「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

公明党より低い民主党人気 産経世論調査

2014-09-10 06:39:31 | Weblog
9月9日付けの読売新聞37面の社会面に”世論調査 内閣支持利率なぜ違う”という記事が載っていた。第二次安倍改造内閣発足後のマスコミ五社の世論調査での安倍内閣支持率が読売が64パーセントと一番高く、毎日が47パーセントと、最も低かったのかの”釈明”である。結論として、その理由は各社の設問の仕方にあるのでは、ないかとしているが、果たしてそれだけだろうかー。

読売には載っていなかったが、産経の調査でが57パーセントで、日経の60パーセントと支持率は三番目に高く、安倍内閣嫌いの朝日は毎日と同じ47パーセントである。政治家はマスコミの世論調査を信用しないそうだが、僕も各社の世論調査の支持率の違いをみて、何かその社の政治姿勢の一端が覗えるように見えてならない。

産経は8日のFNN産経世論調査のほかに7日の紙面に「今週の世論調査から」を載せているが、興味深かったのは”次の選挙にどの党の候補者に投票するか”という質問に対して自民党が42パーセント、ついで公明党が4・6パーセントで、民主党の3.6パーセントより高い。調査日は改造内閣発足の後の9月4日だそうだが、500人を対象に調査したと、あるがどこが主体でやったのか明記がない。同じ新聞社の調査でさえ、僅か2日でこうも違うのである。

作為的であるか、どうかは別にして、民主党の人気も落ちところまで落ちたものだ。3年3か月の民主党政権のツケはあまりに大きすぎようだ。今、地方選挙があれ、ば民主党から立候補する政治家はいるのだろうか。すでに地方議会では公明党議員数が民主党を上待っている所が多くなっているそうだ。世論調査を信じない僕だが、民主党の凋落は感じる。