最近は毎日が寒いですねぇ。
秋を通り越して一気に冬へ突入してしまったかのようです。
寒い時にはシェリー樽系のモルトがなんとなく恋しくなるのは私だけでしょうか?
ということで、かなり久しぶりにテイスティングしてみました。
「マッカラン18年(1990)」 700ml、43%
ラベルが変更されてからそういえばまともに飲んだことが無かったかもしれません。
旧ラベルは1986年がラストヴィンテージでしたから、新ラベルに切り替わってから
すでにそれなりの年月が経っているんですね。
最新の18年はヴィンテージ表記が無いという話も聞きましたが、それはかなり残念
かつ寂しいことですね。今後のマッカランはどうなっていくのでしょうか・・・。
濃厚な色合いだったように思いましたが・・・。
香りはナッティでカラメルやシェリー。
飲み口は非常にスムース。ダークラムに浸け
こんだレーズンのような甘みに、後半は焦がし
た砂糖のような苦さも加わります。
昔と較べてばかりいては良くないと思うのです
が、旧瓶を飲むともう少し麦芽感、シェリー樽感
が強くボディも厚く感じてしまいます。
マッカランに限らず、モルトの味わいは全体的に
ライトになっていく傾向なんでしょうかね。
決して不味いわけではなく良いモルトだと思いま
すが、以前からマッカランを飲み続けていた方々は別物と思って飲んだ方が
楽しめるかと思います。
開栓日:2010年6月2日
ワンショット価格:2,000円