尿がたくさん出ることより、ギリシャ語でサイホンを意味するdiabetesと名付けられた。糖尿病は多くの場合初めは症状がでない。健康診断で血糖値が高い、尿中に糖が出ている、あるいは一~二ヶ月の血糖値の変動を示すHbAIcの値が高いと指摘される。しかし血糖値が高くなると、喉が渇き、尿の回数や量が多くなり、足がつり、疲れやすくなり、食べても体重がどんどん減ってくる。このようにと糖尿病は確実に進行していく。」という。

 昨年末に喉が渇き、尿の回数や量が多くなり、足がつり、疲れやすくなり健康診断を受けた。血糖値は正常で体重も減らない。総合的には異常なしであった。それでも医師は食事療法と運動療法をするようにと診断した。
 とりあえず運動は月曜日と木曜日のインタナショナルスイミングでのストレッチと筋トレ、水中運動は休まず続けるようにしている。
 2階の部屋には自転車、小ボール、踏み台昇降台、ふわふわ大ボール、ダンベル、パター練習器、納屋にはぶらさがり健康器がある。今年はこれらの器具を使うように努めているがなかなか続かない。継続は力なりというのだが・・・。





寒気団来襲か?

2014-01-17 15:28:48 | Weblog
2014年1月17日(金)くもり 2.1℃~-3.3℃

 数日前、今季一番の寒さで一日中気温が上がらなかった。その後、厳しい寒さは続いたが降雪がなく雪片付けをしなくて済み、1月の半分が過ぎた。日常生活では朝晩の出歩きを控えれば、凌ぎやすい日々であった。いつまでもこのような日々は続かない。明日、明後日、そしてその後の天気予報は雪マークである。



 森羅万象には人間は立ち向かうことができない。急がなければならない地球上の大きな流れは大気汚染と温暖化である。日本だけでなくすべての国々が本気で取り組まなければならない。明治時代には日本の未来を展望した人々がいた。国政を担当する政治家諸氏の真摯な取り組みに期待したい。
 寒気団がやって来る。週末から週初めまでは、寒さが一段と深まり降雪も予想される。おいしい正月料理を食べ、お酒を飲み、だらだらした自堕落な生活の付けが体重1kgの増加となった。雪片付けをして減量に励むかしかない。






PM2.5・PM10の脅威

2014-01-16 18:45:14 | 時事
2014年1月16日(木)晴 2.0℃~-6.7℃

 夕方愛犬ラッシュの散歩を終えてテレビをつけた。画面に北京の大気汚染PM2.5計測不能の文字と視界不良の市街地の画像。前々から北京の大気汚染は報道され、マスクなしでは外出もままならぬ様子が報道されてきた。

 中国だけでなくインド首都でも大気汚染が深刻と「ニューデリー時事」は1月6日に下記のように伝えている。
『インドの首都ニューデリーでは呼吸器疾患の症状を訴え、病院に駆け込む患者が急増している。中国よりも大気汚染が深刻で、ニューデリーでは最大1万六千二百人が早死にするとされている。気温の低下とともに、PM2.5やPM10など人体に有害な微小粒子物質が地表近くに滞留するためだ。・・・中略。世界保健機関(WHO)の統計によると、中国でPM10汚染が最も深刻とされ、2009年の年間平均濃度が一立方ネートル当たり150マイクログラムの甘粛省蘭州市でさえニューデリーを下回る。インド政府機関によれば、ニューデリーは10年、PM10の年間平均濃度は同261マイクログラムで、WHOの環境基準の十三倍。05年から二倍近く増えた。冬季ではPM10の一日平均濃度が470マイクログラム、PM2.5が270マイクログラムを超える日が続く。PM2.5ののWHOの環境基準は一日平均25マイクログラムで、ニューデリーの汚染はその十一倍に当たる」

 1月6日の新聞記事でびっくりしたのに、今日のテレビ報道では北京の大気汚染計測不能と放映したのでさらにびっくりした。大陸からの寒気団や偏西風にのって日本にやってくる。春先には黄砂も吹いてくる。新興国だからといって環境汚染物質をまき散らしてはいけない。自国の国民の健康を守り、他国に迷惑をかけない、地球温暖化のCO2の削減へとしっかり取り組んでほしい。特に中国は国民の不満を日本との関係を悪化させることによって外に向けようとするようなことはしてならない。

