「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

            小沢一郎”疫病神”にお祓いを!

2012-04-27 06:57:04 | Weblog
新聞の雑誌広告の見出しに「小沢一郎は日本の疫病神だ」とあった。読んだわけではなく無責任だが、同じように小沢氏のことを思っている日本人が多いのではないかー。その”疫病神”小沢氏に対して東京地裁は昨日、小沢氏の政治団体の土地取引を巡る虚偽記入について、小沢氏に共同謀議はなかったと無罪を言い渡した。しかし、判決文は小沢氏の責任回避の供述を厳しく批判している。

鬼の首でも取ったかのように、民主党の輿石幹事長は早速、小沢氏の党員資格停止を撤回すると明言。鳩山由紀夫元総理は“混迷している政治情勢には不可欠な政治家だ”と無罪判決を歓迎している。そして消費税増税反対の旗印の小沢氏を支持する議員120名が集まって気勢を上げていた。一体、民主党という政党は一つなのだろうか。一方、自民党の石原幹事長は”無罪判決がでても小沢氏は道義的、政治的にも許されない”として、再び小沢氏を国会に喚問すべきだ”と主張している。

小沢一郎氏は1993年(平成5年)に宮沢内閣に対する不信任案に賛成票を投じて自民党を離党して以来、19年間、日本の政局にあってたえずトラブルメーカーであった。新進党、自由党と政党を造ったり壊したりして、最後に民主党と合併して収まったかのように見えたが、またまた党の分裂を仕掛けている。まさに”疫病神”である。今の日本にとって”疫病神”退治が必要である。すべて政治の混乱はマニフェスト破りの民主党の居座りからきているのだ。今こそ野田総理は”疫病神”退治をかねてお祓いのための解散総選挙をすべきである。