「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

厚労省の分割改組を再検討しては

2019-02-06 05:32:07 | 2012・1・1

厚労省の”不正統計“の再調査について、安倍晋三総理は極力内部の職員んを排除したいと国会答弁で述べた。連日、国会で野党からの追及に会っているが政府答弁はシドロモドロ、改めて厚労省の調査のずさんさを浮き彫りにしている。

麻生副総理の過去の失言を調べるため、総理時代(2008年9月―09年9月)1年間の小ブログを読み直したら、厚労省に関連した二つの記事があった。一つは選挙前にして自民党が機能が肥大化した厚労省を分割しようという動きに対して、小ブログは、自分の小さな体験から「分割より内部点検を」と提案している。他の一つは麻生内閣の将来への年金に関する「万年安心プラン」の厚労省試算について専門家”が”数字合わせだ”と指摘したのに対して、当時の舛添要一厚労相は”努力目標”だと国会答弁している。小ブログはこれへの反論だった。

当時、年金の改竄記録が問題になっていた時で、厚労省は対象者には面接調査すると約束していたが、社会保険庁に改組された今もって、対象者の一人である、僕の所へは調査に来ない。どうも不正統計は厚労省の体質的なものがあるみたいだ。やはり、厚生省と労働省と異質の役所が”野合”したり、70余年前の復員省の業務なのか戦争中の遺骨収集まで業務にしている多様性がどこかで影響しているのではないか。今回の”不正統計”を機会に分割改組を再検討してはどうか。