「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

如月 冬来たりなば春遠からじ

2019-02-01 05:59:12 | 2012・1・1

カラカラ陽気が続いていた都心に昨夜来春のお湿りがあった。雪の予報もあったが、わが家ではなかった。昨夜就寝前、風邪気味になり、あわてて風邪薬をのんだが、どうやら大丈夫のようだ。庭の山茶花が真っ盛り、今日から如月。冬来たりなば春近しである。春の到来を待つのは歩き始めのみいちゃんだけではない。

# 春よ来い 早く来い 歩き疲れた爺さんが 赤いスニカーに杖ついて、おんもに出たいと待っているー心境だ。

戦前、英語の教科書を「リーダー」といった。昭和19年4月、中学(旧制)2年の時の「Living  Reader」巻1は”Winter is over ,Spring has come "で始まっていた。今考えると、現在完了の例題であった。、この年9月2学期からの「リーダー」は国定に変わり?(名称忘れた)”General isoroku Yamamoto"が登場する教科書になリ、三省堂英和辞典の口絵には”撃ちてし止まん”と書かれていた。徒然なるままに日差しだけは春の陋屋に閉じこもり、75年前の昔を想い出した。