BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

ARDBEG "FERMUTATION" 70cl,49.4%

2022年02月14日 | アードベッグ

「アードベッグ ”ファーミュテーション”」

70cl,49.4% 開栓日:2022年2月14日

バークロスでの1ショット価格:2,800円

 

★営業再開記念特別価格!★

2022年2月14日(月)~2月28日(月)までの期間中は

1ショット2,800円 → <2,000円>

 

※こちらは小売り部門のオールドキャッスルズには入荷

がございませんでした。バークロスにてお楽しみ下さい

ませ。

 

「災い転じて福となす」的な、偶然がもたらしたアード

ベッグ史上最も発酵時間の長いアードベッグが入荷しま

した!

なんとなくかつてのセレンディピティを思い起こさせま

すね。間違ってグレンマレイと混ぜちゃいましたってや

つですね。

 

偶然!?狙ってたんちゃうの?的な...。

 

という穿った見方はおいといて、テイスティングをして

みたら非常に良かったです!長時間の発酵故か、非常に

マイルドでありながらしっかりとアードベッグです。

香りはピートや磯よりもペパーミントやアニス系リキュ

ールなど甘味の要素の方が強く印象に残ります。

口当たりも優しく最初はハーブキャンディのような甘さ

を感じますが、徐々に木炭の燃えさしやスモークが広が

ってきてフィニッシュでは柑橘の爽やかさを伴ったスモ

ーキーなフレーバーで口中が満たされます。

”事件”が起きたのが2007年ということなので、熟成

年数は13、4年といったところでしょう。樽や蒸留だ

けでなく、発酵もやはりフレーバーを形作る一要素なん

だな、と再確認させてくれる味わいで、一飲の価値あり

だと思います。

 

=以下、蒸留所のニュースレターより抜粋=

それは2007年のことでした。アードベッグ蒸留所は、

ボイラーの故障により、6基のウォッシュバック(発酵槽

)に満たされた発酵途中の貴重なウォッシュがコントロー

ル不能な状態に陥るという惨事に直面しました。

蒸留責任者のビル・ラムズデン博士と蒸留所のスタッフの

とっさの思いつきにより、このピンチはアードベッグ初と

なる勇気ある実験を試みるチャンスとなりました。ウォッ

シュバックの蓋を開放し、運を天に任せると、空から無数

の微生物や胞子たちが降りてきて、驚くべき化学反応を起

こしました。

アードベッグ史上最も長い発酵時間により、最もシャープ

でワイルドでセンセーショナルなアードベッグが誕生しま

した。

ファーストフィルとレフィルのバーボン樽での熟成がもた

らす甘味が酸味を和らげました。燻製したオレンジ、メン

ソールやペパーミントの生き生きとした香りが鼻を刺激し

、シャープで溌剌とした口当たりと、モルトのビスケット

、アニスやカルダモンの力強いスパイス香、甘いミントト

フィーの風味が口の中で踊ります。

 

また、1月の途中から休業しておりましたので、

1月末まで特別価格で提供予定だった

 

「マッカラン12年・ダブルカスク」

通常1,400円 → 800円!

 

も2月28日(月)まで継続致します!

 

皆様のご来店をお待ちしております♪

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