アマチュア無線局 JO1KVS

運用やグッズ、その他思いついたことを書き込んでいます。役に立たない独り言ですがよろしくお願いします。

DDR2

2015年02月25日 18時39分04秒 | アマチュア無線

 先日のDDR3という記事から紆余曲折、結局DDR2でトータル4GBにRAMの増設を実施しました。

 結果! グッと快適にサクサク動くようになりました。

 でも少し変。HDDの常時アクセスが続いています。ん??

 どうやらHDD丸ごとバックアップソフトが動いていたみたい。
 これを一日一回、早朝にと設定を変えてみたら、超快適に!!。
 もしかしてこっちのほうが主原因だったかも。 

 ハムログは、スパッと立ち上がります。
 これだよこれ! という感じです。

 いろんなソフトが「応答なし」状態になっていた現象はすっかり無くなりました~。

 もっと早く着手すべきでした。
 安く買った超動作の遅いノートパソコンも増設の余地があるのでチャレンジしてみます。
 今度は間違えないように説明書で確認してメモリー買います。
 今月は、メモリー増設月間となりました。 

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CW Skimmer で自動記録してみる

2015年02月25日 00時06分23秒 | アマチュア無線

CW skimmer は、CWを受信しながら符号を解読し、CQを出している局名をTelnetサーバーとして送出する機能(よくわかんないけど)があります。
この機能を自分のPC内のコンテストロギングソフト CTest-Winに送ることで、ただ受信しているだけで運用周波数の上下の局のリストが出来上がり、誰がどこに出ているか解り、クリックするだけでそこにQSY出来たりと、コンテストの運用に役立ちます。 
少し前のCQ誌の記事で知りました。 

リグのフィルタを3kHzとか広めにすれば上下の局を広く拾い集めます。SDRならもっと幅広く拾い集めることが出来ます。VFOを手動で時折り動かせばさらにその周辺を拾い集めます。その様子を見ているだけで面白いです。

先ほど、18.070MHz付近を受信しっぱなしにして CW Skimmer から出力されたデータはこんな感じ。

Connecting to 127.0.0.1:7300
Welcome to the CW Skimmer Telnet cluster port!
CW Skimmer 1.8 is operated by , in ()
Please enter your callsign:
JO1KVS de SKIMMER 2015-02-24 10:29Z CwSkimmer >
DX de -#: 18070.0 BG3UPA 33 dB 27 WPM CQ 1029Z
DX de -#: 18070.0 DL9MS 35 dB 27 WPM 1034Z
DX de -#: 18071.2 BG3UPA 22 dB 26 WPM CQ 1035Z
DX de -#: 18071.2 DL3YA 22 dB 26 WPM 1036Z
DX de -#: 18071.0 SM4EMO 20 dB 27 WPM 1038Z
DX de -#: 18071.0 SM4EMO 20 dB 28 WPM CQ 1038Z
DX de -#: 18070.0 DL3YA 33 dB 27 WPM 1039Z
DX de -#: 18070.2 US5CCO 15 dB 25 WPM DE 1041Z
DX de -#: 18070.0 DL6CMK 36 dB 14 WPM 1042Z
DX de -#: 18070.0 BG3UPA 35 dB 29 WPM CQ 1044Z
DX de -#: 18070.0 OM3EY 35 dB 28 WPM 1044Z
DX de -#: 18071.2 RX6AM 25 dB 28 WPM 1047Z
DX de -#: 18070.5 EE4E 11 dB 10 WPM 1051Z
DX de -#: 18069.7 EE5V 3 dB 7 WPM 1113Z
DX de -#: 18070.5 NT6S 3 dB 5 WPM 1115Z
DX de -#: 18069.7 UR5E 3 dB 7 WPM 1125Z
DX de -#: 18071.0 JH1DLD 19 dB 6 WPM DE 1136Z
DX de -#: 18069.7 UT5A 3 dB 4 WPM 1202Z
DX de -#: 18071.0 LU7YS 17 dB 26 WPM 1219Z
DX de -#: 18069.7 ES4A 3 dB 14 WPM 1435Z
DX de -#: 18070.0 RX6AM 33 dB 6 WPM 1457Z

