移動運用でのFT8をやってみました。
まず、移動運用で使っているマウスコンピューターのcore i5モデルのセッティングから。
FT8のソフトも入っていませんし、リグのドライバーも入っていません。
リグはIC7100Mを使う前提でセッティングです。
1 USBドライバーをセッティング
ICOMさんのサイトからドライバーをインストールしました。
これでつなぐだけで認識してくれます。
USBケーブルをつなぐだけで、リグコントロールと音声のやりとりが出来ちゃいます。
一昔前のインターフェースが必要だった頃と比べたら超簡単です。IC7200発売以降のリグは全部出来ます。
2 CI-Ⅴの分岐
FT8運用だけなら分岐は必要ないかも知れません。FT8ソフトとJT-Linkerで、すべて必要な情報はハムログにパス出来るので。
ただ、FT8以外の運用時はハムログにもCI-Ⅴを送りたいので、1ポートを複数のソフトで使うために分配ソフト(エミュレーター)をセッティングします。
無線機からは2ポート出てますからソフト2つまでならなんとかなるのですが、コンテストロギングソフトやCWSkimmerも同時にとなると足りませんのでやっておくに越したことはありません。VSPEというエミュレーターで分岐します。すでに導入しているので新しくIC-7100のポートをみんながつなげる番号に設定しました。
ボーレートちゃんと合わせないと動きません。VSPEは19200が好きなので、9600にわざわざ直す必要があります。
3 JTDXのインストール
タワー型パソコンですでに使っているのでこの導入は簡単でした。
セッティングメニューにはIC7100にあった情報を登録します。
色味はまだデフォルトのまま。あとで直します。
4 JTLinkerのインストール
実はこれ、1交信もしていないと結構苦労します。
ADIFログをまだ持っていないので。
JO1KVS/P では未交信だから。
1交信は普通に交信して、出来たADIFログファイルを指定しました。
5 ハムログの修正
ハムログにデータを打ち込んでもなぜかレポートが59になってしまう。
59デシベルのはずもなく。
はい、FT8モードのときは任意の文字3桁を受け付けるよう、ハムログの設定メニューに FT8=*** を書き加えました。
ここまでやればかなり快適に動きます。
JTDXの起動が5秒以上何も反応が無いので、じっくり待つ必要はありましたが。
最初時計が狂っていたので復調できず・・・ノートあるあるかもしれませんね。
という訳で無事に動作したので実際に外に持ち出して運用してみようと、一式車に積んで城山湖へ向かいました。
Σ(゚д゚lll)ガーン、閉鎖続行中でした。
仕方ないので郵便局の本局に寄って、QSLカードパンパンのレターパックプラス520を預け、その足で西八王子のハムショップへ。
しばし歓談の後、折角だからとFT8移動フルセットを展開。アンテナを接続させていただいて、お店で移動運用させていただきました。
自宅もお店も八王子市内なので呼ぶ側からしたら面白くもなんともないのですが・・・
お店でもFT8の実演は初めてらしく、そこそこ喜ばれ?ました。
7MHz、10MHz、18MHz、21MHzでオンエアしました。ハワイとの交信で終えて撤収してまいりました。
eQSLのほうも JO1KVS/P というアカウントを追加して、ログはそちらにアップしました。
素直にJO1KVS/P宛にeQSLを送っていただければすんなり照合される仕組みです。
日曜日は別の場所でモービル半固定から出てみようかな。