アマチュア無線の手続き簡略化などの改正案についてパブコメ募集が出ているようです。
結構関心の高い内容なので注目ですね。
概ね、私達の望んでいた方向のようです。
ワイヤレス人材育成という目的で、早く、気軽に、ということになっていますが、一部はFT8の大ブームとFT8の仕様変更が引き金になっていると思われるものもあります。
無線機にパソコンをつなぐ、マイク端子から音声を入れる、マイク端子と同じような端子から音声を入れる、USB等の端子から音声を入れる場合、難しい手続きを必要としました。所詮は音声、リグのモードはSSBでしか無く、こんなことに面倒な手続きが必要でした。
特にFT8を始めるからと変更申請が増え、さらにFT8のソフト側の仕様変更でこれまでの工事設計が全員変更!なんて出されたたまったもんじゃない、と総通さんが音を上げて、この時から無線機ごとにあれこれ書く必要が無くなり、総合的な備考に一言書き加えれば良いに変わりました。
FT8は旧態依然のあまり意味の無かった手続きを変えてくれましたね。
今回はさらにいろいろ簡略化がされそうです。
私が望むのは、特に上級の資格の人は、アマチュア業務のすべてが可、なのですから、従事者免許と共に、コールサインと「すべてのアマチュア業務」とだけ書かれた免許状を交付してくれれば良いのです。3アマ、4アマには、その資格で限られている範囲を書いた免許状を交付する。アメリカの免許制度みたいなものですね。
昔から叫ばれている包括免許ってやつですね。
包括コード、というものが出たときに、やった~~~あれ~~~~違った~~~~~、って感じでしたね。
実際コールサインは局の名前ですが、個人を特定する名前として使われているわけですから。
私はJO1KVSです、と言うのは免許状的には間違っています。私はJO1KVSという無線局の局長です、が正解です。
でも実際は前者が通用します。
ってことは、もう個人にコールサインを割り当ててしまえば良いのだと思います。
そうなれば、他人の無線機を借りても自分がオペレートする限り自分のコールサイン。他所様のお宅にお邪魔してオペレートしても自分のコールサイン。
アマチュア無線に限り、局の免許、という概念を無くしてしまうのです。
それが出来るのがアマチュア無線の免許証の特権というわけです。
販売店は、資格を確認してから売ること。個人取引もね。
4アマ、3アマで100W機使っている人、山ほど居るでしょ。だって販売台数のほとんどが100W機だったんですよ。1アマ、2アマなんて少ないのに。
そんなことをやっていたから包括免許されないんです。信頼を裏切ってきたのはアマチュア無線家の方なのですから。売っている業者もね。
反省して、ちゃんと10W機、50W機に買い替えてください。あと移動で100W機使うのは誰でもダメですからね。
なんか話題が変わっちゃった。