ヨーロッパメインですね。南米も居ますねぇ~。WPM値が異常に遅いのはノイズを拾った間違いの可能性高いですね。EEとかNTは誤認識でしょう。LU7は本物かも。

放置してログを取るのは初めてやってみましたが、これは結構面白いかもしれません。 

リグの周波数データを複数のソフトで利用するのは一工夫必要です。当局は、VSPEというポートを複数に分けるエミュレーターソフトで ハムログ、CW Skimmer、CTest-Win、MMVARIなどに同時につなぐことに成功しています。ただこれ、32bitのWindowsなら無料なのですが、64bit版のほうは有料らしく、Win7 64bitのノートパソコンではやっていません。

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KX3をタブレットで遊んでみる

2015年02月23日 18時48分03秒 | アマチュア無線

KX3はUSBケーブルでパソコンとつなぐことが出来ますが、このコードをそのまま使って、マイクロUSBに変換してつないでみると、KX3用のアプリでいろんな操作が楽しめます。

もともとKX3はスイッチ類、ダイヤル類が全部デジタル。アナログの素子は使われていません。ボリュームもメインダイルもみんなエンコーダー。無限回転するやつです。KX3は親切なことにこの操作がほぼすべてUSBケーブルを介して行うことが出来るのです。

リグ自身が解読したCW信号、リグの画面では文字数が少なすぎてあっという間に流れて消えてしまうのですが、アプリには何行にも渡って表示出来るので、読み落とすことが無い、とか、とっても便利に操作できてしまいます。

メモリーキーヤーも、リグの6個のメモリーを送ったりする操作も出来るし、アプリ側にもっと沢山の文を書いておいて、それを送出することも出来てしまう。KX3がスーパーKX3になるんです。

Android用にもいくつかアプリがあるのですが、これ、Android端末のマイクロUSB端子が、マウスが動かせる外部とのやりとりが出来る仕様になっていないと使えません。
うちのスマホは大丈夫でしたが、タブレットは非対応のため、せっかく大きな画面で使いやすいのに残念でした。

という訳で、近所のパソコンショップでタブレットがお得に売っていたので、変換ケーブルとマウスを持って行き、展示商品でマウスが動くかどうか試させてもらいました。欲しかった機種でちゃんと動いたので、即効ゲット。8インチのタブレットを買いました。
しばらく練習を兼ねて使い込んでみます。 

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28MHz 大爆発

2015年02月22日 18時34分47秒 | アマチュア無線

日曜の午後3時前に城山湖へ。
この日は暖かくなるという天気予報は大ハズレで、寒々しい天気でした。
そんな中、集まった人たちと適当に過ごしました。
変形して調子の悪かった50MHzの自作電圧給電アンテナのコイルをいじりながら再調整したりしていたら、ある局の車の中の無線機が賑わっていました。聞いてみたら28MHzとのこと。なんか凄いオープンしてる。

というわけで、28MHzの電圧給電を引っ張りだし、5.4mの釣り竿に絡めて立ててみました。
聞こえる聞こえる、なになに?、南米、東南アジア、オセアニア、ヨーロッパ、みんな聞こえまくっています。急に開けたみたい。
では!とFT817でF5(フランス)を呼んでみたところ、何度か聞き返されつつ不成立。 

そうだ、とこのアンテナをそのまま車の屋根の塩ビジョイントに挿し込んで、ルーフにドーンと約5mのアンテナを設置。
リグは車内のIC7000M。これでリトライ。
一発で59-59の交信が出来ました。さっきQRPで呼んだ人?今もQRP?とか聞かれてどう答えてよいやら。
50W、モービル(よく考えたらモービルじゃないですね)、と応えました。QTHと名前も聞かれてドキドキでした。
他にもヨーロッパの局と交信して、アンテナを隣の車につないで、隣の局に楽しんでもらい、その間に広げたお店を撤収しました。

コンディションがめまぐるしく変わる中、アンテナを立てたり動かしたりと結構忙しく楽しめました。
そうそう、今日初めてC4FMのロールコールに参加しました。城山湖M半固定と筑波山で交信できました。

