もう随分前のことのように感じてしまうのですが、5日前の大晦日に、中世の息吹きが残る街として有名なライ(Rye)に出かけました。年末・年始に訪ねてくれた家族との日帰りドライブです。
一時の寒さこそ峠を越えた感じがあるイングランドでしたが、年末年始はずーっと曇り空続きで、ロンドンから2時間弱のドライブも、靄がかかったような見通しの悪い天候で、爽快なドライブには程遠いものでした。
街自体は端から端まで500mにも満たないようなこじんまりしたところですが、落ち着いた風情の中に、チューダー様式の家々や石畳の道があったり、小さなアンティークの店が軒を並べているのは、いかにもイギリスの雰囲気が満載で、手軽で楽しい街歩きが楽しめます。
※Westストリート
※Mermaidストリート
ただ、この日はちょっとブラブラするには寒かったこともあって、我々はもっぱらTea RoomとPubで時間を過ごしました。そのTea RoomとPubがとても素敵なものでした。
最初に立ち寄ったのはセント・メアリー教会の前にある Tea Room “SIMON THE PIEMAN”(お店のHPではないですが、ご紹介HPはこちら→)。中は、2-4掛けのテーブルが6,7つほどある小さな部屋ですが、暖炉があって、店頭売りもしているケーキやティーパックではない葉っぱ入りのポット紅茶を出してくれます(イギリスのティールームでもティーパックの紅茶が出てくるところって結構あるんです)。
暖炉で薪が燃える音と虫除け(?)の電光灯のモーターの音以外はひっそりと静かなTea Roomはとても気持ちを落ち着きます。時間がいつもの1/2速で流れているような感じになります。本や雑誌を持ち込んで、1日ゆっくりしたい気がしました。(何故か、写真をとってないので、あとでがっかり。)
お茶のあとは、教会やアンティーク店をふらつきました。日本人の若い2人組の女性観光客がいらして、「かわいい~」としきりにウインドウを覗きながら言いあっておりましたが、その気持ちはとっても分かります。
※正面がセント・メアリー教会。右手がティールームです。セント・メアリー教会の時計は現在動いている世界最古の時計ということでしたが、本当?残念ながらハイストリートの写真も撮ってません。
その後に、昼食をとりにマーメイドイン(HPはこちら→)という旅籠兼レストラン兼パブへ入りました。レストランも併設されていますが、気楽な食事をしたかったので、Pubにしました。
このパブもとってもこじんまりしたスペースでしたが、暖炉で火が燃え、煙が噴出している部屋は、とても落ち着きます。一家でムール貝の白ワイン蒸し、牛のステーキ、フィッシュパイを食べましたが、どれもパブ料理とは思えないおいしさでした。入れ替わり立ち代り、地元の人や観光客が出入りしますが、皆、このパブの小部屋の風景の中に溶け込んでしまうような雰囲気にあふれています。暖炉の火が心地よく、暖炉付近に席取った私たちには、足に根が生えてしまい、動けなくなるほどです。暖炉の火って、どうしてこんなに心地よく暖かいのでしょう。
結局、街には殆ど飲み物と食事をしただけなのですが、4時間ほど滞在しました。当初は、Ryeの後、近くの街Hastingや古戦場で有名なBattleとかにも立ち寄る予定だったのですが、このライの雰囲気があまりにも良かったので、そのまま真っ直ぐロンドンに帰ることにしました。
是非、再訪したい町です。
(後日談)
Ryeから戻って、このブログとRyeに関連して2つもびっくりがありました。
1つめ、
Ryeから戻った夜に、本ブログを覗くと、普段コメントをいただいているsonyさんから新しいコメントを頂いていました。今までお互いRyeについては触れたことはないのですが、sonyさんは今年英国旅行を計画中で、Ryeには是非再訪したいとのこと。まるで、この日、私がRyeに行っていたのを見ていたかのようなタイミングのコメントで、こんな偶然もあるのだなあ、とびっくり。
2つめの、さらなるビックリは
これはまさに一昨日のこと。本ブログに何度かコメントを頂いているYoshioさんから、Mousetrapの記事へのコメントを頂いていました。そう言えば「年末年始にスペイン・イギリスを旅行されるのだったなあ。もう帰られたのかな。」と思い、Yoshioさんのブログを開いてみると、スペイン・イギリス旅行記がアップ済み。
すると、読んでびっくり。何と、同じ12月31日にRyeを訪問されているではないですか。それも同じぐらいの時間帯に、同じTea Roomに行っている。「もしかして・・・・あの日本人っぽい二人組の一人がYoshioさんだったのか・・・」。どうも、そのとおりだったようです。バーチャルな世界でのお知り合いなので、会っても通りすぎるだけの二人なのですが、偶然といえども、あまりの偶然ぶりに、心拍数が急上昇するのが、自分でも良くわかりました。
