現在
『アードベッグ祭り』
を大好評開催中ですが、そんな中ラフロイグの新商品が偶然入荷致しましたので
早速ご紹介させて頂きます。
「ラフロイグ PXカスク」
PXはPEDRO XIMENEZ(ペドロヒメネス)の略で、
極甘口のシェリーでフィニッシュしていることを意味します。
バーボン樽で10年間熟成させた後、クォーターカスクとペドロヒメネスカスクで熟成。
合計3種の樽を使用しています。
先月蒸留所のHPを閲覧した時に、商品紹介で見かけたのですがNET SHOPでは購入欄が
無く「なんでだろう?」と思っていたら、免税店向けのボトルだったのですね。
偶然先月スコットランドに行ってきたという方が、フランクフルトの空港で2本購入したとのことで、
ご厚意により1本を当店で購入させていただきました!
そのうち並行輸入で入ってくるのでしょうけど、
いち早く試したい方は是非お越し下さい♪
PX CASKということで、ラガヴーリン・ダブルマチュアード
のように濃厚に甘い味わいを想像していたのですが、
それは良い意味で裏切られました。
色合いも10年よりは濃いですが、黒色系ではなく琥珀色。
香りは甘さよりはラフロイグらしいピート感が勝っています。
口に含むとさすがにPXカスクらしい甘さを感じるのですが、
甘さが主体と言うわけではなく、ラフロイグの個性をほんのり
とした甘さで優しくコーティングしているような印象です。
おそらく後熟期間は短いのではないでしょうか?
通常の10年にクォーターカスクでさらに熟成感を出し、
最後に甘みを加えた、というような印象です。
王道から外れすぎておらず旨し!!
開栓日:2012年7月4日
ワンショット価格:1,200円