MMANAはアンテナの動作をシミュレーションできるソフト。
これで事前に性能や寸法を知ることができます。
最適化と言って、アンテナの長さやエレメントの配置など、沢山の組み合わせを計算した上で自分が望んでいる性能のものを導き出すことも出来ます。
FB比を重視したいとか、ゲインを重視したいとか、SWRにこだわりたいとか。
もっともSWRはマッチングでなんとかなるので、マッチングなしでSWR1.0を目指すのはあまり意味が無いかも知れません。
すでに用意されているいくつかのアンテナの寸法を変えたりして、他のバンドのアンテナにしたりすると結構面白い。
50MHzの3エレを作ってみると、昔の3エレって、導波器、輻射器、反射器が等間隔に近く並んでいた記憶があるのですが、これでゲインを上げていくと、導波器と輻射器が非常に近く、反射器だけが遠く離れた形になりました。4エレにすると見た目のバランスがいい感じになります。
こんなことが試せるのもMMANAの面白いところ。
先日使ったヘックスビームも適当に入れてみたのですが・・・なかなか自分の書いた絵ではFB比が上がりません・・・。
ダンポールというグラスファイバーの軽い棒を使って50MHz用を自作してみようかな~と思っています。半径1mに収まります。小型でありながら2エレという素晴らしいアンテナになるはずです。