今日は50MHzでもDXが開けたようですね。

各局ありがとうございました。 

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DDR3

2015年02月19日 00時32分10秒 | アマチュア無線

うちの主力パソコンはかなり前に買ったCPUがCore2DuoのWindowsVistaモデルです。
ある頃からメモリーが不足しているのか、HDDのスワップがほぼ常に発生、パソコンの動作が遅い遅い。
何か裏で動作していると思われる時は右クリックのメニューが出るのに1分以上待つこともあったりします。
買って数年は全然調子良かったのに~。
リカバリーかけちゃえば元に戻るのかも知れませんが・・・

512MBのメモリーが4つ入っていてトータル2GB。これでは少ないということで、8GB分メモリーを買って、入れ替えることにしました。
で、普通に買ったメモリー、入れてみようとしたら~、なんか違う!

あら~、パソコンに入っていたのはDDR2のタイプでした~。DDR3は使えません。ガ━━(;゜Д゜)━━ン!!

これはこれで自作パソコンにでも挑戦して使いましょうか・・・。
すぐにヤフオクで中古のDDR2を落札しました。

(;´д`)トホホ… 

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磯玉網シャフトの活用

2015年02月16日 20時35分01秒 | アマチュア無線

磯釣りで使われている玉網(タモ)、このシャフトは釣り竿よりも全然固くてマストに使うのに頼もしい。
モービルホイップをてっぺんに付けるくらいなら楽々です。
ただ、下向きに伸ばすのが本来の使い方。真上に重いものを押し上げるのには向いていないので、落ちてこないように各節が不用意に縮まないよう対策をして使う必要があります。
もうほとんどグラス製は手に入らず、カーボンが含まれているのが普通です。
(エレメントを這わす使い方には向いていませんので、エレメント用途ならグラスの釣り竿を探しましょう。)
4~5mの長さなら柄だけで2000円とか、網も付いて2000円とかで手に入ります。
中には7mとか8mのものもあります。
これをアルミマストで実現しようとすると半端ないお値段になってしまいますから、軽いものを高く上げるのならこの方がお得ですね。
逆Vダイポールの頂点に、とか、ヘンテナとかスカイドアアンテナにも向いていると思います。
超軽量タイプの50MHzデルタループなら支えられるでしょう。 

玉網のシャフトの先端には網を付けるためのネジ穴が開いています。
規格は インチネジ W(ウィット)1/2 です。
ホームセンターで簡単にこのネジを手に入れることが出来ます。

金属の平板に、このネジとMコネが付けられるよう加工にチャレンジしています。 
うまく出来たら公開します。 

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VCHアンテナを引っ張りだしてみました

2015年02月15日 20時41分40秒 | アマチュア無線

以前しばらく使い込みつつも、機嫌を取るのが難しくて出番の少なくなっていたVCHアンテナを再び引っ張りだしてみました。

きっかけは、近頃開局した局長さんが、釣り竿に電線を絡めたワイヤーアンテナを活用していているのですが、「チューナーで騙しても同調していないアンテナは少々聞こえても所詮飛ばないから、きちんと同調させることが大切、その上でチューナーを使う」、という話題になったから。

たまたまその話題の時、車にVCHアンテナがあったことを思い出し、引っ張りだして、ペットボトルに巻いたコイルを披露したのです。
見せるだけではなくて、ちゃんと受信して見せて、ロングワイヤーと比較してみせました。
4m程の18MHzにドンピシャのワイヤーアンテナで7MHzを受信しても、沢山聞こえますがメーターの振りはイマイチ。
全長は大差ないのですが、上の方にペットボトルコイルを入れたVCHアンテナで受信するとさすが同調しているアンテナ、全然強く受信出来ました。
ちなみに、12~3mのロングワイヤーでもチューナーを通して受信してみましたが、だいたいVCHアンテナと同じ感じの強さで受信出来ました。 この長さは多くのバンドでチューナーでSWRが落とせる長さとして結構多用されている長さで7メガは調子いいですね。

