「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

札幌の40年ぶりの極寒と転勤族の想い出

2019-02-09 06:44:26 | 2012・1・1

 

雪祭り開催中の札幌は記録的な寒波に襲われ、8日の日中の最高温度はマイナス10℃以上、上がらず、昭和54年(1974年)以来40年ぶりの寒さだという。札幌の最低気温は53年12月17日のマイナス19.4℃だが、いずれも僕が札幌に在勤中(昭和46年ー56年)の記録である。

東京生まれ、東京育ちの僕だが、何故か転勤の勤務地が、長野、郡山と北国が多かったが、札幌の寒さは内地(本州)とは違う。僕はそれを知らず、長野生まれの同じ転勤者と共に、札幌五輪目当てに開発された新開地に一軒家を借りた。大倉山ジャンプ台が遠望でき自然に恵まれた地で、公害の東京に比べれば、育ち盛りの子供を育てるには最高の地であった。

しかし、北海道の長い、厳しい冬を体験したことがない僕らには誤算があった。札幌では11月初めから4月末までは”冬”であり、好きなゴルフもできない。それよりうかつにも、一軒家では降雪があると、屋根からの雪下ろしや、道路の雪かきが必要なことを知らなかった。凍結した道を歩くのが難しく、何回となく転倒し、痛い目にあった。

でも、転勤族にとっては札幌は天国だという。確かに本州に比較すれば、大自然に恵まれており、食べ物もおいしい。長い冬も部屋にいる限りは住宅構造が北国用にできており、灯油ストーブをガンガンたけば、半袖シャーツにビールといのも嘘ではない。

東京も朝から雪がチラチラし始めてきた。予報では大雪になりそうだという。しかし、札幌に比べればたかが知れている。80歳半ばを過ぎた老夫婦二人、子育てで追われていた40年前の札幌の冬を想い出した。