こんなことってあるのですね。まさに、ライに惹きつけられたご縁でした。
一時の寒さこそ峠を越えた感じがあるイングランドでしたが、年末年始はずーっと曇り空続きで、ロンドンから2時間弱のドライブも、靄がかかったような見通しの悪い天候で、爽快なドライブには程遠いものでした。
街自体は端から端まで500mにも満たないようなこじんまりしたところですが、落ち着いた風情の中に、チューダー様式の家々や石畳の道があったり、小さなアンティークの店が軒を並べているのは、いかにもイギリスの雰囲気が満載で、手軽で楽しい街歩きが楽しめます。
※Westストリート
※Mermaidストリート
ただ、この日はちょっとブラブラするには寒かったこともあって、我々はもっぱらTea RoomとPubで時間を過ごしました。そのTea RoomとPubがとても素敵なものでした。
最初に立ち寄ったのはセント・メアリー教会の前にある Tea Room “SIMON THE PIEMAN”(お店のHPではないですが、ご紹介HPはこちら→)。中は、2-4掛けのテーブルが6,7つほどある小さな部屋ですが、暖炉があって、店頭売りもしているケーキやティーパックではない葉っぱ入りのポット紅茶を出してくれます(イギリスのティールームでもティーパックの紅茶が出てくるところって結構あるんです)。
暖炉で薪が燃える音と虫除け(?)の電光灯のモーターの音以外はひっそりと静かなTea Roomはとても気持ちを落ち着きます。時間がいつもの1/2速で流れているような感じになります。本や雑誌を持ち込んで、1日ゆっくりしたい気がしました。(何故か、写真をとってないので、あとでがっかり。)
お茶のあとは、教会やアンティーク店をふらつきました。日本人の若い2人組の女性観光客がいらして、「かわいい~」としきりにウインドウを覗きながら言いあっておりましたが、その気持ちはとっても分かります。
※正面がセント・メアリー教会。右手がティールームです。セント・メアリー教会の時計は現在動いている世界最古の時計ということでしたが、本当?残念ながらハイストリートの写真も撮ってません。
その後に、昼食をとりにマーメイドイン(HPはこちら→)という旅籠兼レストラン兼パブへ入りました。レストランも併設されていますが、気楽な食事をしたかったので、Pubにしました。
このパブもとってもこじんまりしたスペースでしたが、暖炉で火が燃え、煙が噴出している部屋は、とても落ち着きます。一家でムール貝の白ワイン蒸し、牛のステーキ、フィッシュパイを食べましたが、どれもパブ料理とは思えないおいしさでした。入れ替わり立ち代り、地元の人や観光客が出入りしますが、皆、このパブの小部屋の風景の中に溶け込んでしまうような雰囲気にあふれています。暖炉の火が心地よく、暖炉付近に席取った私たちには、足に根が生えてしまい、動けなくなるほどです。暖炉の火って、どうしてこんなに心地よく暖かいのでしょう。
結局、街には殆ど飲み物と食事をしただけなのですが、4時間ほど滞在しました。当初は、Ryeの後、近くの街Hastingや古戦場で有名なBattleとかにも立ち寄る予定だったのですが、このライの雰囲気があまりにも良かったので、そのまま真っ直ぐロンドンに帰ることにしました。
是非、再訪したい町です。
(後日談)
Ryeから戻って、このブログとRyeに関連して2つもびっくりがありました。
1つめ、
Ryeから戻った夜に、本ブログを覗くと、普段コメントをいただいているsonyさんから新しいコメントを頂いていました。今までお互いRyeについては触れたことはないのですが、sonyさんは今年英国旅行を計画中で、Ryeには是非再訪したいとのこと。まるで、この日、私がRyeに行っていたのを見ていたかのようなタイミングのコメントで、こんな偶然もあるのだなあ、とびっくり。
2つめの、さらなるビックリは
これはまさに一昨日のこと。本ブログに何度かコメントを頂いているYoshioさんから、Mousetrapの記事へのコメントを頂いていました。そう言えば「年末年始にスペイン・イギリスを旅行されるのだったなあ。もう帰られたのかな。」と思い、Yoshioさんのブログを開いてみると、スペイン・イギリス旅行記がアップ済み。
すると、読んでびっくり。何と、同じ12月31日にRyeを訪問されているではないですか。それも同じぐらいの時間帯に、同じTea Roomに行っている。「もしかして・・・・あの日本人っぽい二人組の一人がYoshioさんだったのか・・・」。どうも、そのとおりだったようです。バーチャルな世界でのお知り合いなので、会っても通りすぎるだけの二人なのですが、偶然といえども、あまりの偶然ぶりに、心拍数が急上昇するのが、自分でも良くわかりました。
こんなことってあるのですね。まさに、ライに惹きつけられたご縁でした。