「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

   またまたバリ島殺人事件 危険な女性一人暮らし

2009-12-28 07:13:41 | Weblog
またまたバリ島で日本の女性が殺された。小ブログは9月30日、日本の女性観光客
が殺された時”まだ懲りぬ日本の女性たち”と、バリ島での観光の”落とし穴”につい
て警告した。今回の犠牲者は、現地総領事館の記録によると、2001年からのロング
ステイで、届け出もあったが、現地滞在許可は切れていたようだ。

僕は1967年以来、10数回バリ島を観光で訪れているが、2006年を最後に出かけてい
ない。その理由を”バリ島への提言”として小ブログ(2006年12月1,2日)に書いた。
要約すると、それは事件の多発するビーチの自然の喪失と、”ジゴロ”と現地で呼ばれ
ているビーチボーイとそれを買春する日本人女性との関係である。昔のバリを知ってい
る僕は、もう二度とここへは行きたくないと決めた。

バリ島には2006年の時点で3000人近い日本人が、長期滞在者として総領事館に登
録があったが、当時の関係者の話ではこの他にも”ジゴロ”と同棲している不正滞在者
も多いという話であった。

バリは確かに観光資源に恵まれており、信仰に明け暮れているバリには昔は犯罪など
皆無だった。それほど魅力のある島だった。日本人の若い女性がここに惹かれるのは、
よく理解できる。物価も日本に比べれば安く、今回の犠牲者が借りていた長屋風の家
賃は月、日本円で5000円ほどだった。

しかし、あくまで外国である。日本でもそうだが、女性の一人暮らしは危険である。南の
国の解放的な風土だけに余計気をつけなければいけない。