BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

BEN NEVIS Ten Years Old(Bottled in 2001) 700ml,46%

2014年11月05日 | ベンネヴィス

 「ベン・ネヴィス10年(2001年詰め)」

  開栓日:2014年11月5日  ワンショット価格:1,200円

 

 ラベル表記はありませんが、2001年詰めのボトルとのことでした。現行品は43%ですが、

 こちらは46%で10 Years Oldも”Ten Years Old”の表記となっています。

 最近朝ドラでなにかと話題のニッカウイスキーが所有している蒸留所なのですが、どうも

 知名度はいま一つでなかなか日の目をみない蒸留所です。

 しかしこれを飲んでみればその印象が変わるかもしれません!

 クリーミーで甘く、麦芽をしっかりと感じさせる香り。蜂蜜やミルクキャンディを舐めているかの

 ように甘く優しい味わい。それでいて舌に残るのは存在感のある麦芽のフレーヴァー。

 正直現行品がいかほどかは確かめていないので分かりませんが、このボトルを飲んだ限りで

 は、もっと評価されるに値する蒸留所であると言えるでしょう。

 


 


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THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 53.209(Caol Ila) 18YEARS(24TH AUG 1995) 700ml,53.2%

2014年11月05日 | カリラ

 「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ

   53.209(カリラ) 18年(1995年8月24日蒸留)」

   開栓日:2014年11月4日 ワンショット価格:1,700円

 

  リフィル・ホグスヘッドのバーボン樽から225本がボトリングされています。

  18年にしてはやや薄めのゴールドカラー。

  香りのアタックはカリラらしくスモークの効いた燻製香と、燃えたウッドチップの香り。

  長熟だけあって最初はミルキーな甘みが強く出ていますが、奥からゆっくりとスモーキーな

  フレーヴァーが顔を出し始め、微かなシトラスを加え、甘み、スモーキーさ、爽やかさが

  三位一体となって穏やかで長い余韻へとつながっていきます。

  カリラの特徴である潮っぽいフレーヴァーはあまり感じられず、スモーキーフレーヴァーの方

  が勝っているような印象でした。

  こういったキツさだけではないアイラモルトも良いものですね。


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