ワンレバー式の混合栓。
締め具合が良くなくてポタポタと止まりません
おもりをぶら下げれば止まりますが、放っておいても改善する事はないので対応することにしました。虫歯と同じですね。
こんな時はYouTube。
同じことやっている人を調べてみました。
元栓さえ閉めれば私の持っている道具で何とかなりそう。
一度メーカー、品番を調べるために分解にチャレンジしました。
部品に印字された番号では見つかりませんでしたが見た目と寸法が同じのものがTOTO製で見つかりましたのでこれをAmazonで取り寄せました。
届いた部品はこれ。
左の白いのは新たに買う必要は無いのですが割れたりしたら替えが無いのも困るので同時に取り寄せました。
それでは元栓を閉めて交換に挑戦です。
まずはレバーを外します。
はめてあるだけなので真上に引き上げれば外れます。
外れました。
このような状態になります。
このような状態になります。
外側のカバーのスパナがかけられるところに工具を当てて回して外します。
この道具は口が常に平行なプライヤー。プライヤーレンチと言うものです。
モービル基台の座金を締める際にも活躍しますし、掴みにも使えるのでモンキーよりも便利。
クニペックス社の物が有名です。
一家に一つ、いかがでしょうか。
自転車の調整でも活躍しますよ。
カバーを回し始めると同時にこの白い部品が飛んで外れます。無くしたり割ったりしないように気を付けましょう。
と言うか、先に外すべきものですね。
カバーを外すとこんな感じです。
交換したいカートリッジはギュッとはまっているので金属の爪を差し込んでこじって浮かせます。
手で持ち上がるようになります。
そのまま抜き去ります。
水が満ちているので何らかの方法で水を除去します。
私は大きめのスポイトで抜き取りました。
布をかけても毛細管現象で抜くことが出来ますよ。
奥に見える二つの赤茶色の輪はゴムのパーツ、その中に金属の輪、その下にバネが入っています。
ピンセットで抜き取りました。
割りばし刺しても取れそうです。
取り出した部品です。
輪はゴムの中に残っています。
輪はゴムの中に残っています。
こちらは新品。
ゴムの形、頭の縞がしっかりしています。
新しいパーツをピンセットに通してからピンセットごと差し込んでガイドとし、指で押し込みました。
割りばしでも可。
ゴムの位置が合うように向きを整えてカートリッジをセットします。
向きは間違えないように出来ています。
入れた様子。
ギュッと上から押し込みます。
カバーを乗せて回して締めます。
白い部品をセットします。
カートリッジの突起が合う向き、且つ白い部品の突起が上面にあるようにセットします。
しっかり押し込みます。
最後にレバーを押し込んで完了。
レバーを締めた位置にしてから元栓を開けます。
直りました~。
とても動きも軽くなりしっかり水漏れも無くなりました。
交換したパーツ。
他にピンセット、カッターナイフ(爪を使用)、スポイトを使いました。
家の水道全体を止めたので作業中は洗い物が出来ません。
ウエットティッシュとか側に用意しておくと良いと思います。
分解した際に綺麗にしたくなるものが結構あるので。
以上、お役に立てば幸いです。