「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       山崎拓氏の女性蔑視と老害

2007-08-11 05:14:25 | Weblog
山崎拓氏(自民党元副総裁)が先日の党安全保障調査会と国防部会の
合同会議の席上、小池百合子防衛大臣の訪米を批判して幼稚な発言を
していた。山崎氏は小池大臣が就任式のさい、3回も衣装を変えたことに
ふれ”ファッション・ショーでもあるまいし、こんな人物に有事即応の国防を
まかせられない”と発言したそうだ。

僕にいわせれば、有事即応が出来ないのは、山崎氏であって、このような
男が党の安全保障調査会の会長なのにあきれ果てた。安倍総理は、即刻
更迭すべきだ。この政治家は悪いけれども、もう過去の人である。老害で
ある。

参院選後、過半数をえた民主党は小沢代表がシーファー駐日大使に会って、
テロ特措法の延長に反対を表明した。11月に期限を控えている同法である。
同盟国として、政権政党が米国側に事態の説明に当たるのは当然のこと。国
会開催中なのにと、山崎氏は批判しているが、たった4日間のしかも議長選
出が主な議題である。

山崎氏はかって女性問題で、週刊誌を騒がせた人だが、女性に対して偏見、
あるいは女心が理解できない、今どき珍しい人物だ。対女性観だけでなく、彼
の北朝鮮拉致、慰安婦問題などに対する発言は、大向こうを狙ったとしか思
えない偏見に基づいている。まだ誕生日がきて70歳だというのに、僕がみて
も変に老成しきっている。政治の表舞台にたって、くだらないことをいうべきで
はない。