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「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

3回目のワクチン接種より2回目のフォローアップ

2021-10-13 08:14:22 | 2012・1・1

12日の国会答弁で岸田文雄総理が3回目のコロナワクチン早ければ今年12月開始すると発言していた。厚労省によると。接種対象者は医療従事者104万人のようだが、90歳を過ぎた筆者にとっては初めてきく話だ。老生は高齢者優先の特権で6月初め2回目の接種を終えているが、ワクチンの有効期限の関係から見て3回目が来年になっても大丈夫なのだろうか。

12日の全国の新規感染者数は611人、東京は77人とここ連日4日間、100人を下回っている。素人がみてもピークアウトした感じだ.。その原因の第一はコロナワクチンの接種率の向上だ。最新の統計によると、日本人全体のワクチン接種2回を終えた人数は8214万人で全体の64.8%である。東京の新規感染者が1日5000人を超えていた8月中旬は、確か半分だったから急激に接種率は伸びた。しかし、裏をかえせば、まだ未接種が三分の一近くいることだ。

ワクチン未接種者入ってみればウィルスに無防備だ、国は無償で接種を勧めているが、自分の意思で断っている。古い話で恐縮だが、戦前警察が伝染病を司どっていた時は、伝染病注射を拒否した場合には犯罪だった。戦後の日本は違う。その代わり、国は接種後の責任も負わなければならない。だが、残念ながら、日本の場合はどうか、接種しただけでフォローアップがない。接種終了證明も出さない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コロナ禍収束措置を論戦に

2021-10-12 08:15:00 | 2012・1・1

休刊日明けの今朝の朝刊を見たら筆者が住む東京目黒区のコロナ新規感染者数は10日に相次いで二人と低空だ飛行だ。東京全体の感染者数も49人とここ連日3日100人を割っている。50日前の8月中旬には毎日5000人を超す日が続いていた。当時に比べれば激減ぶりである。

激減の原因はコロナワクチン接種のここへきての普及のアップであろう。低迷していた普及率が最新の統計では全国で816万人を超え64.3%まで向上していた。素人の筆者が見ても。ワクチンの接種がさらに続けば、感染がリバウンドすることはない。気の早い江戸っ子は早くもコロナ禍の収束を考えたくなる。

シューソクとには「収束」と「終息」と二つあり、広辞苑を曲解すると。「終息」は物事の終わる事」、「収束」は終わらされるための措置ともとれる。コロナウィルスをこの世から終息するのは至難で、いつのことかわからない。しかしコロナ禍の収束は可能である。岸田総理の施政演説を受けて国会で論戦が続いているが、具体的なコロナ禍収束論議がないのは残念だ。

 


特措法が多すぎる 今年はハッピーマンデイでなかった「スポーツの日」

2021-10-10 15:00:50 | 2012・1・1

家のカレンダーのどれを見ても10月11日は赤字でスポーツの日の休日と記載されているが、実際には平日で、サラリーマンはいつもの通り勤めにでる。国祭祝日法によると、1964年10月10日の東京五輪開催日を記念して69年、国はスポーツの日を祝日と制定したが、その後10日が日曜日のさいは10月の第2月曜日をハッピーマンデイとして休みとした。ところが、今年は延期されたTOKYO2020の開幕日の関係で23日前後を4連休にするため、「スポーツの日」まで特措法を作り7月に移動した。その法的手続とカレンダー印刷などに時間がかかり、休日でもないのに赤字印刷となった。

コロナ禍の緊急事態宣言や蔓延防止措置実施に必要なのか特措法という言葉をよく聞く。やむを得ない特別な措置なのだろうができれば十分時間をかけて無様なカレンダーが出回らないようお願いいたいものだ。

 

 


47都道府県「旅ゆかば」横浜7 青葉区 全国一長寿

2021-10-10 07:36:53 | 2012・1・1

男性の全国市町村別平均寿命が81.7歳という日本一の勲章を持つ緑の多い横浜の新興住宅地だ。東京から多摩川を渡った川崎市の溝の国から横浜市緑区の長津田を結ぶ東急田園都市線が1966年開通し、その沿線沿いに住宅地として発展してきた。住民の多くはその頃、都心から移住してきたサラリーマン家庭が多い。筆者の竹馬の友の何人かも住んでいる。

