我が家のベランダには水平気味(少し上向き)にSD330を突き出して、その先端から1m程度のワイヤーをぶら下げています。
1m程度のワイヤーの根本側には4回位輪を入れて短縮コイルも入れています。
このアンテナの特性を測ってみました。
ハイバンドの18,21MHzは
18MHz帯のほうがアースとの相性とか良いのでしょうか、SWRが低め。
21MHzはインピーダンスが低い。
どちらもバンド内全体で許容範囲でカバーできます。
14MHzは調子良いですね。最下点1.07です。
10MHzもまあまあです。バンド全体をカバーできます。
7MHzです。真ん中あたりに最下点を持ってくると両端がSWR2近くになります。
これは運用する周波数にコイルを再調整して合わせないといけませんね。
CWのときはこのような感じになるよう、コイルを出します。
もし、上の端の方で運用したいときはこのようにコイルをほんの少し縮めて同調周波数を上げます。
いずれもSWR1.2程度で収まっていて優秀です。
最後に3.5MHzです。スパンを見比べてみてください。
実用になりそうな帯域は10kHz程度だということがわかると思います。
なのでQSYするたびにコイルの微調整が必要です。
SD-330は電動モーターでコイルを可変するのでシャック内から調整可能です。
受信のざわつきが最大になったところで止めればだいたい合ってます。
さらに送信して無線機のSWR表示を見ながら微調整することでほぼ上記の状態まで持っていけます。
全部の周波数でモノバンドホイップとして動作します。
半端なマルチバンドのアンテナよりは特性が良いと思います。
高いようで一本で数本分の働きをするのでお得なアンテナだと思います。
エレメントを延長しているので、3.5MHzや7MHzの戦闘力は上がっていますが、逆に24MHz、28MHz、50MHz(はオプションの短いエレメントが必要)はエレメントが1/4λより長いためSWRは落ちません。
出たいときは先端の延長エレメントを外すか、別にホイップを立ててしまう方が楽かも。
最後に、21MHzに合わせているときのスミスチャートを御覧ください。
ここから読み取れることはなんでしょう。私もよく解りません。
RHM-12にロングロッド組んでみました
お願いを断る。円満で楽しい交信に水を差す。
この精神的負担はかなり堪えるものです。
相手も面白くない。
だから交換しない人は交信しなくなる。仲間とだけ話すだけ。どんどん萎んでいきます。
先端はこうしてます。
釣竿先端のリリアンを通して首を絞めます。
タイラップはリピートタイ(再利用可)です。
用意するものはグラスロッド4.5m
本当は足付けといって一度金属部分を目の細かいサンドペーパーで傷をつけて塗装の食いつきを良くするべきなのですが、半端に剥がれたらシンナーで拭けばピカピカ元通りに戻る余地も残して足付けはしませんでした。
今日は用事があったので仕事お休みして、用を済ませたあとに相模川の河川敷に行ってCPATUの試験運用をしてきました。