札幌市の上田文夫市長が宮城、岩手の被災地からの瓦礫受け入れについて”国から示されている放射性物質の基準や指示では安全の確証は得られない”と拒否する文書を細野豪志環境相に郵送したという。細野大臣は、すでに受け入れを決めた東京都などを除く35道府県や10の政令都市に対して受け入れの協力について6月までに返事をくれるよう要請しているが、札幌は早々とこれを断ってきた。
僕はかって10年ほど札幌に住んだことがあるが、上田市長が今回、よく瓦礫を検証もせず瓦礫受け入れを拒否したことに抵抗を感じる。札幌の開拓の歴史をみると、東北の被災地とは深いつながりがある。国の史跡にも指定されている琴似屯田兵屋に入植した人たちの多くは昨年の大地震と巨大津波で大被害を受けた仙台藩の支藩亘理藩の武士達であった。札幌の区名にもなっている白石も維新直後、咸臨丸で白石支藩から渡来した人たちが開拓した町である。
札幌の上田市長は独特の歴史観の持ち主のようである。ネット情報だが上田市長になってから新年の交礼会での国旗掲揚と国歌斉唱が廃止されたとのこと。また国際スポーツ大会でも市長は日の丸斉唱の際起立しなかったという。つい最近も市長支持派の多い札幌市議会では、従軍慰安婦問題の解決について政府は韓国政府と話し合えとの決議を採択している。
札幌には、僕がいた時にも感じたが変な政治的風土がある。北教組で代表される”進歩的文化人”的気質である。震災後この”進歩的文化人”は、科学的根拠もない放射能汚染におびえている。札幌に持ち込まれる瓦礫だけが放射能汚染度が高いわけではない。同じ北海道でも昨年9月の奈良県十津川豪雨災害の際には、この町から明治時代に入植した新十津川町の町民が温かい支援の手を差延べている。
僕はかって10年ほど札幌に住んだことがあるが、上田市長が今回、よく瓦礫を検証もせず瓦礫受け入れを拒否したことに抵抗を感じる。札幌の開拓の歴史をみると、東北の被災地とは深いつながりがある。国の史跡にも指定されている琴似屯田兵屋に入植した人たちの多くは昨年の大地震と巨大津波で大被害を受けた仙台藩の支藩亘理藩の武士達であった。札幌の区名にもなっている白石も維新直後、咸臨丸で白石支藩から渡来した人たちが開拓した町である。
札幌の上田市長は独特の歴史観の持ち主のようである。ネット情報だが上田市長になってから新年の交礼会での国旗掲揚と国歌斉唱が廃止されたとのこと。また国際スポーツ大会でも市長は日の丸斉唱の際起立しなかったという。つい最近も市長支持派の多い札幌市議会では、従軍慰安婦問題の解決について政府は韓国政府と話し合えとの決議を採択している。
札幌には、僕がいた時にも感じたが変な政治的風土がある。北教組で代表される”進歩的文化人”的気質である。震災後この”進歩的文化人”は、科学的根拠もない放射能汚染におびえている。札幌に持ち込まれる瓦礫だけが放射能汚染度が高いわけではない。同じ北海道でも昨年9月の奈良県十津川豪雨災害の際には、この町から明治時代に入植した新十津川町の町民が温かい支援の手を差延べている。