競泳の池添瑠花子選手が白血病を公表したことについて桜田義孝五輪相が”がっかりした”と発言した。これをめぐって野党国民民主党の玉木雄一郎代表と枝野幸男民主党代表が口をそろえて”閣僚がかける言葉か。安倍政権の体質の表れだ“(玉木代表)”お嬢さんが苦悩しているのに寄り添う気持ちがない。6年余り政権の象徴だ”(枝野代表)と批判、辞任を求めている。
桜田大臣の発言は確かに担当大臣としては”舌足らず”だが、僕には野党党首が目くじらたてて怒る問題には思えない。難問山積の国会で取り上げる問題であろうか。僕には例によって、礼のような旧態依然とした”言葉がり”の旧民主党の体質のように見えてならない。
野党であっても政権を担う意気込みの日本の政党ならば、文喜相韓国国会議長の無礼極まる”天皇陛下への慰安婦への謝罪”発言に対する批判が先ではないだろうか。文喜相議長は、かって韓日議員連盟の会長で、文在寅大統領の特使として来日、安倍総理と会談したり、民進党の代表だった蓮舫氏とも会っている人物だ。
"蛙のツラに〇〇”という言葉があるが、やはり何もしないよりは良い。寡聞にして両民主党が文喜相議長発言に抗議したという記事を見たことがない。それとも文喜相議長発言を黙認しているのであろうか。少なくとも桜田大臣”いじめ”より先である。