本日ご紹介するのはドイツの大御所ボトラー「ジャック・ウィーバーズ」より、
人気のアイラモルト「ラフロイグ蒸留所」のシングルカスクです。
「ジャック・ウィーバーズ/ラフロイグ22年(1987.5/2010.1)」 700ml、50.2%
ラベルに描かれた汽車が印象的なこのシリーズは「オールド・トレイン・ライン」
と呼ばれ親しまれています。当店でも以前カリラ29年を開けて大変好評でした
(残り0.1程)。
今回のボトルはEXバーボン樽でボトル総数214本のみの貴重な1本!
1980年代蒸留のラフロイグも手に入りづらくなってきていますから、ラフロイグ
ファンならずとも飲んでみたい1本かと思います。
にしては色調はうすく、ほのかに茶色づいた
ゴールドといったところでしょうか。
香りはラフロイグらしくピーティーで力強いで
す。
ところが、口に含むと最初こそスモーキーな
フレーヴァーが強いものの、中盤からフィニッ
シュにかけては(特に飲み込んで鼻から抜け
る 感じが)トロピカルなフルーティーさが出て
きて、フィニッシュでは甘さとスモーキーさが
絶妙に融合しています。
最近ではあまり飲んだことのないタイプで、
印象に残る一本でした。
開栓日:2010年11月12日
ワンショット価格:2,600円