3日連続のプチ・オールドボトルとなりますが、
本日はバーボンウイスキーのご紹介です。
「エヴァン・ウイリアムス7年 1990年代前半流通品」 750ml,43%
エヴァン・ウイリアムスは1783年にとうもろこしからウイスキーを造った
とされる人物の名を冠したバーボンで、ラベルの中央には誇らしげに
「KENTUCKY'S 1st DISTILLER」 と記されています。
それに対して1789年にバーボンの原型を造ったとされているのが
エライジャ・クレイグ牧師で、彼の名を冠したバーボンもあります。
現在スタンダード品は熟成年数表記無しのブラックラベルで、輸入元
はバカルディジャパンですが、今回のボトルの輸入元は丸紅食料株式
会社となっており、1990年代前半に流通していたものと推測されます。
このボトルの後、1990年代後半はクリームラベルの8年が定番となり、
輸入元もビービー・アールジャパンに引き継がれ、その後ブラックラベル
の7年、そして現在のボトルに移り変わっていったと記憶しております。
バーボンらしい甘いコーンの香りが漂いますが、
焦がした樽の香りは強くなく、軽快で滑らかな
味わいを想像させてくれます。
飲んだ印象も非常に柔らかく穏やか。
糖蜜を舐めているかのような感覚です。
フィニッシュも非常に穏やかで、比較的スッと
引いていく印象です。
開栓日:2011年2月17日
ワンショット価格:1,400円
※3月30日時点でのチャリティ実績 = 68,292円