毎年恒例のイベント。
南極からの電波が聞けるチャンス。
今年も相模川で受信にチャレンジしました。
車に巨大なヘックスビームやポール、タイヤベースなどを積み込む予定でしたが、連日の無線車仕様作業でとっ散らかり、風も強そうだったのでDXに強い垂直系のアンテナ、MP-1改を持っていきました。
エレメントを21MHzの1/4λ、約3.5mに合わせ、付属のカウンターポイズを四方向に展開。
SWRもバッチリ落ちました。
17時過ぎにJARL本部の信号が聞こえました。しばらく南極からの応答はありません。バンドのコンディションは悪く他の交信もほとんど聞こえてきません。
今年は残念かな?と思っていたら、ノイズの中から男性の声らしき音が聞こえ出しました。
これはもしや!!
その信号は徐々に強くなってきて内容が聞き取れるようになってきました。
「こちらは8J1RL南極昭和基地です。」
と言っています。
しばらく聞いているとSメーターも5くらい、しっかり振ってメリットも4~5に。
やりました。
今年は聞こえました。
JARL本部はノイズが多いのか苦戦している様子でしたが、50Wでの交信は比較的スムーズで、10Wだと大変苦労している様子でした。
ニュースでは全員交信出来たようで、よかったですね。
QSBを伴って地球の裏側から飛んでくる電波にとても魅力を感じた一時でした。