ハンディ機用のホイップ、純正、社外品、手持ちのいろいろなアンテナを、アンテナアナライザBR-510Dに取り付けてSWRを測定してみました。
本体とのバランス、ボディアース等との関係もあるでしょうし、この結果がすべてではありませんのでご了承ください。
144/430のアンテナは、メーカー純正品はたいていどちらもバンド内にストンとSWRが落ちるところがありますが、意外と430が落ちないのも結構ありました。430はアナライザの反応もクリチカルな感じなので、落ちないからといって使えないアンテナではなさそうですが・・・。
某社の50・144・430・1200の4バンドアンテナ、これは430がとても良いのですが50と144がダメダメです。1200を測ることはできないので不明ですが、実際の運用で不自由ないのでまあまあなのでしょう。
無線機の体との位置関係などによっては使えるのかもしれませんが、アナライザを置いた状態、持った状態、いずれも改善することはありませんでした。
とても優秀だったのが昔買った、コメットのCH-600MX。144も430もしっかり落ちてますしバンド幅も広い。実際FT817に取り付けて室内で受信してみると、妙によく聞こえるなぁと違いを感じていたアンテナでした。Sが全然違うんです。唯一重いところが難点。純正アンテナはやはり430イマイチ落ちていません。
やはりアナライザでSWRが落ちているアンテナは性能も良いようです。
モービルホイップでSWRが落ちないアンテナは今のところありませんが、ハンディ機のアンテナはマルチバンドであってもどのバンドも絶好調というのはあまり無いようです。買ってみないとわからないところもつらいのですが、結果が良いものをバンド別に選択して使うのが良いようです。