田園都市線の駅に張り付いて「たまプラーザ]..[青葉台」など駅前には大都会並の商店街があるが、バスで10分ほど入ると昔のままの田園風景が残っている。「寺家ふるさと 村」は「青葉台」駅近くの農協が里山の自然を残したいと造成したものだ。

青葉区に隣接した緑区に「こどもの国]がある。1965年に開園したものだ。戦中は軍の弾薬庫があった100Haの広大な土地を利用したものだ。戦後も進駐軍が占領していたが、やはり平和は良いものだ。長生きを望むならば、横浜の青葉区へどうぞ.。笑.

 

 

 

 

 

 

 

 


神のみぞ知る感染数 宣言」「措置」全面解除から1週間

2021-10-09 07:26:49 | 2012・1・1
緊急事態「宣言」と蔓延防止「措置」が9月30日で全国的に全面解除されてから1週間経過したが、感染情況はどうか。10月7日公表された全国の新規感染者数は827人と1000人を下回るのは昨年の11月以来とのことだ。政府関係者がコロナ感染者数は神のみぞ知ると言っていたが、その通りであろうか。不謹慎だが老生には「宣言」と「措置」の解除は、自民党の総裁選挙、それに続く衆院選挙などの政局を織り込んだように見えてならない。
 
全面解除されて1週間、新規感染者で1日100人を超したのは大阪の166人、東京の138人の2地域だけ、逆に感染者ゼロの件が岩手、秋田、山形東北3県をはじめ、島根、熊本、宮崎と計6県、1-3人の県が残る東北青森、宮城、福島3県を含めて9県にもなっている。
 
こんな情勢の中でも冬の到来に備えて第6波を警告する声が上がっている。注意万端怠らずにしくはないが、今回はどうか。感染急減の原因の一つはやはりコロナワクチン接種のスピードアップである。国民の2回接種率が61.4%だそうだがこれを高いとみるかどうか。ある程度神様だけでなく読めるのではー.。それに応じた対応策が望ましいありすぎるのではないか。のだが、いまだにワクチン接種について偏見に似た差別があるみたいだ。自由がありすぎるのではないか。
 

関東大震災から98年 首都圏直下大地震の確率

2021-10-08 06:49:18 | 2012・1・1

昨夜10時40分すぐ、東京首都圏は千葉県北西部を震源地としたM6.1の地震に見舞われた.。老生は珍しくご贔屓チームのヤクルトと巨人との試合をを最後までラジオで聞きその寝入りばなであった。かなり強い揺れだったが老生は眠りを覚ましただけでベッドから起き上がらなかった。加齢のためだろうか。

首都圏での震度5強の地震は10年前の2011年3月11日の東北大震災以来だそうだ。昼間のことで老妻と二人家にいたが、今まで経験したことがない大きな揺れに驚き、外に避難しようかとさえ思った。老生は昭和6年の東京生まれ、労妻は8年長野生まれで二人とも関東大震災は経験していない。

東京では関東大震災が江戸末期の安政2年に起きてから77目に起きていることから次の大地震も50-100年周期で発生するのではないかという話をよく聞く。関東大震災から今年で98年も経過している。心配なのは首都圏直下の南海トラフ地震が今後30年間に70%の確率で起きるという説である。

近所の環七通りが地震で破壊され、水道管から水が滝のように流れている。老生が通所しているリハビリ介護施設の近くだ.。首都圏に住む老生にとっては直下地震の発生の確率の高いのがやはり心配だ。

47都道府県「旅ゆけば」 横浜6 鶴見総持寺 花月園

2021-10-07 07:28:58 | 2012・1・1
鶴見は横浜市の北部に位置し、その北西部の丘陵地帯に曹同宗の大本山、総持寺がある、もともとは石川県輪島にあった諸嶽寺を移転した来たものだが、明治時代の大火で本堂など伽藍は消失した。しかし、50万平方mという敷地は広大だ。境内には併設の鶴見大學の施設もある。

総持寺の丘に隣接した丘に「花月園」がった,大正3年,企業家がパリのモンテブローに模して遊園地を作り、最盛期には専属の舞踊団まであった。しかし、昭和初期の恐慌から戦争になり、子供中心の遊園地と規模を縮小した。そして戦後は競輪場に転向したが、その競輪場も平成20年廃止された。筆者も30歳代、競輪にこっていたころ、月に何回か鶴見駅からバスにのって通ったものだ。