団子さし

2014-01-15 17:54:26 | 地域情報
2014年1月15日(水)晴 -1.0℃~-10.7℃

 今日は南会津では零下17.3℃、喜多方市は15.6℃となり、全県下今季一番の厳しい寒さになった。低温注意報がでていた。路面が凍っていて転倒しないように注意しながらラッシュの散歩をした。
 昔はどこの家庭でも子どもや孫が小さい頃は、神棚に注連縄飾りとお供え、正月行事、七草粥、才の神、団子さし、節分の豆まき、ひな祭り、端午の節句など行われていた。ところが近年少子高齢化が急激に進み、老夫婦や独居家庭が増えると日本の伝統行事はすたれた。幼稚園や保育園などの行事として受け継がれているものもあるが・・・・・・。

 我が家では団子さしをしました。家内安全や健康祈願、五穀豊穣(家庭菜園をしているので)などの願いを込めて形だけでも続けている。
 飾る団子は売られている物で、団子を丸めて刺すことはしませんでした。
 石田明夫氏のブログによると
『i団子刺しは、会津の小正月の行事で、女の正月に行われる行事です。会津では、冬場、雪が1メートル(本年は暖冬で積雪15センチ程度)降るため、屋外に花が無いことから、赤い色をしたミズキの枝に団子を刺して花が咲いたようにし、豊作を祈願する行事。この日16には、女の正月と呼ばれ、嫁いだ人が、実家に帰っても良い日とされ、盆の16日とともに嫁としては、きわめて重要な日でした。そのため、お嫁さんが実家に帰ることから、夫が料理を作る正月とされ、男が家事をする小正月の行事でしたが、現在ではその名残は全く無くなり、団子刺しだけが残りました。ミズキには、白色の団子を刺しましたが、明治以降色とりどりの団子となり、お札や金も下げ、金持ち祈願もするようになりました。団子は、3日後知るに入れ、団子汁にするのが慣わしでした。今では、団子汁にする家庭は無くなりました。・・・』



雪小法師コンテスト

2014-01-14 18:50:51 | 地域情報
2014年1月14日(火)晴 -0.6℃~-3.8℃

 喜多方市は平成の合併で旧喜多方市、塩川町、熱塩加納村、山都町、高郷村で広域になったが、それぞれの市、町、村の地域の特色ある活動は伝承されている。それと同時に新しい試みも行われている。ラーメンと蕎麦まつりなどは大きなイベントになっている。
旧喜多方市では蔵美術館めぐり、昭和レトロ通り散策などいろいろな取り組みがなされており活気がある。
 第6回喜多方雪小法師コンテストも地域起こしの一つ。

 喜多方市中心部のふれあい通り特設会場で11日~13日まで開催された。今年は酒づくりが暦の関係で1月の第二週土曜日に開講したので
雪小法師をみることができた。今年のテーマは「福が満開、福のしま」。職場の仲間や高校の友人、奉仕団体や市民グループらでつくる14団体・グループが参加、縦・横・高さがそれぞれ約2メートルの雪小法師を市建設業組合が運んだ雪を使って製作した。
審査は主催者と会場を訪れた市民らの投票で行われた。各グループとも個性豊かな作品ぞろいですばらしい。
例年会津若松市でも旧陸上競技場わきのサブトラックで市内の子ども会が雪像づくりをしていた。昨年と今年は「NHK大河ドラマ館」の駐車場になった実施されなかった。来年は雪像つくりを再開してほしい。

 グランプリになった作品は、喜多方桐桜高のエリアマネジメント科の生徒と教諭らが喜楽里博のマスコットキャアクター「みんべぇ」をデザインした。準グランプリは曽我製麺の七福神が乗る宝船であった。
3位は喜多方ロータリークラブ、4位は熱塩温泉旅館組合&工房ゆずりは、5位はらーめん一平、入賞=喜多方観光協会、河京、そうそう絆サロン、佐原病院、県喜多方建設事務所、喜多方ロータリークラブ、市建設業組合、市役所有志職員、蔵のまち喜多方老麺会。
 各グループとも個性豊かな作品ぞろいですばらしい。




 
 例年会津若松市でも旧陸上競技場わきのサブトラックで市内の子ども会が雪像づくりをしていた。昨年と今年は「NHK大河ドラマ館」の駐車場になった実施されなかった。来年は雪像つくりを再開してほしい。



酒づくり 掛け米

2014-01-13 18:23:19 | 料理と酒
2014年1月13日(月)雪・晴 -0.6℃~-3.8℃

 成人の日。昨年のような大雪でなく穏やかな日和であった。県内各地ではほとんどが祝日でなく成人式は昨日雪の中実施したようである。
着飾った女性、背広姿の男性、個性的な衣装で式典に参加した若者達。荒れた会場を報道していた頃と違いマスコミの対応も変わった。明るい健全な成人式。大人への自覚をもった発言が目だって頼もしい
 
