アマチュア無線は電波が聞こえた、届いたことを喜ぶ趣味。
相手は同じアマチュア無線局。人間ですから、お互い気持ちよく、喜びを分かち合う交信を心がけたいですね。
という訳で同好の仲間ですから、のんびりと楽しい話題で盛り上がりたい時もあれば、とにかく短時間に沢山交信したい時もあります。
それぞれにスタイルがありますから、交換する情報にもこだわりがあったりします。
それはそれでOKなのですが、交信のペースはCQを出している側がリードするものだと思います。
呼ぶ局はそれに合わせるのがスマート。
同じくらいの情報量を交換するのがいいですね。
さて、とにかくたくさんの局と交信したい時、多くの局に沢山呼ばれて1交信の時間を短くしたい時、そんな時は最低限の情報を交換し、サッと終えるのがFBです。
この時は、相手のコールサイン、自局のコールサインは1交信中に一回ちゃんと届けばいいわけで、何度も言う必要はありません。まして一回の送信の最初と最後に2回言う必要は全くありません。語呂や調子がいいからと、つい言ってしまうのはわかりますが、状況に応じてグッと堪えてサッと交信することも出来る、これが大切。全交信内容のかなりの時間をこれで潰している人が結構居たりします。
自分は弱小局ですから、10回、20回呼んでやっと拾ってもらえるような立場。ですからこの無駄が かなり 気になります。
私が拾ってもらった場合は、他の待っている方に配慮して、相手のコールサインと自局のコールサインは数回のマイクバックの中でも一回のみ。相手のコールサインは省略することもあります。名前が判明していればそれを活用し、「◯◯さん、了解しました。ありがとうございました。」みたいに去ります。
特にこの去り際が長い局の多いこと。多いこと。
前にも書きましたが 「たくさんの局がお待ちのようなので本日はショートで失礼致します。」 これも無駄。CQを出している側があえて高速交信にしないのならOKですが、私はこのセリフはまず言いません。全員がこれを言ったら、その累積たるやもの凄い時間になりますから~。
電波を使用するということは資源を占有しているということ。特に次を待っている人が多い時は 送信時間は短いほどFB なのです。
これ、出来ていな人はすでに習慣になってしまっているので、徹底的に訓練しなければ直りません。
往生際のいい、潔い終え方の出来る局になろうじゃありませんか。(賛同する方だけでもね(笑))