鶴見の臨海部はJR鶴見線沿いに京浜工業地帯だ.。戦争末期の昭和19年、東京の下町で呉服商をしていた従兄が鶴見の造船所へ強制徴用されて見舞いに出かけたことを思い出す。京浜地帯に空襲が激しくなってくる頃であった。



地球温暖化予測でノーベル物理学賞を貰った卆寿の真鍋叔郎博士

2021-10-06 06:59:26 | 2012・1・1
本年度のノーベル物理学賞にプリンストン大学研究員の真鍋叔郎博士ら3人が賞する。真鍋博士は昭和6年9月、愛媛県四国中央市生まれで、日本流でいえば90歳、卒寿の年だが、58年に国籍を変え米国に在住している。受賞の対象は地球温暖化をコンピューターで予測、気候変動モデル開発研究に功績があったという。

真鍋博士は経歴を調べると、今は市になっているが、戦前は人口千人ほどの山村。博士は戦後の学制改革でできた地元の三島高校を24年に終了,28年に東京大学理学部を卒業している。飛び級まがいの秀才である。

老生は真鍋博士と同じ6年生まれだが、2月早生まれだから学年は1年上だ。しかし、テレビで拝見すると、要介護3、心身共にくたびれかけた老生とは大違いでお元気である。

同じ年齢、学年というと、何かと親しみを感じるものだ。とくに戦中戦後の苦しかった時代を共にした昭和1桁世代はそうだ。夏休み真鍋博士が愛媛東予の山村で、老生は東京の街中で生活していたが、当時、30℃を超す日はほとんどなかった。地球の温暖化はきているできている。何事にも好奇心が強かった博士だったとか、理解できる。



真夏日が続く柿の木坂の家の柿

2021-10-05 08:00:28 | 2012・1・1
秋来ぬと目にはさやかに見えねでもだが、今年は特にそんな感じがする。10月に入ってコロナ禍は収まりかけてきたが、東京首都圏はこのところ連日のように最高気温が30℃の真夏日が続いている。その影響なのか、東京の柿の木坂の家の柿の木の色あいの進み方も早い感じがする。

万葉の昔から秋は人恋しき季節だが、今年もコロナ禍でクラス会とかOB会といった昔の集まりがすべてキャンセルだ。老人施設に入っている竹馬の友とは直接会えない。毎月のように会食していた80年来の友とも昨年から一度も会っていない。その中で朗報といえば、夫婦同志半世紀のお付き合いをしている方の立川の新規感染者がゼロ、我が家のある目黒区1人になったことだ。秋来たりなばやがて春もめぐってくるだろう。写真は2016年撮影



戦前生れが二人だけになった「老壮青」岸田新内閣

2021-10-04 05:39:22 | 2012・1・1
岸田文雄内閣が今日4日発足する。その顔触れが新聞に出ていたが、初入閣が13人,「老壮青」内閣だという。しかし、90歳の老生から見れば、そうは思えない.。安倍、菅二代にわたって副総理だった麻生太郎氏が身を引き、80歳代の閣僚は皆無、77歳の農林大臣、金子原二郎氏と二之湯智国家公安委が昭和19年の戦前うまれだ.。時代の流れを感じる.。

昭和30年代生まれの子供二人を持つ老生から見ると、32年生まれの岸田文雄内閣の特徴は「昭和30年代生まれ内閣」で何か親しみを感じる。調べてみたら、全閣僚の半分以上がこの世代である.。象徴的なのは外務大臣に再任された茂木敏充氏、厚労相に任命の後藤茂之氏、文科相に任命の末松信介氏いずれも30年生まれ65歳なことだ。

77歳が最高齢で2人では「老壮青」といえるかどうかだ、岸田内閣の総理を含めた21人閣僚全員の平均年齢を計算してみたら、61.12歳にすぎない。最年少は牧島かれん.デジタル担当相の44歳から、46歳の小林鷹之経済安保相、50歳代は5人もいる。いってみれば働き盛り内閣といってよいかもしれない。期待したい。