「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

巨人軍の陽性反応とレインボーブリッジの赤色点燈

2020-06-04 07:02:45 | 2012・1・1

コロナウィルスの感染拡大に伴いプロ野球が18日、3か月遅れで開幕するが、それを前に巨人軍の主力選手、坂本勇人内野手(32)と大城卓二捕手(28)の二人が感染したという。瞬間的に何もこの時期にとあきれたが、新聞によると、球団が開幕前に希望者全員に実施したPCR検査によって陽性反応が出たのだという。検査をしなければウィルスは発見されなかったかもしれない。

東京に|東京アラート」が発せられた昨夜、レインボーブリッは赤色に点燈された。昨日の東京の新規感染者数は12人ととてもアラートとは僕には思えないのだが産経新聞の報道によると、お台場は赤信号のレインボーブリッジを見に普段より1-2割増の人出であったという。

二つの記事の間には特に相関性はないが、日本が欧米に比べて感染者数が一ケタも少ないのは、僕には日本人が持つ、二つの共有した真面目さ完璧さを見ることができる。坂本選手らがPCR検査を受けなければ陽性と数えられなかったし、アラートを発しなければ世界に報道されなかった。この真面目さ完璧さがプラスかマイナスか。

 


東京アラート下 介護サービス再開またお休み

2020-06-03 06:23:28 | 2012・1・1

緊急事態宣言下、自主的にサービスをやめていた通園介護リハビリ施設が今日3日、9週間ぶりに再開した。ところが起きて朝刊をみると、東京に「アラート」が発動され、東京湾にかかるレインボー.ブリッジが赤く点灯された。「アラート」(alert)とは手元の英和辞典によれば、警戒、用心、油断なくといった意で、空襲経験者にはあの尾を引いたサイレンを想い出させる。

「アラート」を知って僕は最後の最後までリハビリに参加すべきかどうか迷った。経験から送迎バスなど「三密」は避けらないし、お世話になっている施設は医療機関(病院)と同じ玄関である.。それに「アラート」発動原因の一つは武蔵野病院での13人の院内感染である。ハムレットの心境だったが結局、自分の責任で参加を諦めた。調べてみると、3-5月1クール13日のうち僕が参加したのは3月24日と4月1日の2日だけだ。

国が決めた緊急事態宣言の日j時と期間に引きずりまわされた格好だが、その点、東京都の3ステップにわかれたダウンロードはある程度手順が判ってよい、しかし解らないのは解らないの「アラート」とは関係がないというのだ。

老人福祉施設は緊急事態宣言下でも「三密」に関係あるサービスは自主的に休業してきた。やっと緊急事態宣言が終わり再開に漕ぎつけた。なのにここにきて「アラート」である。レインボウブリッジの赤点燈もよいが、もっと足が地に着いた政治をお願いします。


無観衆でも売り上げ233億円 JRAの戦略

2020-06-02 11:08:23 | 2012・1・1

三歳の最強馬を決めるレースの一つ、日本ダービーが31日、無観衆の東京競馬場であった。例年なら10万人を超す大観衆でうまるのだが、中継のテレビ画面で見ると、文字通り閑古鳥の鳴き声も聞こえてこないし、国家君が代の斉唱もブラスバンドの勇ましいファンファーレの演奏もなかった。

今年のダービーは初出走以来負けなし5連勝ののコントレインが話題を呼んでいたが、レースは、これまた対抗馬視の外国人騎乗の馬とで固いとされていた。その予想通りで終わり、普段ならレース後大観衆の拍手で迎えられて騎手は場内を一周するものだが、昨日の優勝の福永祐一騎手の顔には心なしか喜びの表情はなかった。

そんな異例ずくめのダービーだったが、売り上げ高はは233億円、昨年比92.3%という微減だった。コロナウィルズによる緊急事態宣言直後の不況下では”健闘”といってもよいのではないか。その原因の一つは、この2月JRAが今年の予定を発表したさい、G!大レースは無観衆で行うと発表した.。それから2か月余りで、馬券をインターネットで購入できる制度の会員が25万人も増加したという。コロナによる働き方の変化で庶民のネットに接する機会が多くなってきた、その波にJRAが上手に乗ったのだろうか。休業中のイベントの参考になるかも知れない、


給付金見越して”ハマのアメ横” で買い物

2020-06-01 05:10:29 | 2012・1・1

"ハマのアメ横"と言われる横浜の松原商店街へ緊縮事態宣言明け最初の日曜日、老妻が娘婿夫妻の車に乗って東京から高速道路を使って買い物に出かけてきた。帰宅後の話によると、やはり街は宣言は解けても自粛ムードで普段の賑わいではなかった。(写真は保存写真)今年2月末、コロナウィルス感染の初期、マスク不足がいわれていた頃、松原商店街では珍しく 199円(10枚)で売っていた店がり小ブログで取りあげた。ところが今回は扱う店が多くなったが300円以下の店はなかった。

松原商店街はもともと新鮮な野菜やサカナ肉類が安く入手できるので評判だったが、最近は安い外国からの洋品が人気となってきた。老妻も松原へ行くといつも僕のためにすぐに入用もないシャツや靴下などを買ってきて子供たちに叱られる。昨日も僕のために再開するリハビリ用のシャーツを買いに店に入ったが、10万円の給付金を目当てにしている人が多いのだろうか店内は満員,、あきらめて帰ったという。考えることは皆同じである。

今日から6月1日、緊急事態宣言が解消されて新しい月に入り学校も再開され、休業していた店舗、事業所も再稼働する。経済活動の前へと進まなければならな。その呼び水と期待される一人一律10万円が交付最中だという。リーマン交付金の時もそうだったが、物事にはタイミングがる。わが家では先週,,忘れた頃、アベノマスクを頂戴したが、ハマのアメ横でも300円で帰るのでは有難味は少ないし効果も少ない。