せっかく出したのだからと、コイルの巻数を細かく調整(ショートさせる)して、希望の周波数に合わせる場所をマークしてみました。
ペットボトルには30回巻いてあります。
7MHzは28.5回巻いた位置、10MHzは9回くらいのところだったかな。14MHzは・・・コイルをショートしてキャンセルしても13MHz台にしかあがってきません。そこでコールドエレメントを約半分になるようにたたんでみると・・・14MHzの少し上辺り、ちょうどいいところに同調点が動いてきました。得意のオフセンター給電状態になりました。
ちなみにこれ以上高い周波数には同調させるのは結構厳しそうなので、ここまでで諦めましたが、まだいけるかな・・・。

18MHz、21MHzはいい感じのアンテナが完成済み。主な短波帯はカバーしました。 

いずれにしてもアンテナアナライザー様々です。ぐっと作業が楽になります。

この手のアンテナは再現性がイマイチ。設置する度に機嫌が変わるんです。アンバランスアンテナの弱いところです。
しばらく同じ場所、同じ設置方法で使ってみて、 再現性を高めてみようかと思います。

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高尾山冬そば号と城山湖までのハイキング

2015年02月14日 20時14分15秒 | アマチュア無線

毎年恒例、京王線のイベント列車、高尾山冬そば号に乗って、城山湖までハイキングしてきました~。
歩いた軌跡はAPRSの通り。今年はFT1Dでビーコン出しながら歩きました。

 

ここをクリックしてみてください。
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJO1KVS-7&timerange=21600&tail=21600

京王線はトラブルで一時運休になり、北野駅で待っていましたが冬そば号がなかなか来ません。40分以上遅れて来ました。その後も遅れて高尾山口駅には予定より一時間遅れての到着となりました。

今日はこんなにおみやげをいただきました。

お蕎麦屋さんはいつもならまだ開店していないお店にも、電車が遅れたおかげで挑戦出来ました。
既に待っている先客多数でしたが待つことにして、鴨南蛮を美味しくいただきました。


続いてハイキングです。高尾南稜コース。スタートがいつもより遅いのでスタスタと歩きました。
途中デジタル簡易無線、特定小電力、アマチュア無線で交信も楽しみました。
城山湖を見下ろす草戸山で休憩。スープを作って持ってきた暖かいボイルしたソーセージを食べながらちょっと無線運用もしました。

対岸のいつもの無線仲間のところまで歩いて合流。午後4時過ぎにゴールです。
皆さんのおかげで楽しく過ごすことが出来ました。

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本日は京王線の「高尾山冬そば号」に乗ったあと、高尾南陵コースで城山湖へ

2015年02月14日 09時44分49秒 | アマチュア無線

これから出発します。

ハイキングは12時くらいから、APRS出して歩きます。
八王子のレピーターを聞いていることが多いと思います。
439.66MHz
ワイヤーズは #0555 ルームで 全国からつながります。
お声がけください。

では!!

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FT817で短波帯9交信

2015年02月13日 23時18分10秒 | アマチュア無線

本日は平日ではありましたが、休暇をいただき、城山湖で運用しました。
真冬の日中、ずっと外にテーブルを置いて寒風に晒されつつ。Hi
昼過ぎの2時間位は暖かかったですが、その前後はとっても寒かったです。

リグはFT817、2.5W又は5W、アンテナはアレックスループアンテナ(マグネチックループアンテナです)。 

たったこれだけのプアな設備ですが、短波帯で9交信しました。
7MHzのSSBでも交信に成功しています。かなり聞き取るのに苦労されている様子で、ご迷惑をおかけしました。

7MHz CW 3交信 SSB 1交信
10MHz CW 2交信
18MHz CW 1交信 SSB 1交信
21MHz SSB 1交信

交信した相手局の運用地は
静岡県島田市、鹿児島県大島郡伊仙町、岡山県岡山市、富山県射水市、サイパンのテニアン島、石川県金沢市、岡山県岡山市、宮城県伊具郡丸森町、沖縄県那覇市(交信順)
でした。

交信いただいた皆さん、ありがとうございました。
 

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モービル同士の交信に適したバンドは 144MHz帯?

