BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 53.209(Caol Ila) 18YEARS(24TH AUG 1995) 700ml,53.2%

2014年11月05日 | カリラ

 「ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティ

   53.209(カリラ) 18年(1995年8月24日蒸留)」

   開栓日:2014年11月4日 ワンショット価格:1,700円

 

  リフィル・ホグスヘッドのバーボン樽から225本がボトリングされています。

  18年にしてはやや薄めのゴールドカラー。

  香りのアタックはカリラらしくスモークの効いた燻製香と、燃えたウッドチップの香り。

  長熟だけあって最初はミルキーな甘みが強く出ていますが、奥からゆっくりとスモーキーな

  フレーヴァーが顔を出し始め、微かなシトラスを加え、甘み、スモーキーさ、爽やかさが

  三位一体となって穏やかで長い余韻へとつながっていきます。

  カリラの特徴である潮っぽいフレーヴァーはあまり感じられず、スモーキーフレーヴァーの方

  が勝っているような印象でした。

  こういったキツさだけではないアイラモルトも良いものですね。


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GLENDRONACH 20YEARS(1994/2014) for WHISKY LIVE TOKYO2014 700ml,58.8%

2014年11月03日 | グレンドロナック

 「グレンドロナック20年(1994年1月21日/2014年8月)

        ウイスキーライブ東京2014向け限定ボトル」

 

 開栓日:2014年11月4日 ワンショット価格:2,000円

 

 カスクナンバー44番のオロロソ・シェリー・バットから595本がボトリングされています。

 極めて濃厚な色合いで、カラメルやシェリー、ドライレーズン、オートミールなどの香り。

 アルコール度数が60%近く、開けたばかりということもあってアルコールの揮発臭もやや

 ありますが、気になるほどではありません。

 口に含むとビターチョコでくるんだオレンジピール、メープルシロップなどナッティな甘みの

 後にシェリー樽由来のウッディさ、タンニンなどどっしりと重厚な味わいが広がります。

 意外にもひねた感じや渋すぎる印象は無く、上手くバランスの取れた味わいでした。

 これからの時期にぴったりな、濃厚シェリー樽熟成モルトです。

 


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