「第18回知的のんべえの酒づくり講座」の酒づくりは今年も「ほまれ酒造」で11日から始まった。

 日本酒の仕込みは三回に分けて仕込まれます。三段仕込みといわれています。酒母=酛(もと)に対して、麹・蒸米・仕込み水を同量づつ3回に分けて仕込むわけではありません。酛に対して倍々に増してゆくやり方です。

 酛に大量の麹・蒸米・仕込み水を一度に加えると、酵母の密度と酸濃度が一気に薄められて雑菌の繁殖に都合がよい環境になります。せっかく酛で大事に増やした酵母より、それ以外の細菌が繁殖します。

 そこで、まず、出来上がった酛を枝桶といわれる酛タンクより大き目のタンクに入れ、そこに酛の約2倍量の麹・蒸米・仕込み水を入れます。これを「添仕込み」といいます。こうすれば、酛の酵母や酸の薄められ方は小さくてすみます。その翌日は「踊り」といって、一日仕込みを休み、その間に酵母の増殖をはかり、酵母増殖の勢いをつけます。その翌日、「踊り」を大きなタンクに移してから「仲仕込み」、翌々日の「留仕込み」をします。そうすることによって、酸が薄まっても、雑菌はほとんど入り込まないのです。

 この三段仕込みは、菌学的にみても、全く理にかなった方法です。微生物という概念が無かった江戸時代にはすでに三段仕込みで酒を造っていたそうです。昔の人は経験と勘だけをたよりにすごいことをしていたのですね
 
酒づくりの第一段階「添え仕込み」
 蔵元見学の後 洗米をする。水に浸して置く時間が重要。翌日は蒸し米を釜から取り出し、麹室に入って「夢酵母」をまいた。
人数が多いので1年目、2年目の受講者が主として体験した。






酒母とは、麹と蒸し米と水で酵母を培養したものです。蒸し米のでんぷんをブドウ糖に変え、それを分解してアルコールをつくることで、これがアルコール発酵です。この醗酵形式を並行複醗酵といい、日本酒もろみの最も重要な特徴です。酒母の中にあるステンレスの筒は温度を調節するためのものです。
温度が高すぎる時には、冷たい水を、低い時には、お湯を入れて、醗酵にちょうどいい温度を保たせます。
昨年12月31日に酒母はすでに作られて温度管理されていた。発酵が進んでいた。
18日「仲仕込み」19日「留め仕込み」をする予定である。

酒づくり開講式

2014-01-12 15:22:18 | 料理と酒
2014年1月12日(日)雪・晴 3.3℃~-3.3℃

 しんと静まり返った蔵の中に、明かりが灯る。まだ空には星も残る頃、酒蔵では朝一番の仕事が始まる。
酒造りの季節は、10月の始めから春先までの約半年間。底冷えのする厳冬季を中心に、昔ながらの手仕事で今年の新酒が醸されていく。
また今年も喜多方市中央公民館主催の「第18回知的のんべえの酒づくり講座」に申込み、受講はもう14回目となった。

受け入れ蔵元は「喜多の華酒造場」「笹正宗酒造」「ほまれ酒造」「大和川酒造」「夢心酒造」の5社。受講者は総勢97名(男75名、女22名)三分の一強が女性とは日本酒の消費拡大に心強い。日本酒で乾杯する会合も多くなり、日本酒回帰でうれしい限りである。例年通り地元喜多方、会津、県内各地、県外各地からの参加。口コミで広がっている。
なかでも私がお世話になる「ほまれ酒造」は36名の多さで人気がある。社長をはじめ、杜氏、蔵人など会社の受け入れ体制のよさと参加者の人間関係、醸し出す雰囲気、居心地の良さがリピーター、新受講者を増やしているのだろう。

1月11日(土)午前10時半~ 喜多方市プラザホールで開講式。
主催者・蔵元あいさつ、実施要項確認、蔵元ごとの世話人選出などを行い開講式終了。その後昼食を済ませて各蔵元へ移動。蔵見学と麹米洗米の実技。
再びプラザホールに集まり、講義を受ける。

 1.利酒の手法と料理との相性」 2.利酒のため蔵元より提供された自慢の酒20本(大吟醸、純米大吟醸生原酒、純米吟醸、本醸造、にごり、無濾過、カスモチ原酒・・・・) 3.料理献立(にしん山椒漬、ソフトにしん甘露煮、馬刺し、松前漬け、本棒たら、チーズ、煮しめ、漬物盛り合わせ、小づゆ)
そして各蔵元のブースをまわり利酒をし蔵人と懇談する。交流会は約1時間で散会し各蔵元ごとに会場を移して懇親を深めた。