2015年02月12日 10時51分23秒 | アマチュア無線

城山湖には大勢のモービル無線局が集まりますが、午後5時で閉門のため、みんな一斉に帰ります。
その際、今日はどうもありがとうございました~と皆さんと交信し、丘陵地帯をそれぞれの帰路へと散っていきます。
その際、いろんなバンドを試してきたのですが、どのバンドがどんな感じで伝わるのか、それなりに体験が蓄積されてきたのでレポートします。
記事の順番は周波数順ではなく、交信実験の歴史順です。 

特定小電力トランシーバー 422MHz帯 10mW の場合
トランシーバーを直接持っての運転はいけないので、ダッシュボードに据え付けて、スピーカーマイクを接続しての交信。
これはもう、見える範囲までは保証出来ますが、見えないところに行ってしまうと厳しい。
10mWですが結構健闘し、数百メートルは山とか建物とかで遮られなければ全然平気です。
みんなで県道まで降りたところで「ではまた~、お気をつけて~」でした。
数年前はよくこれで解散モービルやってました。聞こえなくなったらおしまいなので潔い交信でした。
でもでも、特小も見通しさえあればよく飛ぶので、9km離れた自宅のベランダから、この城山湖解散モービルと交信出来ましたし、特小あなどれないんですよ。 富士山頂と自宅ベランダからでも交信出来ますし。

パーソナル無線 903~905MHz帯 5W の場合
430の倍以上の周波数、かなり癖のある電波で、直進性が非常に強く、山陰に入ってしまうとまだ近いのに劇的に弱くなってしまいます。
いくら5W出ているとは言えすぐに厳しくなって笑っちゃいました。(当方のアンテナがよく無かったからかも知れません)
県道まで出てそれぞれの方向に散り、少しは話せましたが、何か山などを挟んだ途端に交信が厳しくなり交信終了。 
ちなみに相手局が赤城山の上の方にいらした時は、関越自動車道で結構な距離をそこそこの時間交信できましたから、直進性は抜群です。 この周波数帯はプラチナバンドとして携帯電話に変わっていきます。より高い周波数を使っている携帯電話にとってはプラチナなんですね。

アマチュア無線 430MHz帯の場合
ゲインのあるアンテナ、パワーの出る無線機が使えるのでかなり実用的に交信が出来ます。が、山を超えたりすると厳しくなります。ビームアンテナ、山岳反射などを使えば違うのでしょうが、モービル同士だと逆方向に行った車が山を超えるともう交信がすぐ苦しくなります。パーソナルよりはかなり持ちますが傾向は似た感じで、走り出して十数分後には同じ方向の車とだけの交信になってしまいます。 
高いところを走るととんでもなく遠くに飛んで行くのもこのバンドの特徴ですね。 

デジタル簡易無線 350MHz帯 デジタルモード の場合
この無線は買って手続きを終えれば誰でも使える無線です。5Wも出て外部アンテナも使える。これは凄いことです。430MHzよりも波長は長いし、期待できるバンドです。実際ハンディ機と八木アンテナを担ぎあげて遠くと交信しておられる方が沢山いらっしゃいまして、想像していたよりも山越え、山間に強く、430とも一味違う飛びが報告されています。
モービル同士ではどうでしょう・・・。430MHzに近い感じで、信号が弱い時は音が変になる(ケロる)とか、全く無音になるとか、そんなことが起きます。5Wまでということもあって、通常使用では実用性は十分ありますが、430MHzでの解散モービルと大差ないと言うか、アンテナ、パワーでやはり劣るというか、音もアナログと比べれば悪いので聞きづらいというか、そんな感じです。 (あまり褒めてないですね(笑))
正直350MHz帯がアナログだったらもっと面白いだろうに、と思います。 

