「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

      ”やくざ”まがいの森喜朗・元首相発言

2009-02-15 06:43:16 | Weblog
テレビが"視”に訴えるマス媒体であるのはわかっているが、あの”ぶら下がり”
取材はなんとかならないのか-.”ぶら下がり” 取材で”で重要発言なんか引き
だせる訳はない。被取材者だって迷惑千番だ。それを承知の上でのことだが、先
日の森喜朗・元首相の”ぶら下がり”取材への対応は頂けない。記者団に対して
”どけ、どけ””うるさい”と、まるで”やくざ”まがいの発言だ。

森・元総理には悪いが、総理時代に何をやったかー。一般の彼に対する認識度は
米国原潜と愛媛県水産高校練習船との衝突事故のさい、ゴルフをやっていて、そ
れで総理を辞任したことぐらいだ。永田町とは違う。”体育会系”の容姿で損をされ
ているが、本当の”体育会”出身ならば、あんな無礼な言葉は使わない。

森・元総理をさして「キングメーカー」だという人がいる。彼の派閥から何人か後任の
総理が誕生し、影響力があるのかもしれない。でもそのうち二人が途中で政権を投
げ出している。麻生総理の時も派閥をこえて支持していた。国民はもう、永田町の変
な勢力争いにうんざりしている。

小泉内閣の時代、自民党は比例議員の73歳定年制を打ち出し、中曽根・元総理を
怒らせた。森・元総理は比例代表議員ではないが、そろそろ、その定年の歳だ。小
泉氏は次回立候補しないそうだ。森氏はどうなのかー。後世の国民から、また失わ
れた○年といわれないよう、永田町から手を引いたらどうかー。