昨日、衆院予算委のテレビ中継を見たら、民主党時代、党の代表、幹事長を歴任、政権でも副総理、外相を務めた岡田克也氏が”立憲民主党.無所属フォーラム”を代表して質問していた。途中からチャンネルをまわしたので前後関係がわからなかったが、先日、安倍晋三総理(自民党総裁)が党大会で”あの悪夢のような民主党の時代”と発言したことに対して反論していた。
安倍総理は自民党総裁として党大会で発言したものと思うが、事実であっても岡田氏にとってカチンとくるのはわかる。しでかし、問題山積の国会で審議されるべき問題だろうか。質問するほうもそうだが、答弁する安倍総理もも大人げない。
民主党政権(2009年ー12年)時代を僕なりに振り返ってみた。”消えた年金”などの失政で自民党が選挙で大敗、鳩山由紀夫内閣が颯爽と登場した時の政権支持率は60・6%を越えた。二大政党時代を思わせたが、”政治とカネ”をめぐって政治が混乱、それに3.11の東日本大震災後の対応を誤り、3年3か月の民主党政権は3人も総理が変わり、支持率は10-20%台に低迷した。
岡田氏の”失言”撤回に対して、安倍総理は言論の自由だと反論、”少なくともバラ色の時代ではなかっ”と切り返した。僕も安倍総理に同感だが、将来、安倍長期政権は”悪夢だった”と批判されないようかじ取りをお願いします。