アマチュア無線 144MHz帯の場合
430と同様にゲインのあるアンテア、パワーの出る無線機が使えるだけでなく、伝搬特性が車での運用にマッチしているためか、非常によく交信できます。二山くらい越えてもちゃんと聞こえてつながります。その辺りの障害物、遮蔽物は難なく回り込んで信号も強く交信できます。さすが移動通信の黄金バンド、すべてのバランスが最高です。城山湖解散モービルも、430MHzの数倍距離が離れても交信が出来るので、いつまでも終わらない感じになりました。 
走行時に感じるQSBも波長が3倍になった分おおらかな感じになって430のようにパサパサ激しくありません。3倍の波になったわけではなく、まろやかにもなっています。直進性が低くなっているということが体験できます。
私はこれを「電波が柔らかい」と表現しますが、あるOMさんは「足が伸びる」と表現しています。
以前よく奥多摩から帰ってくるときに羽村の局長さんと交信したのですが、山間部で430だと厳しくなって通信不能ギリギリになった時に144MHzに切り替えたら59オーバーになった、なんてことは常でした。

アマチュア無線 29MHz帯FMの場合
144MHzと比べると波長が5倍も長いので、電波の質は大きく変わります。ボヤーッと包まれるような飛び方。 ただ、この周波数になると、車ではゲインのあるアンテナが使えない、電波があまり地面に沿って進んでくれない(感じ)で、遠くに離れるとかなり弱くなってしまいます。柔らかさから言えば山間部向きですが、利得と直進性の弱さがデメリット。
山間部向けと言えば林業では市民無線のトランシーバーが、やはり山の裏にも届いて役に立つそうです。それと27MHz帯と言えば違法CB、ではなくて、漁業無線。船同士の相性はかなり良いようです。船なら波長に見合ったアンテナも立てられますし、水平線の向こうにもこの周波数帯の電波は楽に届くからです。 

アマチュア無線 50MHz帯FMの場合
144MHzよりも電波が柔らかく(主観での表現) 、直進性もそこそこある。FM放送の電波と近いので飛びもそっくり。これは期待出来そうな周波数帯です。ところが1.4mのアンテナで利得ゼロ、しかもそのアンテナでは打ち上げ角もそんなに低くならない、次は2.1mの短縮ノンラジアル。これを使えば結構いけますが、誰でも付けられるサイズではない。
電波の柔らかさで山越えも結構いけるのですが、いかんせん、この周波数になるとノイズが増えてしまう。弱い電波が雑音に潜ってしまうのです。
雑音に強いSSBモードにすると真価を発揮しますが、50MHzのSSBに出れるようにするにはお金がかかりますし。
と言うわけで、かなりいけるのですが、総合的に144MHzのFMを上回らずという感じです。 

番外編 アマチュア無線 7MHzの場合
7MHzの交信は電離層反射での交信が通常で、グランドウェーブでの交信はほとんどありませんが、ある時コンテストのために高いところから運用されていた方と、私が麓の山間部をモービルで走っていた時に交信していただいたことがあります。それが凄かった。
山間部では上記のどのバンドでも地形の影響で車の動きに合わせてQSBが発生します。
ところが!7MHzでは全く感じなかったのです。ず~っと安定した信号強度。谷間のカーブをアンテナを揺らしながらロケーションの悪いところを走り回っていたので当然起きると思っていたのですが・・・。
波長40m(振幅もそれなりに大きいはず)の大きな電波に包まれていた感じでした。 
二台で少し離れて山間部を走行するときに、是非7MHzでの交信、試してみてください。面白いですよ。 

番外編 波長(というか直進性か?)とトンネル
モービルでトンネルに入ると、たちまち外の信号が聞こえなくなりますが、430MHzだと出入口方向からの電波はしばらく聞こえたり、トンネル内同士の交信も楽々です。でも短波帯だとトンネル内交信もかなり厳しくなります。電波が飛ぶには波長ごとにそれなりの空間が必要だ、と言うことが体感できます。

アマチュア無線は常に楽しい実験ですね。

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テーブルサイドの釣り竿アンテナの調整

2015年02月11日 18時53分09秒 | アマチュア無線

本日は、キャンプ用のテーブルサイドに立てた釣り竿にエレメントを這わせて、釣り竿先端からテーブルまでちょうどいい長さをエレメントとして固定し、ラジアルの長さで好みの周波数に合わせる調整を行いました。

釣り竿は5.4mのもの。テーブルの高さを引くと4.5mくらいがエレメントの長さとなりました。
これにラジアルを一本、適当につけて地面に這わせ、長さを調整していくと、14MHzの運用バンドにドンピシャとなりました。
次にこのラジアルを外して、もう少し短いラジアルを垂らして地面に這わせ、18MHzに同調させます。
14の方はSWRがすごく落ちるポイントがありましたが、18の方はグッとオフセットになるためか、最下点で1.5でした。
しかも18MHzのほうはラジアルが大変短く仕上がって、オフセットももう限界だなぁという感じでした。

デュアル化も試みましたが、エレメントが元々14MHzの1/4波長ということもあってか、ラジアルがカウンターポイズとして鏡面効果を発揮してしまうとすぐに14MHz専用アンテナに化けてしまいます。デュアル化は断念しました。

続いて21MHzにはどうかと挑戦しましたが、相当短く切り詰めて同調周波数を近づけていくとSWRがどんどん上昇。もうインピーダンスが高くなってマッチングなしでは無理、という領域になってしまったようです。

というわけで本日作ったアンテナは14MHz、18MHz用となりました。(前にもこんなのが出来てましたね~。)

次の機会には4.5mの釣り竿を使って、18MHz、21MHz、3.9mの釣り竿で24MHz、28MHz用のアンテナを作ってみようと思います。
センター給電の呪縛から解かれると、アンテナ作りはかなり楽になります。 

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18MHzのバンド上限は 18.168MHz はみ出し注意

2015年02月11日 11時46分09秒 | アマチュア無線

連日18MHzが賑わってますね。
Eスポではなく、F層反射で国内と交信が出来ているのでしょう。
NICTを見てもEスポの存在は確認できません。

そんな18MHzですが、賑わうと、18.166とか、167とか、168でQRVされる方がチラホラ見られます。
これ、LSBモードならはみ出ないのですが、ここではUSBモードですから、上側波帯がはみ出てオフバンド運用になってしまいます。
168なんて、丸々オフバンドです。

これを聞くととっても注意したくなるのですが~
注意したら自分もオフバンドになってしまうので出来ません。
CWでオフバンドにならない位置から QSY DOWN とでも打てばいいんでしょうかねぇ。
注意している局が居たのを聞いたことがあるのですが、それに対して、ここはバンド内だからいいんだ、なんて間違えている局が出てきて反論したりと、なんだかなぁ状態になっていたこともありました。

結局のところ、SSB(USB)で運用するなら、リグの表示で18.165MHzが上限です。 気を付けましょう。
バンド幅の狭い18MHzならではの問題ですね。 

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最も寒い日は2月に

2015年02月10日 23時07分25秒 | アマチュア無線

大寒を過ぎてから本当に寒い日はやってきますね。
今日はこの冬一番寒さを感じる通勤でした。
(風はそんなに強くなかったのでもっともっと寒い日があり得ますけど。)

今年の通勤の冬着は、例年ならスーツ、ジャケットの上にダウンコートですが、今年の服装は・・・
山用のウェアの真似をして、薄めのものを重ね着する作戦をやっています。

シャツの上にライトダウン(薄めの軽いダウン)、その上に裏地付きのウィンドブレーカー。どちらもモンベル製、ある年とある年の福袋に入っていたもの。あとはマフラーと手袋。これだけ。(スーツはサボってます)
どちらも薄めの軽い上着なので着心地もとても軽い。電車に乗って暑かったら一枚脱いでクルクルっと丸めてギュッとバックに押し込める。 
温度調整も楽々。ウィンドブレーカーは多少の雨なら耐えられる。

これがなかなか良い。今日の寒さも平気でした。 
薄めのウェアの重ね着はなかなか良いですよ。
移動運用でも活躍しそうです。 

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結局防寒靴

2015年02月09日 00時40分42秒 | アマチュア無線
土曜日の夕方、大型釣具店に行って来ました。
ロッドケースを買いに。
RadixのバンザイアンテナRDL30のエレメントを収納するケースが無かったので。
無事ビッタリサイズをゲット。
その後防寒靴を試し履き。
ロッドケースと一緒にレジを通過。
買ってしまいました。
これで城山湖は完ぺきです。

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